顔の施術について

耳介軟骨移植手術の際、耳のどこから耳介軟骨を採って、耳はどのようになるのか?


鼻の耳介軟骨移植は、鼻先を出したり、鼻柱を出したりする手術です。耳介軟骨は耳の穴の中あるいは耳の後から採取します。

また、ガミースマイルを治す手術や鼻中隔延長手術の際にも耳介軟骨を採取することがあります。カウンセリングのときに患者様に耳介軟骨を採る話をするとよく、「ええ~、耳から軟骨を採るんですか~?」とか、「そんなこわいことをするんですか~?」のようにおっしゃることがあります。中には、「耳介軟骨を採ると、耳が変形したり、耳が聞こえなくなったりすることはありますか?」のように御質問される方もいらっしゃいます。人によっては、「耳から軟骨を採る」と聞くと、凄く大掛かりな手術をすると思われるのかもしれませんが、実際にはそれほど大掛かりな手術ではありません


施術後の傷跡

私に関しては、鼻先や鼻柱に耳介軟骨移植をする際は片方の耳の穴の中から、ガミースマイル手術の際は片方の耳の後から、鼻中隔延長手術の際は片方あるいは両方の耳の後から採取することが多いです

耳の穴の中から採る場合は、耳の穴の入口に局所麻酔の注射をし(一瞬チクッとするだけで、そんなに痛くありません)、耳の穴の入口に1cmほど切開して、必要な大きさの軟骨を採取します(だいたい1×1cm~1.5~1.5cmくらいです)。切開したところは細い糸で縫合して、1週間後に抜糸します。

抜糸するまでの間は、糸は耳の穴の中についているので、ほとんど目立たず、ガーゼを当てたりテーピングする必要もないので、周りの人にも気付かれにくいです。抜糸した後も、耳の穴の中の傷はほとんどわからなくなるので、傷が目立つ心配はありません。

耳の後ろから採る場合は、耳の後ろに局所麻酔の注射をし(一瞬チクッとするくらいです)、耳の後ろに1.5~2.0cmほど切開して、必要な大きさの軟骨を採取します。

切開したところは1週間後に抜糸します。抜糸するまでの間は、耳をガーゼで圧迫固定します。抜糸後はガーゼを当てる必要はなく、耳の後の傷はほとんど目立たなくなります。

耳の穴の中から採るほうが、耳の後ろから採るよりも、短時間で採れるし(耳の穴の中から採る場合は5分くらい、耳の後ろから採る場合は15分くらいです)、術後のガーゼ固定がいらず、患者様が楽なので、私に関しては耳の穴の中から採るのを第一選択にしています。

ただし、耳の穴の中から採るのは、耳の後ろから採るのに比べて、軟骨の採れる量が限られています。

そのため、移植する軟骨の量が少ない鼻先や鼻柱への耳介軟骨移植は、耳の穴の中からで十分なことが多いですが、移植する軟骨の量が多いガミースマイル手術や鼻中隔延長手術は、耳の後ろから採る必要があることが多いです。

最初に書いた通り、私に関しては、鼻先や鼻柱へ耳介軟骨移植する場合は耳の穴の中から、ガミースマイル手術や鼻中隔延長手術の場合は耳の後ろから採ることが多いですが、手術をする医師によって多少の違いはあります。

耳介軟骨を採って、耳が変形することはあるのか?」という御質問に関しては、私達は耳介軟骨を採る際、耳のフレームワーク(骨組みのこと)を残して、必要以上に軟骨を採らないようにしているので、変形する心配はまずありません

耳が聞こえなくなったりすることはあるのか?」という御質問に関しては、耳介軟骨を採るのは、あくまで耳の形を作っている外耳から採っているだけで、耳介軟骨を採る部位よりはるかに奥にある聴覚機能や平衡機能を司る器官は一切弄らないので、耳が聞こえなくなったりする心配はまずありません

症例写真
■耳介軟骨移植(鼻先を出す)


(1週間後)

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