美容整形について

何故、他院の失敗手術の修正手術をすることを嫌がるクリニックや医者が多いのか?

高須クリニックには、他院で手術を受けて失敗され、修正手術希望で来院される患者様が非常に多いです。そのような患者様の話を聞くと、「高須クリニックを予約する前に、他のクリニックにも何軒か電話したんですが、『うちのクリニックは他院で受けた手術の修正は受け付けていません』と言われ、断られてしまいました」「他院にも何軒かカウンセリングに行ったのですが、『他院の失敗手術の修正は専門ではなく、あまり得意でないので、できれば別のクリニックに行っていただけますか?』と言われ、断られたので、高須クリニックに来ました」などとおっしゃることが多いです。

また、「高須クリニック以外にも別のクリニックにカウンセリングに行ったのですが、嫌そうな態度をとられ、なんか手術したくなさそうだったので、そこで手術するのはやめてここに来ました」などとおっしゃる患者様もいらっしゃいます。何故、こんなにも他院の失敗手術の修正手術をすることを嫌がるクリニックや医者が多いのでしょうか

理由は主に、
  • ①技術的に難しいから
  • ②儲からないから
  • ③裁判などのトラブルに巻き込まれる可能性があるから
の3つです。

以下に、それぞれの理由について詳しく解説します。

①「技術的に難しいから」

他院で失敗された症例の修正手術は非常に難しいです。二重まぶたなどの目元の手術にせよ、鼻の手術にせよ、豊胸手術などバストの手術にせよ、脂肪吸引にせよ、一度手術した部位は、表面に傷跡があり、内部は瘢痕組織ができているため、硬くなっています。手術を繰り返せば繰り返すだけ瘢痕は硬くなっていくため、一般的に、手術の難易度は上がっていき、仕上がりが綺麗になりにくくなっていきます。

具体例を挙げると、他院で鼻にL型シリコンプロテーゼを入れられた後、プロテーゼが上に移動して、拘縮を起こし、鼻先が上に向いてしまった例などです。その場合、安全なI型シリコンプロテーゼに入れ替えて、鼻先を下げるように耳介軟骨を移植することが多いのですが、瘢痕ができて拘縮して上に上がっている鼻先を下に向けるのは高度な技術がいります。

一方、修正手術ではない通常の手術(初回手術)は、傷跡や瘢痕組織がないため、皮膚や組織が柔らかく、手術がやり易いです。何も手がつけられていない正常な解剖であるため、特殊なケースを除けば、教科書通りの手術をすることによって、安定した結果を得ることができます。

そのため、手術の技術レベルが低い医者、手術に自信がない医者、経験の浅い医者は、難しい他院の手術の修正手術を避け、比較的難易度が低くて安全な初回手術だけをやる傾向にあります

②「儲からないから」

他院の失敗手術の修正手術を引き受けると、初回手術だけをやる場合に比べ、売上げが上がらず、利益が出にくいです。初回手術のカウンセリングをした場合、ほとんどの患者様は手術の適応がありますが、修正手術希望の患者様は手術の適応外になることがあり、その場合、カウンセリングだけして、何もせずにお帰りいただくことになります。

具体例を挙げると、二重まぶた切開法で幅を広くし過ぎてしまった患者様が、二重の幅を狭くしたいと希望されるケースなどがあります。前医の手術で、上まぶたの皮膚を切除していない場合or切除した皮膚の量が少ない場合、脂肪を切除していない場合or切除した脂肪の量が少ない場合などでは、前回の手術の切開線の傷跡を含めて皮膚を切除し、新たな二重のラインを下に作るように内部処理を行えば、二重の幅を狭く修正することができます。また、まぶたの開きがあまり良くなければ、眼瞼下垂手術をすることにより、目を開けたときの二重の幅を狭くすることができます。

しかし、前医の手術で、上まぶたの皮膚を大量に切除されている場合は、それ以上皮膚を切除してしまうと、目を閉じることができなくなるので、皮膚を切除して幅を狭くする修正手術ができない場合があります。その場合、まぶたの開きがあまり良くなければ、眼瞼下垂手術をすることにより、二重の幅を狭くすることができることがありますが、既にまぶたの開きが良ければ、それ以上まぶたの開きを良くしてしまうと、ビックリしたようなギョロ目になったり、黒目の上の白目が見えてしまう上三白眼になってしまうので、結果として、修正手術が何もできないことになります。

修正手術をすることができない場合、診察、カウンセリングで、修正手術ができない理由を説明し、納得していただき、お帰りいただくことになります。その場合、当然手術代金は入らないので、クリニックの売り上げは0です。クリニックの経営には、人件費、家賃、材料費、メンテナンス費などが常時かかるので、売り上げ0円のことに時間と労力を割くということは、利益はマイナスであり、経営的には痛手になります

修正不能の患者様に、「せっかく来ていただいて申し訳ありませんが、修正手術をすることはできません」とお伝えすることは、伝える医者にとって大変辛いことであり、患者様はもっと辛いです。中には、なかなか納得してくださらず、何故修正手術が不可能なのか、時間をかけて説明しても帰ってくださらない患者様もいらっしゃいます。

