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粉瘤(アテローム)が出来やすい人・部位の特徴|クリニックで早めに治療しよう
2023.09.12
読了目安:この記事は約 9 分で読むことができます。
顔や体に見られる腫瘍には、「粉瘤(アテローム)」と呼ばれるものがあります。粉瘤(アテローム)は基本的には良性の腫瘍であるため、過度な心配はいりません。しかし、繰り返し発症したり、少しずつ大きくなったりして悩んでいる方もいるでしょう。
今回は、粉瘤(アテローム)の概要や発生原因、粉瘤(アテローム)が出来やすい人・出来やすい部位の特徴を解説します。高須クリニックでの粉瘤(アテローム)の切除の流れやポイントなども紹介するので、粉瘤(アテローム)に関する悩みを解消したい方は、ぜひ参考にしてください。
目次
粉瘤(アテローム)は皮膚に出来る良性腫瘍
粉瘤は、皮下に出来る半球状の腫瘍のことで、「アテローム」とも呼ばれます。腫瘍といっても、癌のような悪性のものではなく、あくまで良性腫瘍です。
皮膚の下に袋状の構造物が出来て、その中に垢や皮脂などの老廃物が溜まると、粉瘤(アテローム)となります。粉瘤(アテローム)の大きさは、直径数mm~数cmです。
通常は無症状ですが、袋が破れたり細菌などに感染すると、腫れや痛みをともなうことがあるでしょう。
ほかの皮膚疾患との見分け方
粉瘤(アテローム)と似ている皮膚疾患には、ニキビ・脂肪腫・せつ(おでき)などが挙げられます。粉瘤(アテローム)とほかの皮膚疾患を見分けるおもなポイントは、次のとおりです。
- 一定期間様子を見ても治らない
- 治ったと思っても再発する
- 初期段階では腫れや痛みなどの症状がない
また、粉瘤(アテローム)の場合は少しずつ大きくなったり、腫瘍の中央に黒い毛穴が見られたりすることがあります。
粉瘤(アテローム)が出来る原因は?
先述のとおり、粉瘤(アテローム)は袋状の構造物に、垢や皮脂などの老廃物が溜まっている状態です。通常、これらの老廃物は皮膚から自然とはがれ落ちますが、袋状の構造物内に溜まって塊となることで粉瘤(アテローム)が出来ます。
このような状態になる原因の例として、ピアス跡やニキビ跡、わきがの手術跡などの外傷が挙げられます。しかし、多くの場合は、粉瘤(アテローム)の明確な発生原因はわかりません。
また、「垢や皮脂などが溜まる=不潔」というイメージがあるかもしれませんが、粉瘤(アテローム)は清潔にしていても発生することがあります。
粉瘤(アテローム)が出来やすい人・出来やすい部位
ここでは、粉瘤(アテローム)が出来やすい人・出来やすい部位の特徴を解説します。
粉瘤(アテローム)が出来やすい人
粉瘤(アテローム)は、年齢・性別を問わず誰でも発症し得るものです。ただし、性別でいえば、女性よりも男性のほうが出来やすいと考えられています。
また、先天的な体質によって、粉瘤(アテローム)が出来やすい人もいます。
粉瘤(アテローム)が出来やすい部位
粉瘤(アテローム)には、顔や体のさまざまな部位に発症する特徴があります。特に出来やすいとされているのが、頭部・眉・頬・首・耳周り・背中などです。
粉瘤(アテローム)の予防方法
発生原因が明確でない粉瘤(アテローム)に確実な予防方法はなく、体質によっても左右されますが、肌の状態を良好に保つ生活を心がけることは大切です。
具体的には、次のような点を意識しましょう。
- 肌を常に清潔に保つ
- 丁寧なスキンケアを継続する
- 肌に刺激を与えないようにする
- 十分な睡眠時間を確保する
- バランスの取れた食生活にする
肌の状態を良好に保てれば、ニキビやニキビ跡がきっかけとなる粉瘤(アテローム)も予防しやすいでしょう。
粉瘤(アテローム)は自分で治せる?
