教えて、幹弥先生!

二重まぶた切開手術中、医者と看護師が喋っていたり、スタッフの話声や笑い声が聞こえてきて嫌な気分になりました 高須クリニック高須幹弥が動画で解説

他クリニックで受けた二重まぶた切開手術中、医者と看護師が喋っていたり、スタッフの話声や笑い声が聞こえてきて嫌な気分になりました。こういうクリニックの医師や看護師についてどう思いますか?患者様からの質問に高須幹弥がお答えします。

公開日:2016・03・24出演:高須幹弥医師
二重まぶた切開手術中、医者と看護師が喋っていたり、スタッフの話声や笑い声が聞こえてきて嫌な気分になりました

A-本日はブログ読者20代女性の方からのご質問です。いつも幹弥先生のブログやYouTube 動画を楽しく見させていただいております。先日、近所にある美容クリニックで、二重全切開と目頭切開を受けました。本当は幹弥先生にしていただきたかったんですが、幹弥先生の予約がいっぱいで、手術は1ヶ月以上先になるとのことだったので、どうしてもダウンタイムの取れる今、手術したかったので、他院でしてしまいました。

そこのクリニックで手術を受けているとき、私は緊張してがちがちになっていたのですが、担当の医師と付いていた看護師さんは、「今日仕事終わったら、どこご飯行く」とか「ワインがいい? 日本酒がいい?」とかずっと話していて、スタッフの笑い声とかもずっと聞こえてきました。正直すごく気分が悪かったです。おまけに二重のラインもかたがたで傷跡も目立ち、幅の左右差もあるし、全てが最悪でした。本当に後悔しています。

先生はこのクリニックの医師や看護師さんのことをどう思いますか、とのことです。

幹弥先生分かりました。そうですね、あんまり良くないです。

手術中に医者と看護師が患者さんと関係ない話をしてるわけです。今日ご飯行くとか。飲みに行くとか。それは良くないです。高須クリニックではまずあり得ないことです。

もちろん私は絶対に手術中、患者さんを交えないで、ナースと会話するとか絶対しないです。やっぱり患者さん気分悪いです。

緊張してて、手術受けて、いわばまな板の上のコイになっている状態なのに、スタッフの笑い声がしたりとか、医者とナースが仲良く何かくちゃくちゃしゃべっているってのは絶対気分悪いです。私は絶対しないです。

そこの医者はデリカシーないと思います。私が手術中にしゃべるときって、「メス」とか「麻酔、追加するからちょうだい」とか、手術に関わることか、あるいは患者さんをリラックスさせるために「大丈夫ですか」とか「うまくいってますよ」とか話します。

患者さんは乗り気になってきて「うまくいってますか」とか聞かれれば「大丈夫ですよ」って話すし、「何か面白い話してください」とか患者さん言われることがあるから、手術中をお話ししながらやることはあります。「趣味は何ですか」とか言って、会話したりとかね。
患者さんを交えて話をしてそこにナースが入ってくるとかそういうことはありますけど、患者さんを度外視して医者とナースが会話するのは絶対あり得ないです。

やっぱり患者さんっていろんな患者さんがいるわけで、中にはマイナス思考とかすごいネガティブ思考な患者さんもいて、なんかそのスタッフの笑い声が聞こえるとそれは実は私のこと笑ってるんじゃないかとか思う人って絶対いるんです。

仮に、それがたわいもない話で、自分と全然関係ない話で笑い声が聞こえても、あの人は私の顔を見て笑ってるんじゃないかとか、私がこういう写真を見せて先生にこういう顔にしてほしいって言って、それをあざ笑ってるんじゃないかとか。やっぱりネガティブに考える人いるから。患者さんのいない所で大きな声で笑うっていうのも絶対やっちゃいけないことです。

A-そうですね。

幹弥先生やっぱり結果も悪いって言ってたから、二重のラインがかたがたで傷が目立つとか左右差があるとか言ってたから、手術もあんまり上手じゃなかったのかも分からないです。あるいはそういう、その対応が悪かったから信頼関係がなくなって、医者のことを不審に思うと、やっぱり結果も悪く感じるっていうのもあります。

例えば信頼関係があるお医者さんが手術してくれて同じ結果になってたら、「まだ腫れてるからこんな感じなのかなとか、傷が汚いのはまだ時間がたってないからかな」と思うけど、やっぱりデリカシーがない対応されたから、「結果が悪いのはやっぱり手術が下手だったからじゃないか」って、それもネガティブにマイナスのほうに考えることがありますので。相当、手術する側も、神経質になってやらないといけないです。

やっぱり美容整形に来る人って、自分の顔とか体にコンプレックスを持ってて、なおかつ、そのコンプレックスを心の中でプラスに変えて生きていくことができなくて、で、医療の力を頼って自分の体にメスを入れるとか、針を刺して何かを注入するとかいうことをしようと思ってきてるわけだから、やっぱりちょっとネガティブな人ってよくいらっしゃるんです。

本当にポジティブなプラス思考の人って、何か体にコンプレックスがあってもそれをばねに生きてこうとか、気にしないで生きていこうとかプラスに転じるんだけれど。それができなくて針を刺すとかメスを入れるとかで変えようとするわけだから、やっぱりネガティブな人の比率って高いんです。

中にはすごいプラス思考で、きれいになってもっと輝く人生を送るって、すごいプラスの人もいるんだけれど、やっぱりネガティブな人も中には多いから。相当こっち側は気を付けてやらないといけないです。

