顔の施術について

タレ目形成(グラマラスライン、下眼瞼下制術)をすると老けるのか?

タレ目形成(グラマラスライン、下眼瞼下制術)を受けることを考えている患者様のカウンセリングをしていると、時々、「タレ目形成をすると老けるってネットに書いてあったんですが本当ですか?」「年をとるとどうせタレ目になるんだから、若いうちにタレ目形成するのって意味なくないですか?」などのご質問をいただきます。

私の答えは、
タレ目形成手術で作るタレ目と、年をとってなるタレ目は根本的に違います
です。

タレ目形成手術は、グラマラスライン、下眼瞼下制術とも呼ばれ、下まぶたの外側のラインを下に下げる手術です。下まぶたの外側のラインが下に下がることにより得られるメリットは、
  • 下に広がった分、確実に目が大きくなる
  • 下まぶたのラインが下がることにより、グラマラスな印象の目になる
  • キツいつり目にこの手術を行うと、つり目が解消し、優しい印象の目になる
ということが挙げられます。

ちなみに、「タレ目形成をすると老ける」というのは嘘で、目が大きくなって華やかで優しい印象になるので、どちらかというと若返り効果があるくらいです。インターネット上には、「豊胸手術をして飛行機に乗るとシリコンが爆発する」などの、美容整形を面白おかしく否定的に書く人がいるので、いちいち真に受けないでくださいね。

一方、年をとるとタレ目になる人がいます。まぶたの皮膚が重い人、あまり目が窪んでいない人は、老化することにより、コメカミやまぶたの外側が下がり、タレ目になります。その場合のタレ目は、タレ目形成手術で作る下まぶたの外側を下げるタレ目とは異なり、上まぶたの外側の皮膚がたるむことによって生じるタレ目です。

老化して生じるタレ目の特徴は、
  • 上まぶたの外側の皮膚が被さることにより、三角形の老けた印象の目になる
  • 皮膚が被さる分、目が小さくなる
  • 皮膚が被さることにより、視界が狭くなる
などが挙げられます。

以上のように、タレ目形成で作るタレ目と、老化して皮膚が被さることによってなるタレ目は根本的に異なります。「タレ目形成をすると老ける」「年をとるとタレ目になるのだから、若いうちにタレ目形成するのは意味ない」という考えも間違っているので、誤解しないでくださいね

また、余談ですが、年をとって老化してもタレ目にならない人もいます。上まぶたの脂肪が少なく、目が強く窪んでいる人は、年をとってもタレ目にはなりません。そのような人は、年をとると、更に目が窪んでいくため、上まぶたの皮膚が被さるようになることはありません。皮膚が被さって、三角形の目になるように老けるのではなく、痩せて目が窪んでガイコツのようになって老けていきます。

目尻切開+たれ目形成術(グラマラスライン)で目を外側と下方に大きくした症例写真


(4ヶ月後)

⾼須 幹弥 医師

担当医からのコメント

⾼須 幹弥 医師

30代女性の患者様で、つり目を改善して、目を大きくしたいというご要望でした。
診察させていただいたところ、自然で綺麗な末広型二重で、目の開きも非常によく、軽度のつり目をしていました。
目の横幅は特別狭いほうではなく、目と目の間隔も特別離れてはいませんでした。
目を大きくする手術は、眼瞼下垂手術、目頭切開、目尻切開、たれ目形成(グラマラスライン)などがありますが、この患者様の場合、まぶたの開きは充分に良いため、眼瞼下垂手術は適応にならず、また、目頭切開よりも、目尻切開やたれ目形成のほうが適応になるため、目尻切開とたれ目形成をすることになりました。
目尻切開は目尻をW字型に切開し、外側に最大限拡げたところ、約1.5mmずつ拡がり、拡がった分は上下にも拡がるようにしました。
たれ目形成は、下まぶたの黒目より外側の部分が、自然な範囲内で最大限下がるようにし、約2mmずつ下げました。
術後はつり目が改善し、目が一回り大きくなったようになりました。
たれ目形成に目尻切開を加えると、たれ目効果に相乗作用がでるため、ニーズの多い組み合わせ手術になっています。

施術料金

目尻切開

片目¥148,500(税込)
両目¥275,000(税込)
高須幹弥医師の場合 片目¥192,500(税込)
高須幹弥医師の場合 両目¥385,000(税込)

【全院】

垂れ目(パンダ目)形成(グラマラスライン/下眼瞼下制術)

片目¥148,500(税込)
両目¥275,000(税込)
高須幹弥医師の場合 片目¥192,500(税込)
高須幹弥医師の場合 両目¥385,000(税込)

【銀座高須クリニック、横浜、名古屋、大阪】

この記事の監修医情報
平成11年
  1. 藤田医科大学医学部卒業
平成11年
~平成13年
  1. 藤田医科大学麻酔救急科に勤務
  2. 麻酔科標榜医取得
平成13年
  1. 藤田医科大学大学院入学。
    形成外科入局。高須クリニック勤務
平成14年
  1. 群馬県立がんセンター頭頚部外科勤務
平成15年
  1. Ivo Pitanguy Institute Postgraduate Course (Brazil) 研修
平成17年
  1. 単一植毛手術の研究にて医学博士取得
平成19年
  1. 日本形成外科学会専門医取得
  2. 高須クリニック名古屋院院長

※施術方法や施術の流れに関しましては、患者様ごとにあわせて執り行いますので、各院・各医師により異なります。予めご了承ください。
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