ボディの施術について

バストの脂肪注入豊胸は何cup大きくすることができるのか?

よくメールのお問い合わせなどで、「バストの脂肪注入を考えているのですが、何cup大きくすることができますか?」「現在Acupなんですが、脂肪注入でEcupにすることは可能ですか?」などのご質問をいただきます。
私の答えは、「脂肪注入でどれだけバストを大きくできるかは、どれだけ脂肪吸引で脂肪を採ることができるかということと、どれだけ脂肪を注入するキャパシティがバストにあるかによります。平均的な体形の女性だと、だいたい1cupくらい大きくするのが限界であることが多いです。」です。

バストの脂肪注入は、大量の脂肪吸引を行うことによって初めて可能になる手術なので、太っていてたくさん皮下脂肪がついている人でないとすることができません。また、脂肪吸引は、お腹まわりでも、二の腕でも、太ももやお尻でも、脂肪を採りすぎてしまうと、採ったところの皮膚が弛んだり、凸凹になったりしてしまうので、採りすぎないように、ある程度皮下脂肪を残す必要があります
また、ベイザーやミケランジェロのような超音波で溶解してから吸引した脂肪では、脂肪細胞が破壊されており、生着率が著しく落ちてしまうので、脂肪注入に用いる脂肪はあくまで超音波カニューレを使わず、通常のカニューレで時間をかけて丁寧に吸引する必要があります。ただでさえ脂肪吸引である程度皮下脂肪を残して脂肪を採らないといけないので、脂肪注入で十分にバストを大きくするためには、相当な量の皮下脂肪がついている必要があります。

平均的な体形の女性の場合、1cupくらい大きくするのが限界

平均的な体形の女性は、身長158cmだと、だいたい体重54kgぐらいです。そのような体形の女性の二の腕、お腹回り、太ももやお尻から脂肪吸引をして脂肪をかき集めて、せいぜい800ccぐらいです。高須クリニックの場合、吸引した脂肪をコンデンス法で、余分な水分、トリグリセライドなどを除去し、良質な脂肪細胞と脂肪幹細胞だけに濃縮します。濃縮すると、800ccあった吸引脂肪は、だいたい300ccくらいになります。300ccの脂肪にPRP(血小板成長因子)を混ぜ、左右のバストに150ccずつマルチプルインジェクション法で細かく丁寧に注入します。150ccずつ注入した脂肪は、50~60%生着するので、だいたい80ccずつの脂肪が生着して残り、約1cup大きくなることになります。どれだけ最新の技術を用いて、丁寧に注入しても、脂肪の生着率はせいぜい50~60%です(高須クリニックでは最新の技術を用い、可能な限り生着率を高めるようにしています)。よく脂肪注入の広告で、「当院のバスト脂肪注入の生着率は80~90%です」とうたっているクリニックがありますが、そのような高い生着率は現実的に不可能です。ときどき、バストの脂肪注入は、お腹回りや太ももの脂肪がそのままのボリュームでバストに移動すると思っている方がいらっしゃいますが、実際にバストに残るのは、採った脂肪の5分の1くらいなのです。

一度に注入できる量にも限界がある

元のバストの大きさによって、一度に注入できる脂肪の量にも限界があります。バストの脂肪注入はたくさん注入し過ぎると、注入した脂肪が綺麗に生着せず、嚢胞を形成し、しこりになって残ってしまうことがあります。そのため、元のバストのキャパシティ(容量)によって、必要以上に脂肪を注入し過ぎないようにしなければなりません。元のバストが大きかったり、皮膚のゆとりがあれば片方300ccくらい注入することができますが、元のバストが小さい人は、片方150ccくらい入れるのが限界であることもあります。片方300cc注入すると、最終的に1.5~2cupくらい大きくなります。そのため、脂肪注入で一度にバストを大きくできるのは、吸引する脂肪が十分にあり、尚且つバストのキャパシティも十分にある人で、せいぜい2cupが限界ということになります。

吸引する脂肪が大量にある人は、2回目の脂肪注入をすることができる

すごく太っている人だと、一度バストの脂肪注入をした後、まだ吸引する脂肪があり、2回目の脂肪注入をすることができます。その場合、私に関しては、1回目と2回目の間は、最低3ヶ月は空けるようにしています。

脂肪注入でバストを極端に大きくすることはできない

脂肪注入でバストをしっかり大きくするには、脂肪吸引するための皮下脂肪がたくさんあること、バストに注入するためのキャパシティが十分にあることの2つの条件を満たしていなければなりません。しかし、バストが小さくて悩んでいる人で、この2つの条件を十分に満たしている人はなかなかいらっしゃいません。そもそもバストのボリュームの約9割が脂肪で構成されているため、バストが小さい人は、痩せていて皮下脂肪が少ないことが多いのです。ときどきバスト脂肪注入希望の患者様で、「私、とる脂肪なら身体中いくらでもあります」と仰る方がいらっしゃいますが、実際診察すると、お腹やお尻の皮膚が弛んでいるだけで、脂肪のボリューム自体はほとんどないことが多いです。

症例写真
■脂肪注入術(マルチプルインジェクション法) 左右200CCずつ


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