ボディの施術について

バストの脂肪注入豊胸をすると、しこりができて乳癌と間違えられることはあるのか?

バストの脂肪注入豊胸希望の患者様のカウンセリングをしていると稀に、

バストの脂肪注入をすると、しこりができて、乳癌と間違えられることがあるってネットに書いてあったんですが、本当ですか?

バストの脂肪注入をすると、乳癌ができやすくなるって人に聞いたんですが本当ですか?

などのご質問をいただきます。

まず、バストの脂肪注入豊胸をして、乳癌ができやすくなることは絶対にありません

脂肪注入豊胸は、お腹回りや太もも、お尻などの余分な皮下脂肪を吸引し、バストに注入するものです。

自分の脂肪細胞を移動させるだけであり、異物は残りません

乳癌になりやすくなることはありえないし、世界中にそのような報告もないので、心配する必要はありません。

脂肪注入をすると、しこりができて、乳癌と間違えられることがあるのか?」というご質問に関しては、まず、手術の上手な医者が正しい脂肪注入豊胸をした場合は、心配はありません

バストの脂肪注入豊胸は、良質な濃縮脂肪を細かく丁寧に無理しない範囲内の量を注入した場合は、しこりができることはまずありません。

そのため、手術の上手なベテランの医者が、無理しない範囲内の量で正しい脂肪注入豊胸を丁寧に行えば、しこり自体ができないので心配ありません。

ただし、手術の下手な医者、未熟な医者がいい加減な脂肪注入豊胸をした場合や、元のバストのキャパシティーに合わない必要以上の大量の脂肪を注入した場合などは、脂肪細胞が上手く生着することができず、しこりができてしまうことがあります

その場合、手術を受けた人が自分の胸を触るとしこりが触れるので、乳癌のしこりがあるような錯覚になり、不安になるかもしれません。

性行為のときに、相手の男性に胸を揉まれたときに、「しこりがあるけど、ひょっとしたら乳癌なんじゃない?」などと言われたら余計に不安になってしまうでしょう。

そのような場合は、乳癌検診を受けるか、乳腺科を受診すれば、マンモグラフィーや超音波などの検査を受けることにより、乳癌を否定してもらうことができる可能性が高いです。

いずれにせよ、一番大切なのは、最初からバストにしこりが残らないように、無理して大量に脂肪を注入しないように、丁寧で正しい脂肪注入をすることです。

授乳して萎んで垂れたバストに200ccずつ脂肪注入した症例写真

授乳して萎んで垂れたバストに200ccずつ脂肪注入した症例写真

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⾼須 幹弥 医師

担当医からのコメント

⾼須 幹弥 医師

30代女性の患者様で、妊娠、出産、授乳をしたことにより、萎んで垂れてしまったバストを再び大きくして張りを出したいというご要望で来院されました。

診察させていただいたところ、バストの皮膚の量に対してボリュームが少なく、確かに萎んで垂れていました。

元々Eカップはあったそうですが、授乳が終わった後にはCカップ程度になってしまったらしく、患者様はEカップまで戻したいとご希望されていました。

また、ヒアルロン酸豊胸やシリコンバッグプロテーゼによる豊胸手術は考えていなく、お尻~太ももにかけて下半身の脂肪を取り、バストに脂肪注入したいということでした。

上半身に比べ、下半身はそこそこ皮下脂肪がついていたため、ご要望通り、お尻~太もも全体にかけて満遍なく脂肪吸引し、バストに脂肪注入しました。

吸引した脂肪を濾過し、PRP血小板成長因子、脂肪幹細胞を残したまま余分な水分やトリグリセライドを除去した脂肪から、良質な脂肪のみを200ccずつ左右のバストに細かく丁寧に注入しました。

元のバストのキャパシティ容量が比較的大きかったため、200ccずつたっぷり注入することができました。

手術後6ヶ月の時点では、Eカップ程度になりました。

バストの脂肪注入豊胸でバストを大きくするには、たくさん脂肪吸引ができる皮下脂肪があるのが前提ですが、それ以外にも、バストにたくさん脂肪注入することができるキャパシティ容量があることも必要になります。

施術料金

ピュアコンデンス脂肪注入豊胸純粋濃縮脂肪注入豊胸

¥330,000(税込)※別途脂肪吸引代がかかります

【銀座高須クリニック、名古屋、大阪】

この記事の監修医情報
平成11年
  1. 藤田医科大学医学部卒業
平成11年
~平成13年
  1. 藤田医科大学麻酔救急科に勤務
  2. 麻酔科標榜医取得
平成13年
  1. 藤田医科大学大学院入学。
    形成外科入局。高須クリニック勤務
平成14年
  1. 群馬県立がんセンター頭頚部外科勤務
平成15年
  1. Ivo Pitanguy Institute Postgraduate Course (Brazil) 研修
平成17年
  1. 単一植毛手術の研究にて医学博士取得
平成19年
  1. 日本形成外科学会専門医取得
  2. 高須クリニック名古屋院院長

※施術方法や施術の流れに関しましては、患者様ごとにあわせて執り行いますので、各院・各医師により異なります。予めご了承ください。
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※当院で行う治療行為は保険診療適応外の自由診療になります。

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