顔の施術について

ヒアルロン酸注射は数ヶ月~数年で吸収されるといわれてますが、半永久に残る場合もあります。

ヒアルロン酸注射は、顔のシワ、鼻、顎、涙袋、バストなど、様々な部位に用います。ヒアルロン酸の種類にもよりますが、一般的には数ヶ月~数年で吸収されてなくなるといわれています。

高須クリニックでは、患者様に少しでも長い期間満足していただくために、最も長く持続するヒアルロン酸使用しており、例えば、法令線などの顔のシワに用いるものは平均して2~3年かけて吸収されるものを使用しております。しかし、ヒアルロン酸は全ての人が同じように吸収されてなくなるわけではなく、注入する部位や注入の仕方によって吸収の仕方が異なってきます

経験的に、一部位に少量注入するよりもたくさん注入する方が長く持続する傾向があります。注入したヒアルロン酸が吸収されるのは、ヒアルロン酸と接触している自分の組織から吸収されるので、一部位にたくさん注入する方が、ヒアルロン酸の容積に対する組織の接触面積の比率が小さくなり、吸収されるのが遅くなります。例えるならば、大きな氷の塊を外に置いておくと溶けてなくなるまで時間がかかりますが、氷の塊を細かく砕いて置いておくと早く溶けてなくなってしまうのと同じ原理です。そのため、鼻や法令線などにたくさん注入した場合は、人によっては10年以上経過しても、かなりの量のヒアルロン酸が残っていることがあります。

また、皮膚の深いところに注入するより、浅いところに注入する方が長く持続する傾向があります。例えば、涙袋に注入する場合、下まぶたの非常に皮膚が薄い部位の浅いところに注入するので、他の部位に比べて長く持続する傾向があり、人によっては10年以上経過してもかなりの量が残っていることがあります。

このように、注入したヒアルロン酸が10年以上持続して残っている場合は、ヒアルロン酸の周りに薄いコラーゲンの被膜が形成されて、吸収されるのを予防している状態になっているため、場合によっては半永久的に吸収されずに残る可能性が高いです。

ヒアルロン酸は、もともと体の中にある物質なので、体の中に残っても特別害はないので心配ありません。むしろ、ヒアルロン酸は保水成分なので、肌をみずみずしくする効果があります。

また、ヒアルロン酸が吸収されずに残っている人でも、もし元に戻したかったら、ヒアルロン酸分解酵素であるヒアルロニダーゼを注射すれば、簡単に元に戻すことができます。

症例のご紹介

大きな涙袋をヒアルロン酸美容整形で作った症例写真

  • Before

  • After

⾼須 幹弥 医師

担当医からのコメント

⾼須 幹弥 医師

20代女性の患者様で、もともと小さな涙袋はあったのですが、もっと大きな涙袋が欲しいということでヒアルロン酸を注入しました。
涙袋のヒアルロン酸注射は、あまり入れ過ぎでしまうと目の下のクマやタルミのようになったり、「いかにもヒアルロン酸入れています」みたいな感じになることがあるので、初めてやる方はやや控えめにやることをご提案していますが、この方はやり過ぎなくらいしっかりと入れて欲しいというご要望でした。
最近は人気のあるアイドルやモデルでもやり過ぎなくらい涙袋にヒアルロン酸を入れて大きく膨らましている方がいらっしゃるため、その方達に憧れている患者様達は当然同じように大きな涙袋を希望されます。
流行の顔というのは、その時代においてカリスマとなっているアイドル、歌手、モデル達がテレビ、雑誌、ネットなどで活躍して形成されてゆくものです。
大きな涙袋をしているアイドルがカリスマになり、様々なメディアで活躍するようになれば、当然その大きな涙袋がその時代の流行の顔のパーツとなって、そのカリスマに憧れている女子達はその涙袋を目指します。
我々はプロなので、基本的に患者様のニーズに合わせて最善を尽くすように心掛けております。
患者様が大きな涙袋を望めば、満足いただけるよう全うさせていただきます。
しかし、涙袋ヒアルロン酸希望の患者様が全てこのような大きな涙袋を希望されているわけではないので、控えめな涙袋を希望されている方にはそれ相応の涙袋を作りますので御安心ください。

症例のご紹介

注射式シワ取り 長期持続型ヒアルロン酸注入 ほほ、ほうれい線

  • Before

  • After

⾼須 幹弥 医師

担当医からのコメント

⾼須 幹弥 医師

こけている頬をふっくらさせたいというご希望で、頬と法令線にヒアルロン酸を8本注入。ヒアルロン酸のみずみずしさも加わり、肌のきめも細やかになりました。また注入後のAfter写真からもわかるようにエイジングケア効果も出ているとおもいます。

この記事の監修医情報
平成11年
  1. 藤田医科大学医学部卒業
平成11年
~平成13年
  1. 藤田医科大学麻酔救急科に勤務
  2. 麻酔科標榜医取得
平成13年
  1. 藤田医科大学大学院入学。
    形成外科入局。高須クリニック勤務
平成14年
  1. 群馬県立がんセンター頭頚部外科勤務
平成15年
  1. Ivo Pitanguy Institute Postgraduate Course (Brazil) 研修
平成17年
  1. 単一植毛手術の研究にて医学博士取得
平成19年
  1. 日本形成外科学会専門医取得
  2. 高須クリニック名古屋院院長

※施術方法や施術の流れに関しましては、患者様ごとにあわせて執り行いますので、各院・各医師により異なります。予めご了承ください。
※ホームページ上で掲載されている価格は税込表示となっております。
※当院で行う治療行為は保険診療適応外の自由診療になります。

当サイトは高須クリニック在籍医師の監修のもとで掲載しております。

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