目頭切開のダウンタイムは?期間や経過、注意事項などを解説!

目頭切開のダウンタイムは?期間や経過、注意事項などを解説!

2023.09.12

読了目安:この記事は約 9 分で読むことができます。

きれいな二重まぶたになりたいと思っても、一般的な二重術だけでは難しいケースがあります。その原因となるのが、目頭の「蒙古ひだ」と呼ばれる部分です。この場合、蒙古ひだを切開して目を内側に広げる「目頭切開」なら、ぱっちりとした二重まぶたを目指せます。

そこで、「目頭切開の手術を受けたことを周囲の人に気付かれたくない」「ダウンタイム中はどのように過ごせば良いのだろうか」などとお悩みの方もいるでしょう。

今回は、目頭切開の概要やメリット、手術方法、目頭切開のダウンタイムを詳しく紹介します。

目を大きく見せる目頭切開とは?

目頭切開とは、目頭にある「蒙古ひだ」と呼ばれる部分をメスで切開することで、隠れていた部分を露出させ、目の横幅を広げる手術を指します。

蒙古ひだは、上まぶたから目頭部分を覆っている皮膚のことです。日本人は欧米人に比べると、蒙古ひだの面積が大きい傾向にあります。

蒙古ひだがあると、目が小さく・細く見えたり、目と目が離れているように見えたりしやすくなります。

目頭切開のメリット

目頭切開をすると、これまで隠れていた白目の部分が露出するため、目が大きくなったように見えます。アイラインの幅が広がって、黒目の印象もよりはっきりとするでしょう。

また、目が内側に大きくなることで、目と目の距離が理想的な長さになり、切れ長かつバランスの良い目になります。

目頭切開は、二重まぶたの手術との組み合わせが可能です。目頭切開と二重まぶたの手術を併用すると、欧米人のような平行型二重まぶたを実現できます。

目頭切開のおもな手術方法

目頭切開には、いくつかの手術方法があります。ここでは、高須クリニックで実施しているおもな手術方法の特徴を見てみましょう。

Z法

多くのケースで採用するのが、目頭をZの形で切開する「Z法」です。Z法は、切開する角度や大きさを、患者様の顔全体のバランス・目の形・ご希望に応じて細かく調整しやすいのが特徴です。特に、蒙古ひだの程度が強い方には、Z法が向いているでしょう。

Z法は傷跡が目立ちにくく、回復が早いのがメリットです。また、一定期間経過後にもとの状態に戻ってしまう可能性が低い一方で、万が一完成形が気に入らなかったときには、もとの形に近い状態へと戻しやすい特徴があります。

W法(内田法)

 

W法(内田法)は、Wのように目頭を切開し、Wの尖っている部分の皮膚を切除・縫合する方法です。これにより、蒙古ひだを完全に除去できます。

W法(内田法)で手術すると目頭が丸い形になるため、目もとを優しい印象にしたい方におすすめです。なお、W法(内田法)の場合は、完成形が気に入らなかったときに、60~70%程度は戻せます。

V法

V法は、蒙古ひだを水平に切開したうえで、余分な皮膚を切除・縫合する方法です。蒙古ひだが完全になくなり、目を内側に大きく広げられます。

目頭切開のダウンタイム

どの手術方法でも、ダウンタイムに大きな差はありません。ただし、目頭切開の手術直後は、目もとの腫れや突っ張りが気になりやすいでしょう。また、程度の差はありますが、多くの場合に内出血が生じます。

手術から約1週間後に抜糸を行うと、翌日からはアイメイクが可能です。アイメイクをすれば、腫れは目立たなくなるでしょう。多くの場合、内出血もこの頃にはほとんど消えています。

その後、手術から1ヵ月以内には、腫れの大部分が治まるでしょう。ただし、手術から3ヵ月程度は、目を閉じた際に赤いラインが出る場合があります。

個人差はあるものの、腫れが完全に引いて目もとが完成するまで、3ヵ月~半年程度かかるのが一般的です。

目頭切開のダウンタイムを短くするには?

