教えて、幹弥先生!

初めて美容整形のカウンセリングを受けるのですが、準備することや注意することはありますか? 高須クリニック高須幹弥が動画で解説

初めて美容整形のカウンセリングを受けるのですが、準備することや注意することはありますか?患者様からの質問に高須幹弥がお答えします。

公開日:2016・02・15出演:高須幹弥医師
初めて美容整形のカウンセリングを受けるのですが、準備することや注意することはありますか?

A-本日はブログ読者さまからのご質問です。いつも幹弥先生のブログやYouTube 動画を楽しく見させていただいてます。私は今23歳で熊本県に住んでいます。今まで美容整形とかしたことないのですが、幹弥先生のブログや動画を見て少し勇気が出てきたので整形をしたくなってきました。本当は幹弥先生にカウンセリングしていただき、手術もしていただきたいのですが、名古屋や大阪まで行くのが厳しいため、まずは熊本や福岡にある美容整形クリニックのカウンセリングを受けてみようと考えています。美容整形のカウンセリングを受けるのが初めてで、緊張しているのですが、初めてカウンセリングを受けるに当たって注意することとか準備しておくこととかありますか。まずは目と鼻の手術を考えています。よろしくお願いいたします。とのことです。

幹弥先生分かりました。そうですね。当然、私のカウンセリングじゃなくて、熊本とか福岡のどっかのクリニックをカウンセリングしようということなんですね。

A-そうですね。

幹弥先生そうか。高須クリニックじゃないクリニックのカウンセリングを受けることになりますね。

A-そうですね。

幹弥先生となると、もし高須クリニックに来院されるんだったら、特別、気合入れなくていいんだけれど、素で、来てくれればいいですけど。

大事なのは顔の診察だったら、基本的にすっぴんで診察することになります。派手なメークをしてるとやっぱり分からないですから。コンピューターシミュレーションとかもできないし。だから化粧してきてもらってもいいんだけど、化粧をクリニックで落とす、落としてもらって診察する。あるいは最初からすっぴんで来てもらうと。

もし、化粧した顔を最初に見てほしくて、それから診察してほしいんだったら、化粧した顔で診察室入ってきてもらってもいいです。その後、化粧を落として診察することになります。

やっぱり二重なんかは化粧したときにきれいな二重になるようにとか、アイラインとか付けまつげ引いても二重だって分かるような二重にしたいっていう人多いから、化粧したときの顔を見てほしいっていう人もいるから、私のときはそういう感じでやってます。

あと、バストとかおなかとか太ももとかのボディーの診察だったら、診察してもらう所をすぐ出せる服装で来てもらったほうがいいです。それはどこのクリニックでも一緒だと思います。

あとは、美容整形、全くの初心者で、初めてのカウンセリングだったら、できる限り予習してもらったほうがいいと思います。自分が何がしたいのかっていうのをある程度頭の中で決めてからカウンセリングを受けたほうがいいと思います。

やっぱりどうしたらいいか分からないとか、どんな手術があるのか、全く分からない状態でカウンセリングすると、絞って話せないっていうのがあります。

例えば何も知識がない人が、私をかわいくしてくださいとか、ざっくりとした要望だったら、まずその人の顔の悪いところを指摘しますので、「君は一重まぶたで鼻が低くて、顎がないから、ここにヒアルロン酸入れたりシリコン入れたり、切開の手術したり。二重も切開もあって埋没もあって」って。となると何十という手術を勧めることになる。

例えば、顎を出すでもプロテーゼで出すこともできるし、ヒアルロン酸でやることもできるし、ヒアルロン酸も普通のヒアルロン酸と長期持続型があるし。それぞれのことを説明しないといけないから。

例えば、顔全部の相談となると50とか100とかの施術のことを説明しないといけなくて、それぞれの料金とかダウンタイムとか、手術時間とか説明するのは物理的に不可能ですから。カウンセリング時間内に。

だから、ある程度絞って予習したほうがいいと思います。じゃないとざっくりとした話で、終わってしまって、結局何したらいいか分からないということになることが多いから。自分は何がしたくて、それを解決するためにはどんな手術が必要なのか。かかる、受診するクリニックのホームページとか見て、二重の手術するんだったら埋没法もあって切開法もあって。あるいは目を内側に広げたいんだったら、目頭切開があってとか。料金はいくらで。どれぐらい腫れてっていうのが。どこのホームページも大体書いてあると思うから。しっかり予習するのがいいと思うんだけれど。

