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タトゥーは除去可能?レーザーなど除去方法の選択肢・注意点・料金を知っておこう
2024.01.25
読了目安:この記事は約 11 分で読むことができます。
目次
近年では、おしゃれ感覚でタトゥー(入れ墨/刺青)を入れる方が増えています。一方で、年齢を重ねたり、人生の節目を迎えたりしたときに、タトゥーを入れたことを後悔する方も少なくありません。
タトゥーの種類によっては、もとの皮膚の状態に戻すのが難しいケースもありますが、できるだけ目立たなくさせる・タトゥーとは気付かれにくい傷跡に変えることは可能です。今回は、クリニックでタトゥーを除去する方法や注意点などを詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
タトゥーを除去する理由
「タトゥーを除去したい」と思う背景には、以下のような理由があると考えられます。
- タトゥーをしていることが原因で希望の仕事に就けない
- 結婚したい相手がいるものの、相手の両親にタトゥーのことを知られたくない
- ウェディングドレスを着る際にタトゥーが見えてしまう
- 子どもと一緒に温泉やプールなどの公共施設に行きたい
- タトゥーを隠すため、好きなファッションを楽しめない
- 新しい恋人に過去の恋人に関するタトゥーを見られたくない
特に、就職・結婚・出産など、人生の節目でタトゥー除去を検討する方が多いでしょう。
タトゥー除去の方法
クリニックでタトゥーを除去する方法は、大きく分けて4つあり、タトゥーの色や大きさによって適した方法を選択する必要があります。ここでは、4つの除去方法をそれぞれ見てみましょう。
レーザー
黒または濃い青一色のタトゥーなら、レーザーによる除去がおすすめです。レーザーは色の濃い箇所に反応しやすく、繰り返し照射すると徐々にタトゥーの色が薄くなっていきます。ただし、色が薄いタトゥーであれば、1回のレーザー照射で除去できるケースもあります。
タトゥーを除去した部分の皮膚は、もとの肌の色に戻ることが多いものの、逆に周囲の皮膚よりも白っぽくなり目立つ場合もあります。
レーザーによるタトゥー除去は、術後の痛みがほとんどなく、腫れもごくわずかです。皮膚への負担が少ないため、傷跡をなるべく少なくしたい方に向いているでしょう。
高須クリニックでは、タトゥー除去に適した各種美容医療用レーザーを取りそろえています。皮膚の深い部分にしっかりと効きながらも、周囲の細胞への影響が少ないため低リスクです。
切除縫縮
切除縫縮は、タトゥーがある部分の皮膚を切って縫い、一本の傷にして除去する方法です。幅が広い入れ墨の場合は、以下の図のように複数回に分けて切除する「分割式切除(シリアルエキシジョン)」を行います。
切除縫縮の施術を受けると、ガラスで切ったような線状の傷跡が残ります。できるだけ早くタトゥーを消したい方に向いている方法です。
剥削(はくさく)
タトゥーの面積が広い場合や、レーザーに反応しにくい色の場合は、皮膚の表面を削る「剥削」と呼ばれる方法で除去します。取りきれずに残った部分は、レーザーで消していきます。剥削手術とレーザー治療は、1回の施術で同時に行うことも可能です。
剥削によるタトゥー除去では、術後1~2ヵ月で皮膚が乾き、火傷のような跡が見られます。術後の皮膚の赤みや盛り上がりは、年月の経過とともに徐々に落ち着いてくることが多いでしょう。
皮膚移植
傷跡が目立ちにくい太ももや背中などから皮膚を切り取り、その皮膚をタトゥーがある部分に移植して塞ぐ方法もあります。皮膚移植は、面積が広いタトゥーや、赤や黄色といったレーザーに反応しにくい色のタトゥーを除去するのにおすすめです。
皮膚を切り取った部分や、移植した部分が定着すると火傷のような跡や線状の傷跡が残ります。なお、剥削によりタトゥーを除去したあとに、皮膚表面を自然に整えるために皮膚移植をすることも可能です。
知っておきたい!タトゥー除去の注意点
ここでは、タトゥーを除去する際の注意点を解説します。
レーザーでは完全に除去しきれないこともある
レーザー治療は、黒色や濃い青色のタトゥーには比較的効果があります。一方で、赤色・黄色・緑色のタトゥーにはレーザーがあまり反応しないため、効果が乏しくなるでしょう。
また、黒色や青色のタトゥーでも、特に濃い色素を使っている場合やレーザーが届かないほど深くまで色素が入っている場合は、完全には除去できない可能性があります。レーザー治療に向いていないタトゥーは、その他の方法を選択することになるでしょう。
傷跡が肥厚性瘢痕やケロイドになる可能性がある
切除縫縮手術や剥削手術、皮膚移植手術では、傷跡が肥厚性瘢痕やケロイドになるかもしれません。具体的には、術後3~6ヵ月ごろから、傷跡が赤くなる・盛り上がるなどの症状が見られます。
体質によって、赤みや盛り上がりが引くまで時間がかかったり、ケロイドになったりした場合は、対処するための治療をすることがあります。
手術後に血腫ができる場合がある
切除縫縮手術では、術後3~4時間ほど経過すると、再出血して血腫が生じる場合があります。また、手術後24時間以内は、血圧上昇によっても血腫が生じる可能性があります。
そのため、手術当日・翌日はなるべく安静を保ちましょう。溜まった血腫の量によっては、血腫を取り除く処置をすることもあります。