私は相当気を付けてやってて、初診の患者さんなんかは絶対に冗談とか、初診の患者さんとかには言わないです、私は。世間が見て、おかしなことを言う患者さんでも絶対笑わないで真面目に聞くようにします。

例えば、40歳の男性で、結構背が高くてがっちりした人で、来て、「私、女の子みたいな顔になりたいんです」とかいう人だっているわけですよ。それを笑っちゃう医者もいると思うんです。「女の子? 君、男でしょう。アハハハハ」って。「冗談きついわ」とか言う人もいるかも分からない、医者でも。でも、患者さん本気なんです。本当に女の子みたいな可愛い顔になりたくて、180センチのがっちりした男性が来ることだってあるし。

あるいは50歳の年配の女性で、「私、ぱるるが大好きなんで、ぱるるみたいな顔になりたいんです」って来る人もいるんです。でもそれ絶対笑っちゃいけないんです。「分かりました。ぱるるですね。あなたの場合はここをこうするとぱるるっぽくなりますが、いかがでしょうか」って必ず私、真面目に話します。そこで「冗談やめてくださいよ、本気ですか」なんて言うと絶対患者さん怒っちゃうから。

だから、どんなことを言われても真面目に対応します。たまに本当に冗談でそういう言ってくる人いるんですけど。50歳の女性で、「ぱるるみたいな顔になりたいんです」って。「分かりました、ぱるるですね。実はこうするといいですよ」って言うと、「先生、冗談ですよ」って。患者さんのほうから冗談だって言うこともあって、それはそれで困るんですけど、怒らせるよりはましですから。真面目に対応することを心掛けてます。

A-なるほど。

幹弥先生やっぱりどうしても医者とか看護師とか、医療従事者って傲慢になっちゃうことあるから。患者さんがちがちに緊張してて、まな板の上のコイになってて、医者は手術するわけです。動かない人を。麻酔して、針刺して、切って、ナースも付いてってなると、なんか自分のほうが偉くなったような気分になっちゃうっていうのはある。

だけど、そこを傲慢にならないで、患者さんのためにいかに親切にするかとか考えながらやるべきであって。特に美容整形の手術ってほとんどが全身麻酔じゃなくて局所麻酔の手術だから、手術中患者さん意識あるし、ちゃんと何話してるかも耳に入ってくるし、緊張してがちがちになってネガティブ思考になっている人もいるから、気を付けることが大事で。かと言って全身麻酔の手術だったら何しゃべってもいいっていうわけじゃないですけど。

全身麻酔の手術でも変なたわいもないような話とかはしないようにはしてますけど。しょうもない話とかするとそっちに意識がいっちゃって、手の動きが遅くなったりとか、注意深いことができなくなったりして、仕上がりに支障が出るってこともあり得るから。

やっぱり医者って、美容整形やってる人でも、例えばその前に大学病院とか、がんセンターとかで働いてて、そっちで手術してる人もいて。大抵全身麻酔でがんの手術とか、心臓のバイパスの手術とか、整形外科の骨折の手術とかあって全身麻酔でやっている場合って、大抵医者と看護師ってしゃべってるんです、いろいろ。たわいもない話を。

「今日ご飯行く」とかも話すし。「この間見たドラマどうだった」とか、「映画面白かった」とか話すんです。実は。だからその延長で、美容外科来ても、局所麻酔の手術でもペラペラしゃべっちゃったり、全身麻酔でもしゃべっちゃって会話を楽しんじゃうところがあるのかも分かんないです。

医療系のドラマとか見てると、手術室ですごい緊迫感があるじゃないですか。こうやって入ってきて、「では今から何々の手術を始める。メス」とか言ってすごい緊迫感あるでしょう。あんなの大うそで、実際の手術現場って、すごく何て言うんですか、普通に会話するんです。手術中とか、「どうだった、ご飯おいしかった」とか。患者さん全く知らないですけど。それが現状であって、それが悪いわけじゃないんですけど。そうやって日常会話することによって気分がほぐれて、手術の進行に支障が出ないんだったら、要するにベテランの医者が、日常会話するのは悪いとは思わないんです。

むしろそれによって気持ちがほぐれて、それがルーティンになって、普段通りのいい結果が出せるんだったら、いいパフォーマンスができるんだったら、それはそれで悪くはないと思うんですけど。

やっぱり美容整形ではそれは良くないです。

やっぱりほとんどが局所麻酔だし、耳に入ってくるし、ネガティブに考えてる人も多いから。本当はその患者さんも私の予約が取れないんだったら、他の先生の日でも来てもらうとよかった。日下志先生でも森本先生でも谷先生でも、いい先生いっぱいいるわけだから。高須クリニックだったらそういう嫌な思いしなかったと思いますんで。

A-そうですね。

幹弥先生以上です。そんなところです。

A-私も皆さんが先生のように真面目に向き合ってくださる医師との出会いがあればいいですよね。

幹弥先生そうですね。高須クリニックでは、そういうデリカシーのない医者がいて、手術中にペラペラ関係ない話をしたりとか、嫌な思いさせるってことまずないと思いますんで。私は絶対ないし、私が見てる限りは他の先生もそういうのやってるのは、見たことないし、やってはならないことだから、嫌な気分にさせることはまずないと思いますので。以上です。

A-幹弥先生、本日もありがとうございました。

幹弥先生ありがとうございました。

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