ただクリニックによってはホームページがすごくいい加減なところもあるから。注意しないといけないんだけれど。取りあえず高須クリニックのホームページに関しては、私が全部作ってますんで、今2000ページぐらいあるんだけれど。

ほとんどのページ全部自分が作ってるので、かなりしっかり作り込んでます。術後の経過とか注意事項とか、あと症例写真もいっぱい出してるから。うちにかかる方なんかはうちのホームページをしっかり読んでいただくと良いと思います。

よくある質問とか、高須幹弥の美容整形講座とかあって。結構みんなが知りたがってるマニアックなこととか、重箱の隅をつつくようなことまで書いてるつもりだし。あるいは動画もたくさんアップしてますんで、こうやって話してる動画もアップしてるし、手術動画とかも見て平気だったら、見ちゃうのもいいと思います。手術動画すれば、どんなことをやるのかが一目瞭然ですから。口で説明するより、何倍も分かるから。

A-そうですね。

幹弥先生ただよそのクリニックだといろんなクリニックがあって、正直、美容整形のお医者さんなんかはいい医者と悪い医者、いろんな医者がいるんだよね。普通の内科とか耳鼻科とか眼科医にかかるのとはわけが違うわけで。

やっぱりお金もうけを第一にしてやってる美容外科医って、残念ながら多いんだ。まずそういう所に行かないようにしないといけないっていうのもあるけど。どういう美容整形クリニックとか、どういうお医者さんがいいのかっていうのを私ホームページにまとめてるので、それを読んで参考にしてもらってもいいと思います。

A-なるほど。

幹弥先生あとは、私の患者さんなんかでも、よくいらっしゃるんだけど緊張して全然しゃべれなくなっちゃう人っていらっしゃる。

私の場合なんか診察して「どうしたいの、二重にしたいの、ここをこうしてこうするといいね。埋没もいいし、切開でもできる。切開のほうがいい」って話すんだけど、がちがちに緊張して何もしゃべれなくて。何もしゃべらないから、少しでも理解してもらうために私が一方的にしゃべることになる。「ここをこうして、こうするのがいい」って、「ちょっと腫れます」って、「1週間で抜糸です」って。それをカルテに書いて、「ご質問ございますか」って言って。「ありません」って言って。で、お帰りになられちゃうことがあるんだ。

で、その後、クリニックに電話かかってきて、緊張して全然しゃべれなかったので、またカウンセリングに行きたいですって二度手間になっちゃうってことがあるんだ。あるいは私のブログのコメントに質問したりとか。緊張して全然話せませんでしたって。だから緊張するのはしょうがないです。緊張するなって言ってもしちゃう人はしちゃうから。

だから前もって自分のやりたいこととか知りたいこと、あと、質問をメモしてもらうのがいいと思います。メモすれば順番にしゃべって質問してくれてもいいし、一緒にその質問用紙を読み上げながら一つ一つ答えてもいいし。

あと、なりたい顔の写真とかよく持ってこられる方いらっしゃいますね。あれも私のカウンセリングのときには大いに見せてくれればいいと思います。

ただ、絶対誤解しないでほしいのは、なりたい芸能人の顔の写真を持ってきて、こういう目にしたいとかこういう鼻にしたいって。気持ちはすごくよく分かるんだけど、やっぱり土台が違うので、全く一緒には絶対できないです。

時々患者さんで芸能人のパーツと全く一緒にできると思い込んでる人がいる。二重の幅はここが何ミリで、ここが何ミリで、目と眉毛の距離はこれぐらいで、まぶたの上はすっきりしててとか。

でも人間の顔って骨格があって、その上に筋肉があって、皮下脂肪があって、皮膚の厚みも違うし、土台が全然違うから全く一緒にはならないから、芸能人とかの写真見せて、こういうふうになりたいっていうのは、あくまでざっくりとした自分の要望の程度だと思ってもらいたいです。完璧それと一緒にするってことは不可能なんだけど。

例えば愛沢えみりちゃんの目を出して、こんな感じの幅広平行二重にしたいって言うんだったら、大体こんな感じの幅で幅広の平行二重にしたいんだなっていうのは伝わるけど。その程度だと思ってもらいたいです。全く同じ目っていうのはできないんだけど、ざっくりと大体、こんな目を希望してるっていうのを伝えるぐらいのものだと思ってもらえばいいと思います。

