顔の施術について

鼻にL型シリコンプロテーゼが入っている人はどうしたらよいのか?

よくメールのお問い合わせなどで、「他院で鼻にL型シリコンプロテーゼを入れたのですが、ネットで色々調べてみると、L型プロテーゼが上にずれたり、鼻先から飛び出たり、トラブルが多いということを知り、とても不安になりました。私はどうしたらよいのでしょうか?I型プロテーゼに入れ換えるべきなのでしょうか?」「他院で鼻にL型プロテーゼを入れたのですが、最近鼻先の皮膚が薄くなってきて、鼻先にプロテーゼの先端を硬く触れます。このままおいておくと、どんどん皮膚が薄くなって、プロテーゼが飛び出てしまうのでしょうか?どうしたらよいのでしょうか?」などと御質問いただきます。

L型プロテーゼは、鼻根~鼻背~鼻先まで一体になっているため、技術がない初心者の医者でも容易に鼻根から鼻先まで高くできるメリットがあります。

その反面、
  • 笑ったり、表情をつくったときに鼻先が上に上がらず、不自然になる。
  • 時間の経過と共に、プロテーゼが上に上がってきて、鼻先が上に向いて不自然になる。
  • 鼻先の皮膚に負担がかかり、鼻先の皮膚が薄くなったり、鼻先の皮膚を突き破ってプロテーゼが飛び出てしまう。
などのデメリットがあります。

そのため、現在、日本の美容外科クリニックの多くはL型プロテーゼは使用せず、安全なI型プロテーゼを使用しています。高須クリニックでももちろんI型プロテーゼを使用しています。I型プロテーゼでは鼻根~鼻背にかけて高くすることはできますが、鼻先を出すことはできないため、鼻先を出したい場合は安全性の高い耳介軟骨移植をするようにしています。

従来のL型プロテーゼ 鼻先の皮膚に負担がかかる。鼻先が上にあがってブタ鼻になりやすい。笑ったときに鼻先があがらないので不自然になる。 当院で使用しているI型プロテーゼ 皮膚に負担がかからない。ブタ鼻になりにくい。笑ったときに鼻先が自然にあがる。

それでは、他院でL型プロテーゼを入れてしまった人はどうしたらよいのでしょうか?まず、鼻先の皮膚が薄くなって、プロテーゼの先端が硬く触れる場合は、なるべく早くプロテーゼを抜くほうが良いです。そのような人は、元々鼻先の皮膚が薄い上に、その人の鼻に合っていない規格・サイズのプロテーゼが入っているため、鼻先の皮膚に強い負担がかかっている可能性が高いです。人間の皮膚は加齢と共に薄くなっていき、更に皮膚に負担がかかるようになるため、そのまま放置すると、どんどん鼻先の皮膚は薄くなっていき、最悪の場合、鼻先の皮膚を突き破って、プロテーゼが飛び出ることがあります。プロテーゼが飛び出てしまうと、鼻先の皮膚に傷跡と窪みが残って、鼻先が上に上がり、修正不能になってしまいます。そうなる前に、プロテーゼを抜くか、抜いてヒアルロン酸注射をするか、抜いてI型プロテーゼを入れるか、抜いてI型プロテーゼを入れて耳介軟骨移植もするのが良いです

鼻先の皮膚が薄くなっていなかったり、プロテーゼの先端を触れない人は、元々鼻先の皮膚が厚い人の場合や、サイズの小さいプロテーゼが入っている場合のことが多いため、すぐにプロテーゼが飛び出てしまう可能性は低いです。ただし、L型プロテーゼである以上、鼻先の皮膚に負担がかかって、皮膚が薄くなったり、飛び出たり、プロテーゼが上に上がって変形したりするリスクは少なからずあります。鼻先の皮膚が薄くなってからプロテーゼを抜くと、鼻先が窪んだり、変形が残ったりするので、そうなる前にプロテーゼを抜くか、抜いてヒアルロン酸注射をするか、抜いてI型プロテーゼに入れ換えるか、抜いてI型プロテーゼを入れて耳介軟骨移植もするのが良いです。しかし、L型プロテーゼを入れて、形も気に入っており、何も異常を感じないのに、再手術をしなければならないのは抵抗を感じる人もいると思います。そのような場合はしばらく様子をみるのも一つの選択肢ですが、リスクを抱えているのには違いはないので、異常を感じたら、早めに再手術をすべきです。

症例写真
■他院で鼻に入れたL型シリコンプロテーゼを除去   隆鼻注射(ヒアルロン酸注射)も施行


(ヒアルロン酸注射後1ヶ月)

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