しわができる原因は?セルフケアによる予防法やクリニックでの治療法を紹介!

しわができる原因は?セルフケアによる予防法やクリニックでの治療法を紹介!

2023.09.12

読了目安:この記事は約 12 分で読むことができます。

しわが発生する原因は、加齢だけではありません。肌の乾燥や紫外線ダメージ、表情のクセなどの影響も受けます。

しわを予防するには、原因を理解し適切な対策を講じることが大切です。しかし、深く刻まれてしまったしわをセルフケアのみで改善するのは、難しいでしょう。

今回は、しわができる原因や予防法を解説するとともに、根本的にしわを改善したい方へ向けて、クリニックでの治療を紹介します。

【顔全体】しわができる原因

顔にしわができる原因は、大きく分けて「加齢・乾燥・紫外線・表情のクセ」の4つです。ここでは、各原因について解説します。

加齢

肌のハリや弾力を生み出し、若々しい肌を保つためには「コラーゲン」や「エラスチン」といった美容成分が欠かせません。

しかし、年齢を重ねると、肌内部のコラーゲンやエラスチンは減少します。その結果、肌がたるみやすくなり、皮膚が寄ってしわが発生します。

乾燥

湿度が低い環境下にいたり、スキンケアが不十分だったりすると、肌が乾燥します。乾燥した肌は角質が剥がれやすくなり、肌の水分がさらに蒸発してしまいます。そして、水分が蒸発してできた隙間が、しわとなって表れるのです。

紫外線

紫外線を浴びることも、肌の乾燥を招く原因の一つです。そのうえ、肌のコラーゲンやエラスチンの減少にもつながります。

つまり、「加齢」と「乾燥」の項目で解説した仕組みにより、しわが発生しやすくなってしまうのです。

紫外線のなかでも、特に「紫外線A波(UV-A)」には注意が必要です。UV-Aは肌の奥深くにまで届き、肌のコラーゲンやエラスチンを生み出す細胞を傷付けるため、しわの発生リスクを高めます。

表情のクセ

乾燥している肌・たるみ始めた肌は、肌のコラーゲンやエラスチンが減少しているため、一度しわができると戻りにくくなります。

特に、長年の表情のクセには注意が必要です。表情のクセをそのままにしておくと、しわがどんどん深くなってしまいます。

【部位別】しわができる原因

しわは下図のようにさまざまな部位にできますが、そのおもな原因は部位よって異なります。ここでは、前章の内容を踏まえつつ、部位別にしわの原因を見てみましょう。

目の下・目尻

目の下や目尻など、目の周りは皮脂が少ないうえに皮膚が薄いため、乾燥しやすいのが特徴です。例えば、クレンジングや洗顔、メイクなどを行う際に目の周りを強く擦ると、摩擦により乾燥が進行してしわになります。

また、いわゆる「笑いじわ」として、笑ったときに目尻にしわが寄るクセがあると、徐々にしわが刻まれていきます。その他、長時間のスマートフォン・パソコン操作による眼精疲労で起こる目の血行不良も、目の周りにしわができやすくなる原因の一つです。

額・眉間

額・眉間は、乾燥した空気や紫外線などの影響を受けやすく、これらが原因でしわの発生につながります。

また、額を上下に動かすクセや、眉間を寄せるクセがある方も多いのではないでしょうか。このような表情のクセも、笑いじわと同様にしわを深くする原因になります。

口角・ほうれい線

口角やほうれい線など口の周りのしわは、おもに表情筋の衰えや脂肪の増加によるたるみが原因で発生します。歯の噛み合わせのクセや、姿勢の悪さがしわの原因となることもあるでしょう。

首の皮膚は顔よりも薄く、乾燥しやすいことから、しわが発生しやすい部位です。また、首もとにかいた汗を放置していると、汗が蒸発する際に水分が奪われるため、より乾燥しやすくなります。