目頭切開のダウンタイムを短くするためには、アイシングを行うことが大切です。手術のあとは5~10分程度、目もとを保冷剤などで冷やします。適度に冷やすことで、腫れを最小限に抑えられるでしょう。

また、手術から2~3日程度は、自宅でもアイシングすることをおすすめします。具体的には、保冷剤などをタオルでくるみ、一日数回、数分~数十分ほど目もとを軽く押さえてください。

目頭切開のダウンタイムの注意事項

ここでは、目頭切開のダウンタイムに関連する、一般的な注意事項を解説します。

手術後

目頭切開時に入院の必要はありません。また手術後は、そのまま歩いて帰宅可能です。帰宅時に腫れが気になる場合は、サングラスをするとよいでしょう。

先述のとおり、手術から約1週間後の抜糸を終えれば、翌日からはアイメイクで腫れを目立たなくさせられます。そのため、「周囲の人に手術を受けたことを気付かれたくない」という方は、1週間程度休みを取るケースが多いでしょう。

ただし、完全に腫れが引き、目もとが完成するまでには3ヵ月~半年程度かかります。

洗顔

手術当日は、目もと以外の部分であれば軽く洗えます。その際に、洗顔料・洗顔フォーム・石鹸を使用して問題ありません。

目もとを軽く洗えるようになるのは、手術から24時間経ってからです。

シャワー・入浴

シャワーや洗髪は手術当日から、入浴は手術翌日から可能です。

ただし、体を温めることで血流が良くなると、腫れが強まるリスクがあります。特に手術直後は、血流が促進されると傷口から出血することがあるため、注意が必要です。

したがって、手術当日のシャワーは、首から下の範囲で軽く済ませましょう。また、手術翌日以降に入浴する場合は、手術後6日目くらいまではぬるめのお湯かつ短時間で済ませるのが無難です。

コンタクトレンズ

手術後は、目もとに傷がある状態です。抜糸を終えるまでの1週間程度は、コンタクトレンズの装着は控えてください。

アイメイク

アイメイクは抜糸の翌日から可能ですが、できるだけまぶたに負担をかけないよう注意しましょう。

まつ毛エクステ、アイプチなど

まつ毛エクステやアイプチなどは、目頭切開の手術後1ヵ月間程度は控えるとよいでしょう。

エステ・マッサージ

手術後14日目くらいからは、目の周りを軽くマッサージすることが可能です。

運動

軽いランニング程度の運動なら、手術後7日目以降から可能です。それまでの間は、積極的に体を動かさないほうがよいでしょう。

高須クリニックの目頭切開へのこだわり

高須クリニックの目頭切開では、患者様の顔全体のバランスや目の形などを考慮しつつ、傷跡を最小限に抑えられる手術方法・デザインを選択しています。

目もとの手術は高度な技量が必要なため、高須クリニックの目頭切開手術は、豊富なキャリアと美的センスを持つ形成外科医のみが担当します。加えて、切開した部分の縫合に特殊な極細糸を使用しているため傷跡が目立たず、自然な仕上がりになるでしょう。

また、「手術後の目の形が気に入らないからもとに戻したい」といった状況にならないよう、丁寧にカウンセリングを行います。カウンセリングでは、患者様のご希望を確認し、仕上がりのシミュレーションを実施。蒙古ひだの程度が弱い方や、目と目の間が狭い方など、目頭切開によって顔全体のバランスが崩れるとシミュレーションで判断した場合は、ほかの方法も提案可能です。

さらに手術時には、ダウンタイムをできるだけ短くするために、腫れを早く引かせる漢方薬「治打撲一方」や、内出血の色を早く消す「ケラスキンクリーム」も処方します。

ダウンタイムが取れない方は、片目の手術後に眼帯をして、腫れが引いてからもう片方を手術するなどの柔軟な対応も可能です。ぜひ、カウンセリング時にお気軽にご相談ください。

目頭切開をするなら経験豊富な高須クリニックへ

一般的な目頭切開のダウンタイムは、約1週間です。手術後は、以下のような経過をたどります。

  • ~手術直後
    ・目もとの腫れや突っ張り、内出血が見られる
  • ~手術から約1週間後
    ・抜糸の翌日からアイメイクが可能で、腫れをカバーできる
    ・内出血の大部分が治まる
  • ~手術から約1ヵ月後
    腫れの大部分が治まる
  • ~手術から約半年後
    腫れが完全に引いて目もとが完成する

目頭切開のダウンタイムをできるだけ短くするためには、手術後のアイシングをはじめ、今回紹介した注意事項を守ることが大切です。

高須クリニックの目頭切開では、患者様の顔全体のバランスや目の形などを考慮しつつ、傷跡が目立ちにくい手術方法やデザインを採用しています。経験豊富な形成外科医が担当することで、目もとを自然に美しく仕上げられるのが強みです。

また、ダウンタイムに関するお悩みがある方は、カウンセリングの際にお気軽にご相談ください。

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