刺青(タトゥー)除去|施術の流れと料金
ここでは、高須クリニックでの刺青(タトゥー)除去について、施術の流れと料金を紹介します。
施術の流れ
刺青(タトゥー)除去の施術の流れは、以下のとおりです。
- カウンセリング・診察
まずは、タトゥーの現在の状態や、タトゥーを入れたときの状況を確認します。タトゥーの除去方法や仕上がりの状態などを説明したうえで、それぞれのタトゥーに最適な除去方法を提案します。施術の流れや術後のアフターケアについても説明するので、わからないことがあればお気軽にご質問ください。なお、関節付近にタトゥーがある場合、レーザー治療以外の手術方法では、術後にひきつれ(拘縮)が起きる可能性があります。例えば、肘を伸ばせなくなるなどの機能障害が起こる可能性も否定できないため、おすすめできない手術方法もある点にご留意ください。
- 施術
【レーザー】
レーザー治療では、クリーム麻酔後にレーザーを照射します。ケースによっては、クリーム麻酔と局所麻酔を併用することもあります。施術の所要時間は、1cm×1cmあたり2~3分ほどです。タトゥーの大きさや形、濃さによっては、数ヵ月おきに施術を繰り返す場合があります。【切除縫縮】
【剥削】
切除縫縮手術では、クリーム麻酔と局所麻酔を併用したうえで、皮膚を切開して1本の線に縫合します。施術の所要時間は、小さいタトゥーなら30分程度です。タトゥーの幅が広い場合は、複数回に分けて切除(分割式切除)します。
剥削手術では、クリーム麻酔と局所麻酔を併用したうえで、皮膚の表面を専用機器で削ります。施術の所要時間は30~120分程度です。【皮膚移植】
皮膚移植手術では、クリーム麻酔と局所麻酔を併用、または全身麻酔をします。その後、傷跡が目立たない部分の皮膚を切り取り、タトゥー部分に移植します。
施術の所要時間は60~120分程度です。 - 術後
術後は、痛みを抑える内服薬や座薬を処方するとともに、自宅でのケア方法などを指導します。特に皮膚移植手術の場合は、移植した皮膚が定着するまでは安静に過ごすことが重要です。切除縫縮手術の場合は、術後1~2週間で抜糸します。
なお、シャワーについては、施術箇所が濡れなければ当日から可能です。キレイに傷跡を治すためには、なるべく日光に当たらないようにすることも心がけましょう。 - アフターケア
高須クリニックでは、アフターケアとして24時間の緊急サポート体制を整えています。術後の痛みなど、不安や疑問がある方も安心です。
費用
刺青(タトゥー)除去にかかる料金は、以下のとおりです。
【レーザー】
1cm✕1cm:11,000円(税込)【全院】
線状のタトゥーの場合1cm:11,000円(税込)【全院】
※最新の価格は、施術ページをご確認ください
【切除縫縮】
顔面以外のタトゥーを単純に縫合する場合の目安1cm:27,500円(税込)【銀座高須クリニック、横浜、名古屋、大阪】
※複雑な手術になる場合は料金が割増になります。
※最新の価格は、施術ページをご確認ください
【剥削】
ハガキ大サイズ:550,000円(税込)【銀座高須クリニック、横浜、名古屋、大阪】
※最新の価格は、施術ページをご確認ください
【皮膚移植】
ハガキ大サイズ:660,000円(税込)【銀座高須クリニック、横浜、名古屋、大阪】
※最新の価格は、施術ページをご確認ください。
タトゥー除去で高須クリニックが選ばれる理由
タトゥーの除去は、ケースによっては非常に難しい治療です。高須クリニックでは、タトゥーの色や大きさだけでなく、素人が入れたものなのか、プロが入れたものなのかも考慮して、一人ひとりのタトゥーに最適な施術を的確に判断します。
高度な技術と専用機器を用いて、タトゥーをしっかりと消しながらも、施術跡は最小限に留めることを心がけているのが特徴です。もとの皮膚の状態へ完全に戻すことは難しくても、施術跡を可能な限り目立たなくする方法を提案いたします。
最小限の傷跡でキレイにタトゥーを除去するなら高須クリニック
タトゥー除去の方法には、大きく分けて以下の4つがあります。
- レーザー
- 切除縫縮
- 剥削
- 皮膚移植
除去方法によって特徴が異なるため、自分のタトゥーに合う方法を選ぶことが大切です。また、除去方法ごとの注意点も、担当医からきちんと説明を受けるなどして、あらかじめ理解しておきましょう。
高須クリニックでは、十分なカウンセリングにより最適な施術を判断し、高度な技術と専用機器を用いて質の高い施術を行っています。できるだけ少ない傷跡で美しい仕上がりを目指すなら、ぜひ高須クリニックへご相談ください。
形成外科を中心に長いキャリアがあり、顔から体まで全身の美容外科治療が可能です。「真面目に・真摯に・全力で」をモットーに、患者様の心からの笑顔を見られるよう取り組んでいます。
お悩みがある方は、ぜひお気軽にカウンセリングにお越しください。
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高須クリニックには、日本美容外科学会(JSAS)や国際美容外科学会で学会長を務めた院長をはじめ、日本形成外科学会専門医を持つ医師が数多く在籍しております。
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