診察を受けても修正手術ができない可能性があることは、電話予約、メール予約の際にきちんとお伝えするようにしているのですが、それでもなかなか納得してくださらず、最終的には患者様も医者も無言になり、沈黙の時間だけが延々と流れる状態になってしまいます(そうなると、診察する医者も本当に辛いです)。

そういった理由で、お金儲け主義で、効率よく合理的に利益をあげようとする医者やクリニックは、予約の段階で最初から他院で受けた手術の修正手術を断ることにしている場合が多いです。

③「裁判などのトラブルに巻き込まれる可能性があるから」

他院で受けた失敗手術を修正しようとして手を出すと、修正手術した医者が裁判などのトラブルに巻き込まれてしまうことがあります。具体例を挙げると、他院で目頭切開を受け、涙丘(目頭の赤い粘膜の部分)が丸見えになって、寄り目でキツい印象になった上に、大きくて汚い傷跡が残った症例に修正手術をしたケースです。そのような症例の場合、例えば、V-Y法で蒙古襞形成を行い、必要な分だけ涙丘を隠し、目と目の間隔を広げ、柔らかい印象になるように修正手術をすることがあります。

その場合、医者は手術前のカウンセリングで、「蒙古襞を作ることにより、丸見えになっている赤い粘膜の部分が隠れ、キツい印象が解消されます。」「目と目の距離が広がるので、寄り目が解消されます。」「傷跡に関しては、前医の手術の傷跡がかなり大きくて汚いので、完全に綺麗にすることはできず、傷跡を切除縫縮した分だけわずかにマシになる程度です」などのことを説明します。

手術後に、説明した通りになったら、ほとんどの患者様は、「目がキツい印象でなくなりました。傷跡はまだ多少気になるけど、前の手術の傷跡が酷すぎたのでしょうがないですよね。でも前よりは良くなったので修正手術して良かったです。」とおっしゃいます。

しかし、患者様の中には、手術前に説明した通りになっても、術後にトラブルになってしまうことがあります。粘膜が丸見えで寄り目でキツい印象がなくって、傷跡が少しマシになっても、あくまでまだ汚い傷跡はあるため、完全に不満は解消されておらず、美容整形による後遺症が残っているからです。

美容整形による後遺症が残っていれば、知り合いに、「傷が汚いね」「手術したのバレバレだね」「完全に失敗だね」などと言われたり、周囲の人達に陰口を言われ、嫌な思いをすることもあるかもしれません。

もともとうつ病やうつ病気質の患者様の場合、被害妄想が強くなります。もともとうつ病でなくても、それらが引き金で不眠症やうつ病を発症すると、やはり被害妄想が強くなります。恋人に振られたり、人間関係や仕事が上手くいかなかったりすると、仮にその原因が目頭の傷跡でなく、本人の人格に問題がある場合でも、上手くいかないのは全て目頭の傷跡のせいだと思い込んでしまいます。

すると、中には、「目頭の傷跡が余計に酷くなった!」「目頭の傷跡のせいで仕事をクビになったのは先生のせいだ!」「先生が手術したせいで不眠症になってうつ病を発症した!」などと言われて、怒りの矛先が全て修正手術をした医者の方に向けられ、トラブルになることもあります。最悪の場合、患者様が修正手術をした医者を裁判で訴える可能性もあります

その場合、根本的な原因を作ったのは前医なのに、すでに修正手術をしているので、前医の手術に問題があったことを証明するのが難しくなります。結果的に、前医は失敗手術をしたのに、手術代金は稼いだうえに、無罪放免で、責任は修正手術をした後医に転嫁されたことになります。そういったこともあり、他院の失敗手術の修正手術は、初回手術に比べ、トラブルに巻き込まる可能性が圧倒的に高く、他院の修正手術を引き受けることを避ける医者やクリニックが多いです

以上、①②③の理由から、他院の失敗手術の修正手術をすることを嫌がったり、最初から断る医者やクリニックが多いというのが、今の日本の美容外科の現状です。しかし、高須クリニックは他院の失敗手術の修正手術をすることを嫌がったり、最初からお断りすることは絶対にしません。修正手術をしてくれるクリニックがなければ、困っている患者様、泣いている患者様がとりつく島もなく、浮浪し続けることになってしまいます。

他院で失敗された患者様は、高いお金を払った上に、悪い結果にされてしまった、本当に可哀想な被害者なのです。高須クリニックは、悩める患者様達の最後の駆け込み寺でなければなりません。そのためにも、手術技術レベルの高い医者を揃え、常日頃精進し、利益だけを追求せず、患者様に幸せに導くことを第一に考えています

症例写真
■他院で受けた生理食塩水バッグ挿入施術(右側は破裂)の修正 コヒーシブシリコンジェルバッグに入れ替え




症例写真
■他院で入れたL型プロテーゼをI型プロテーゼに入れ替えて修正した症例写真


(2ヶ月後)


(2ヶ月後)


(2ヶ月後)

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