粉瘤(アテローム)は、皮膚の中にある袋状の構造物を取り除かない限り、完治はしません。自分で粉瘤(アテローム)を潰しても治ることはなく、仮に治ったように見えたとしてもまた発生してしまうでしょう。
また、自分で粉瘤(アテローム)を処理しようとすると、刺激によってさらに大きくなったり、細菌による感染などを起こして腫れや痛みを引き起こしたりするおそれがあります。
悪化してからクリニックで治療すると、傷跡が大きくなってしまうことが懸念されるため、粉瘤(アテローム)の自己処理は控えましょう。
クリニックで早めに粉瘤(アテローム)を切除するメリット
粉瘤(アテローム)は治療を必要とするものではありませんが、放置すると大きく膨らんでくる可能性や、溜まった老廃物が臭うようになる可能性があります。
また、初期段階の粉瘤(アテローム)は肌色や白色ですが、悪化すると黄色・黒色・青色などに変わり目立つケースもあるでしょう。
そのため、粉瘤(アテローム)が気になる場合は、早めに専門医の診察を受けることが大切です。粉瘤(アテローム)が小さいうちに切除すれば、傷跡が小さく済み、細菌感染による腫れや痛みに悩むこともないでしょう。
【粉瘤(アテローム)の切除】施術の流れ・料金・注意事項
ここでは、高須クリニックでの粉瘤(アテローム)の切除について、施術の流れ・料金・注意事項を紹介します。
施術の流れ
粉瘤(アテローム)の切除にかかる時間は10~60分程度で、日帰りで出来る比較的簡単な手術です。一度に複数箇所の粉瘤(アテローム)を切除することも可能ですが、それぞれの粉瘤(アテローム)の大きさや位置、患者様の負担などをふまえ、最適な治療計画を提案します。
粉瘤(アテローム)の具体的な切除の流れは、次のとおりです。
- 麻酔
粉瘤(アテローム)のある部分に局所麻酔注射をします。必要に応じて、クリーム麻酔を塗布することもあります。 - 粉瘤(アテローム)の切除
粉瘤(アテローム)の大きさに合わせて最小の範囲で切開し、根本から袋ごと除去します。 - 縫合
切開した部分を、傷口が残りにくいように縫い合わせます。なお、縫い合わせた部分が濡れなければ、当日からシャワーも可能です。 - 抜糸
切除から約1週間後に抜糸します。これで粉瘤(アテローム)の治療は終了です。
料金
高須クリニックにおける粉瘤(アテローム)の切除の料金は、次のとおりです。
- 55,000~165,000円(税込)【銀座高須クリニック、横浜、名古屋、大阪】
※最新の価格は、施術ページをご確認ください。
施術料金は、おもに粉瘤(アテローム)の大きさによって決定します。その他、炎症の程度や施術部位によって料金が異なる場合があります。
注意事項
個人差はあるものの、粉瘤(アテローム)を切除すると、1週間程度は軽い腫れが見られます。
また、基本的には一度袋を取り除けば再発の心配はありませんが、きれいに取り切れない場合は再治療が必要になるかもしれません。
さらに体質によっては、切除した箇所で粉瘤(アテローム)が再発することがあります。
粉瘤(アテローム)の切除で高須クリニックが選ばれる理由
粉瘤(アテローム)の治療法には、大きく分けて「切開法」と「くり抜き法」の2種類があります。くり抜き法は傷跡を小さくしやすいものの、袋を取り残してしまうなど、再発の可能性が高いため、高須クリニックでは切開法を採用しています。切開法でも傷跡が目立ちにくいよう、皮膚のしわに沿って1本の線になるように丁寧に縫い合わせるため、それほど目立ちません。
また、局所麻酔とクリーム麻酔による痛みの少ない施術をするほか、腫れを早く引かせる漢方薬「治打撲一方(ヂダボクイッポウ)」を常備しているため、安心して施術を受けられるでしょう。
高須クリニックでは丁寧にカウンセリングを行い、患者様が十分に納得してから治療を開始します。そのため、ご不明な点があれば何でもご質問ください。
なお、粉瘤(アテローム)は、ニキビなどと見分けがつきにくいケースがあります。自分では粉瘤(アテローム)かどうか判断が出来ない場合にも、ぜひ受診してご相談ください。
繰り返す粉瘤(アテローム)の悩みを解消するなら高須クリニックへ
粉瘤(アテローム)は、誰でも発症し得る良性の腫瘍です。粉瘤(アテローム)を予防するためには、肌の状態を良好に保つ生活を心がけることも大切ですが、体質によっては肌の状態に関係なく粉瘤(アテローム)が出来やすい人もいるでしょう。
粉瘤(アテローム)が気になる場合は、クリニックでの早めの治療がおすすめです。高須クリニックでは、粉瘤(アテローム)の切除後に丁寧に縫い合わせるため、傷跡が目立ちにくいのが特徴です。また、麻酔による痛みの少ない施術・腫れを早く引かせる漢方薬の常備により、安心して施術を受けられる体制を整えています。
美容外科はもちろんのこと、形成外科専門医としての経歴も長く、技術には自信があります。
なかでも、二重まぶたの手術や鼻の手術が得意です。
患者様が最善の方法を見つけ、納得のいく結果を手に入れられるよう、全力でサポートさせていただきます。
術後の修正にも最後まで責任を持って対応いたしますので、安心してご相談ください。
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