顔の施術について

手術や非吸収性注入物で永久になくならない涙袋を作るのはどうなのか?


涙袋の様子

高須クリニックでは、涙袋を作る場合、ヒアルロン酸注射を用いますが、涙袋ヒアルロン酸希望の患者様のカウンセリングをしているとよく、「他院では、アクアミドやアクアジェルやバイオアルカミドなどの非吸収性で永久になくならない注入物で涙袋を作ってくれるらしいのですが、高須クリニックではやってくれないのですか?」「他院で、涙袋にシリコンや軟骨や人工のコラーゲン線維などを手術で入れて、永久になくならない涙袋を作ってくれるところがあるらしいのですが、高須クリニックではやってないのですか?」などと御質問いただきます。

結論から話すと、当院では涙袋を作る場合は長期持続型ヒアルロン酸のみを使用しており、非吸収性の注入物や手術によって永久の涙袋を作ることは行っておりません。当院で永久になくならない涙袋を作らないのには理由があります。

元々涙袋というのは、下まぶたの眼輪筋という筋肉の膨らみであり、若いときは大きく膨らみ、歳をとると膨らみがなくなって平らになるものです。涙袋は若さの象徴であり、年配の方で涙袋がある人はほとんどいません。そのため、若いときに永久になくならない涙袋を作ってしまうと、歳をとっても作った涙袋が残るため、不自然な目になったり、涙袋が下まぶたのたるみとくっついて余計に老けて見えることがあります

本来、涙袋を作るのは、ヒアルロン酸などの吸収されてなくなるものでやるべきです。当院の涙袋専用ヒアルロン酸は自然で綺麗な涙袋を作ることができるし、3~4年たっても、かなりの量が残っている長期持続型のものなので、それで十分だと思います。また、ヒアルロン酸注射であれば、万が一すぐに元に戻したくなったときに、ヒアルロニダーゼを注射すれば、簡単に戻すことができます

アクアミドやアクアジェルやバイオアルカミドなどの非吸収性の注入物で涙袋を作った場合、元に戻すことはまず不可能です。軟骨移植や人工のコラーゲン線維やその他の手術で涙袋を作った場合も、完全に元に戻すことはまず不可能です。そもそも涙袋の部分の下まぶたの皮膚は非常に薄いので、ヒアルロン酸であれ非吸収性注入物であれ手術であれ、自然で綺麗な涙袋を作るのは、経験と技術を要する難易度の高い治療です。ヒアルロン酸以外の方法で涙袋を作り、不自然にされてしまった場合は、一生その状態でいなければなりません

この記事の監修医情報
平成11年
  1. 藤田医科大学医学部卒業
平成11年
~平成13年
  1. 藤田医科大学麻酔救急科に勤務
  2. 麻酔科標榜医取得
平成13年
  1. 藤田医科大学大学院入学。
    形成外科入局。高須クリニック勤務
平成14年
  1. 群馬県立がんセンター頭頚部外科勤務
平成15年
  1. Ivo Pitanguy Institute Postgraduate Course (Brazil) 研修
平成17年
  1. 単一植毛手術の研究にて医学博士取得
平成19年
  1. 日本形成外科学会専門医取得
  2. 高須クリニック名古屋院院長

※施術方法や施術の流れに関しましては、患者様ごとにあわせて執り行いますので、各院・各医師により異なります。予めご了承ください。
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