ほかにも首のしわは、次のような生活習慣の影響により発生しやすくなるので、注意しましょう。

  • スマートフォンの操作や事務作業などで長時間下を向いている
  • 枕の高さが合っていない
  • 猫背である

原因によるしわの分類

肌は、表面から見て「表皮・真皮・皮下組織」で構成され、表皮にできたしわを「表皮じわ」、真皮にできたしわを「真皮じわ」と表現することがあります。

さらに、先述したしわができる原因によって、次のように分類することも可能です。

  • 乾燥じわ:肌が乾燥し、水分が蒸発することでできるしわ
  • 紫外線じわ:紫外線ダメージにより、肌のコラーゲンやエラスチンが減少してできるしわ
  • 表情じわ:表情のクセが定着することでできるしわ

ただし、「このしわは○○じわ」と明確に分類できるわけではなく、しわにはいくつもの要素が関係しています。

しわの予防・対策

ここでは、日常生活におけるしわ予防のポイントを解説します。

保湿

肌の保湿ケアは、乾燥が原因でできるしわの予防につながります。保湿ケアには、セラミドやヒアルロン酸、コラーゲンといった美容成分が配合されている、保湿力の高いスキンケアアイテム(化粧水・美容液・乳液など)を使うとよいでしょう。

紫外線対策

しわの予防において、紫外線対策は一年を通して欠かせません。日焼け止め・帽子・サングラス・日傘などを活用し、日頃から紫外線への備えをしましょう。

UVカット効果が日焼け止めを選ぶ際は、パッケージに記載されている「SPF(UV-Bのカット効果を示す指標)」と「PA(UV-Aのカット効果を示す指標)」が参考になります。

生活習慣の見直し

健やかな肌をキープするためには、栄養バランスのとれた食事・質の良い睡眠・適度な運動習慣を心がけてください。また、ストレスも肌のターンオーバーを乱すなどの悪影響をおよぼすため、メンタルケアにも意識を向けましょう。

しわを根本的に改善するならクリニックでの治療がおすすめ

しわの原因を理解して適切な対策をとれば、ある程度の予防効果は見込めます。しかし、できてしまったしわをセルフケアのみで根本的に改善するのは、難しいのも事実です。

高須クリニックでは、以下のような豊富な方法のなかから、患者様のしわの状態や希望に合った施術を提案可能です。

機器・器具を使う施術

機器・器具を使う施術の例は、次のとおりです。

  • ウルセラシステム
    高密度の超音波を照射することで筋肉を引き上げ、しわ・たるみを改善する施術。首にも照射可能なため、顔から首にかけてのしわ対策に有効です。
  • サーマクールFLX
    肌の奥深くに熱エネルギーを加えることでコラーゲンの生成を促し、しわ・たるみを改善する施術。ウルセラシステムと同様に、顔から首にかけてのしわ対策に有効ですが、それぞれ効果が異なるため、両方の施術を受けることも可能です。

ほかにも、以下のような施術をご用意しています。

  • サーマクールアイFLX
  • ポテンツァ
  • シルファームX
  • ヴァンパイアフェイシャル/ヴァンパイアフェイシャルPRP
  • ダーマペン4/ベルベットスキン
  • トリニティプラス/eプラス

 

注射・点滴を使う施術

注射・点滴を使う施術の例は、次のとおりです。

  • シワ取りヒアルロン酸注射
    注射1本・施術時間約10分でしわを改善する施術。深いしわから浅いしわまで、幅広く効果を発揮します。特に、顔の中央にあるほうれい線をヒアルロン酸注射によって改善すると、顔の印象が若々しくなります。高須クリニックで使用するヒアルロン酸は、少なくとも1年間は効果が持続するのが特徴です。
  • ベビーコラーゲン
    人間の胎盤に含まれるコラーゲンを用いた注入剤により、ヒアルロン酸では難しい小じわやちりめんじわを改善する施術。従来のコラーゲンと比べ、効果の持続力の高さが特徴です。
  • 注射式シワ取り ボツリヌストキシン注射
    質の良いボツリヌストキシンを注入することで、表情筋の過剰な動きを和らげ、表情のクセによるしわを予防・改善する施術。額の横じわや眉間の縦じわ、目尻の笑いじわなどに効果があります。