僕なんかは、いっぱいメモ用紙に質問事項を書いてきて質問されるのも全然 OKだし、いろんな芸能人の写真とか見せて、こういうふうになりたいとか要望されるのは全然OKなんだけど、時々そのクリニックのお医者さんなんかはそういうのは嫌がる先生もいるよね。

なんかいっぱい質問されるから、この人は細かい性格で神経質だから後で文句言ってくるんじゃないかとか。あるいは芸能人の写真見せて、こうなりたいって言ってこの通りになれると思い込んでる人なんかは、ちょっとは絶対違う形になるから後でそれで文句言ってくるんじゃないかとか警戒する医者もいるので、それも注意が必要なんだけど。

警戒されたらされたで、それはしょうがないですけど。それで嫌な顔されたら、その医者の手術受けなければよくて、帰ってまた別の医者のカウンセリングを受ければいいわけだから。それはそれでしょうがないと思います。

あと、お金もうけ目的のぼったくりの医者っていうのも多いから、そういうのも警戒しないといけない。

特に、最近多いのは、二重の診察に行ったのに、「あなたは眼瞼下垂だから眼瞼下垂の手術が必要だ」って言って、高い眼瞼下垂の手術を勧めたりとか。平行型二重を希望した人に「あなたは目頭切開も一緒にやらないと、二重の手術だけでは平行型にならない」って言って、本当は二重の手術だけでなるのに、違う手術もトッピングしたりするから。そういうのも気を付けないといけないんだけれど、なかなか美容整形初心者の人だとそういう医者も見抜けないこともあるから。

怪しいなって思ったらその日は手術しないで、他のクリニックのお医者さんのカウンセリングも受けたほうがいいかも分からないです。

A-なるほど。

幹弥先生あとは、好印象を持ってもらうっていうのも大事です。

前にも話したけど、美容整形って医者と患者の関係ってお見合いする男女みたいな関係なんだ。結局お見合いって男と女初めて同士の人が会って、いろいろ趣味を話したりとか、「趣味は何ですか。好きな食べ物は何ですか」とか話して。この人だったら気が合うかなって思って、お互いが思ったら、付き合い始めて、それでも良かったら結婚するわけじゃないですか。

美容整形も一緒で、医者と患者がしっかりカウンセリングして、患者さんがこの先生だったらしっかり説明してくれるし、真面目そうだし、丁寧にやってくれそうだからこの先生の手術を受けたいなって思って。医者のほうもこの患者さん、理解力もあって、記憶力もしっかりしてるし、ちゃんとしてる人だから手術してあげたいと思って初めて手術が成立するわけなんだよね。やっぱりどっちかが、患者さんがこの先生の手術を受けたくないなって思ったら手術成立しないし。

A-そうですね。

幹弥先生逆にこの先生の手術受けたいなと思っても、医者のほうがこの患者さんはちょっと手術しないほうがいいな、手出さないほうがいいなって思ったらやんわりと断られちゃうってこともあるから。やっぱり腕のいい医者に手術を断られないように、いい印象を持ってもらうっていうのも大事だと思います。

医者のほうも横柄に感じるかも分かんないけれど、やっぱり美容整形ってそういうものなんだよね。普通にコンビニに行ってチョコレートくださいって言えば絶対売ってくれるけど、美容整形ってしっかりカウンセリングして手術してくださいって言っても、断られちゃうってことはたまにあるから。だから、普通に礼儀正しく、接すればいいと思います。

例えば、最初に診察室に入ってくるときなんかは、普通のちゃんとした医者だったら、「どうぞ、いらっしゃい。こちらのほうへどうぞ」って、笑顔で案内する。そのときも患者さんは「よろしくお願いします」って普通にあいさつすることも大事だと思います。そこでなめられないようにしようと思って、わざとぶすっとしたりすると、医者のほうも警戒しちゃって、この人なんかちょっと態度がいまいちだなって、この人手術しないほうがいいかなって、医者のほうが警戒しちゃうから。別になめられないようにしようとかしなくていいから。普通に明るく笑顔で接すればいいと思います。お願いしますってあいさつして。あとは普通に最低限の礼儀だけ守ればいいと思います。