ほかにも、以下のような施術をご用意しています。

  • ハイブリッドヒアルロン酸注射
  • Vシェイプリフト(ヒアルロン酸注射)
  • 水光注射(ダーマシャイン・バランス®)
  • 幹細胞培養上清液
  • NMN点滴
  • エイジングケア点滴
  • 顔面脂肪注入
  • ヒアルロン酸分解・溶解(ヒアルロニダーゼ注射)
  • グロースファクター(成長因子)
  • 注射式シワ取り PRP皮膚エイジングケア治療
  • 注射式皮膚エイジングケアACRS治療
  • 脂肪幹細胞注入(自己脂肪由来幹細胞)

 

針・糸を使う施術

針・糸を使う施術の例は、次のとおりです。

  • 糸リフト(イタリアンリフト)
    特殊な糸を皮下に埋め込み、両頬のしわ・たるみを改善する施術。高須クリニックが使用する体内に吸収される糸は、効果と安全性の高さを両立しています。
  • ウルトラVリフト™(リードファインリフト・ショッピングスレッドリフト)
    細い糸を装着した特殊な針で顔のつぼを刺激するとともに、皮下に埋め込んだ糸の働きでしわ・たるみを改善する施術。針の刺激による毛穴改善効果も期待できます。

ほかにも、以下のような施術をご用意しています。

  • イタリアンリフトファイン
  • ポニーテールリフト(小切開こめかみリフト)
  • 金の糸(ゴールデンリフト)

 

メスを使う施術

メスを使う施術の例は、次のとおりです。

  • ミニフェイスリフト(頬のたるみ取り)
    耳の前側を3~4cm切開し、皮膚や筋膜組織を引き上げて部分的なしわ・たるみを伸ばす施術。フェイスリフト(フルフェイスリフト)よりも傷口が小さく、腫れも抑えられるのが特徴です。
  • フェイスリフト(フルフェイスリフト)
    髪の生え際や耳の周囲を切開し、皮膚や筋肉組織を引き上げて、顔や首のしわ・たるみを取り除く施術。広範囲に高い効果があります。

ほかにも、以下のような施術をご用意しています。

  • ミディアムフェイスリフト
  • ネックリフト(首のたるみ取り手術)
  • こめかみリフト
  • 額リフト(額のしわ取り手術)
  • ブローリフト
  • 上まぶたのたるみ取り
  • 目の下のたるみ取り
  • 眉下リフト(上眼瞼リフト)
  • ゴルゴライン

 

その他の施術

その他の施術の例は、次のとおりです。

  • 目の下の切らない脂肪取り(ふくらみ・クマ・たるみ取り)
    CO2レーザーで下まぶたの裏側の粘膜を切開し、余分な脂肪を切除する施術。脂肪取りで改善できないしわの場合は、シワ取りヒアルロン酸注射やベビーコラーゲンを提案することもあります。

ほかにも、以下のような施術をご用意しています。

  • 上まぶたの脂肪取り
  • 他院で受けた手術の修正

しわの治療で高須クリニックが選ばれる理由

高須クリニックでは、患者様が最適な施術を受けられるよう、治療方法に豊富な選択肢をご用意しています。どの施術が適しているかは、患者様のしわの悩みや仕上がりのイメージ、ダウンタイムの有無や予算などの希望条件をカウンセリングで丁寧に伺い、決定します。

施術に用いるヒアルロン酸などの素材・ウルセラシステムなどの機器は、すべて厳選しているため、安全に美しい仕上がりを目指せるでしょう。

顔のしわは、骨格や脂肪の付き方によって若いうちから出やすい方もいます。しわが深く刻まれてしまうと、施術の効果が出にくくなるため、早めに施術を受けるのがおすすめです。早いうちからエイジングケアを始めれば、しわを予防しやすくなります。

高須クリニックのしわ治療などについては、以下の動画でも解説しているので、併せてご覧ください。

改善しにくいしわの治療なら高須クリニックへ

加齢のほか、肌の保湿ケアや紫外線対策が不十分だと、しわが発生しやすくなります。また、表情のクセの積み重ねにも注意しましょう。

すでに目立つしわがあり、セルフケアではあまり効果が感じられない場合、しわを根本的に改善したいと考える場合は、クリニックでの治療もご検討ください。

高須クリニックでは、患者様の症状や希望に応じて、最適な治療をご提案します。

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