顔の診察するわけだから、帽子を外して、サングラスとかマスクとかしてるんだったら、サングラスとマスク取って、普通に診察受ければいいんだけど。ずっと帽子かぶって、サングラスとマスクかぶって、ずっと座ってたら、何だこの人とかで診察を受ける気あるのかとか思われちゃうし。

A-そうですね。

幹弥先生例えば友達とか親とかが同席する場合なんかは、同席する人もサングラスとかマスクとか掛けて入ってくる人が、時々そういう人もいます。サングラス、外したほうがいいと思います。同席の人が目の前でマスクやサングラスとかしてたら、なんか怖いなって感じることもあるから。

A-威圧感が。

幹弥先生そう。最低限の礼儀だけ守ればいいと思います。あと必要以上に医者にごますったり、こび売ったりとかしなくていいんで。自分の聞きたいこと聞けばいいし。これ聞いたら怒られるかなとかあまり気にしなくていいと思います。

聞きたいことはどんどん聞いて、それでその医者の機嫌が悪くなったりとか、手術断られたらしょうがないんで。私なんか何聞かれても、答えれることは答えるから。「先生はこの手術、何例やってますか」とか、「先生は医者になって何年目ですか」とか。「年はいくつですか」とか、聞かれれば何でも答えれることは答えます。

ただ、「芸能人の誰々は整形してますか」とか、「今まで誰、芸能人整形しましたか」とか、プライバシーに関することで答えられないことは答えないんだけど。それ以外の答えられることは何でも答えるんで、私には何を質問してくれても大丈夫です。

ただ、あんまり細かいことを質問すると嫌がるお医者さんも中にはいます。年配で、プライドの高い先生に「先生は美容整形始めて何年目ですか」って聞かれると、なんかやだなって思う医者もいるかも分かんないけど、本当にそれが聞きたいんだったら聞けばいいと思います。それで嫌な顔されて手術断られたらしょうがないと思いますので。

A-そうですよね。

幹弥先生あとは大事なのは、カウンセリングしてるときは、やっぱり説明する医者も大事なことを説明するから、医者の説明してる最中に割って入らないってことが大事です。基本的に医者が「これこれがいいですよ。この手術はこうですよ。いかがですか、どうですか」って患者さんに聞いて、患者さんは「私はこうしたいです、ああしたいです」ってされて、「こうしたほうがいい、こういう方法もありますよ、どうですか」って。順番にキャッチボールをするのがいいです。大事なことを医者が説明しているときに割って入ってこられると、説明し切れなくて、後で聞いてないとかそういうことになるから割って入らないことが大事です。

例えば、「私は鼻を高くしたいです」って言って。「ヒアルロン酸がいいですね、あなたの場合だったらヒアルロン酸をここからこう打って、その場合は麻酔をこう、クリームを塗って、こうやって」「でもヒアルロン酸ってやると横から見て真っすぐになって不自然になるんですよね」とか、突然入ってくる人がいて。「そういうこともあるけどね」って、そうなるんですけど。そう。時々私も説明してて割って入って。

私の場合は割って入ってこられてもしょうがないから、いったん患者さんの話聞いて、「はい、分かりました。そのことに関してはこうです。先の話の続きしますね」って言って、また戻すんだけど。

たくさんしゃべることがあると、大事なこと話してる最中に割ってこられて、医者のほうはしゃべったつもりでも患者さんは聞いてないってことになって、後でそんな話聞いてないとかなるから。ちゃんとしたお医者さんも絶対患者さんが話してる最中に割って入ってきたりしなくて、患者さんが話してるときは最後までしゃべらせて、ではその場合はっていう展開に持っていくから。一個一個話して、キャッチボールを丁寧にするっていうのが大事だと思います。

A-なるほど。

幹弥先生私的にはこんな感じです。以上です。

A-きょうは先生と上手にコミュニケーションを取って自分に合った手術を受けていただけるといいですね。

幹弥先生そうですね。おうちが遠いので、ここ来れないっていうのは、しょうがないんですけど。もしも近くのクリニック何軒か行って、ここの先生たち合わないなって思ったら、私のカウンセリング予約して来ていただければいいと思いますので。

A-分かりました。では、幹弥先生、本日もありがとうございました。

幹弥先生ありがとうございました。

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