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【高須幹弥監修】糸リフトでのデメリットや失敗の可能性は?後悔しないために注意することはある?
2025.01.20
読了目安:この記事は約 18 分で読むことができます。
糸リフトは、自然でバレにくいリフトアップ効果・エイジングケアを実現できる施術として人気が高まっていて多くのクリニックで施術することができます。
高須クリニックでも、「イタリアンリフト」として、体内に吸収される糸で、高い効果と安全性を持って施術を実施しています。
しかし、糸リフトには一般的にデメリットもいくつかあり、どのクリニックや医師で施術しても同じ結果にはならず、失敗と感じてしまうことがあるかもしれません。
簡単に内容をまとめると、糸リフトには、顔の状態によって効果が実感にしくかったり、ダウンタイムや副作用にいくつかのデメリットがあります。
また、カウンセリングや医師の技術不足、使う糸の種類が合っていないなどクリニックのクオリティが低いことが理由で失敗する事例もあるようです。
このページでは、糸リフトで後悔しないためにも、デメリットの種類や失敗しないためにどんなことに気をつけて施術すればいいのか、後半では動画も含めて解説いたします。
目次
一般的な糸リフトで起こり得るデメリット
一般的な糸リフトでは、次のようなデメリットがあり、順番にご紹介します。
顔がひきつる、突っ張る
糸リフトを施術した後に、顔がひきつったように突っ張る場合があり、人によっては、口が開きにくい、笑いにくいといったことが起こることがあります。
術後1ヶ月程度は、軽い突っ張りを自覚することがありますが、周囲の人にわかって違和感を感じさせるものではありません。
1ヶ月以上経つと徐々に突っ張りが改善し、以前と変わらない感覚になっていきますが、それでも違和感を感じてしまう場合は医師に相談することをおすすめします。
左右差が出る
糸リフトの施術直後には、麻酔の影響や腫れなどによって一時的に左右差が出る場合があります。
糸が馴染んでくるまでに起こりやすく、1ヶ月程度で解消されることが多いですが、元の顔の脂肪の量や骨格などに影響され、左右差が大きく見えてしまうこともあります。
心配な方はカウンセリングでどれくらい左右差が起こってくるのか、しっかりと確認するようにしましょう。
肌が凸凹になる
糸を入れる場所や深さ、さらにはリフトアップした時の力の強さによっては、術後に肌が凸凹したように見える場合があります。
糸が吸収されることで時間が経てば目立たなくなることも多いですが、医師の技術力やセンスにも大きく左右されるため、適切な施術ができるクリニックを選びましょう。
挿入した糸が透けて見える
糸の挿入位置が浅かったり、糸の種類によっては糸がうっすらと肌の表面に透けて見えることがあります。
一人ひとりの肌の厚さは個人差があるため、適切な深さに糸を入れることで透けて見えることはほとんどなく、医師にしっかりと技術があれば起こることはありません。
痛みが長く続いてしまう
糸リフトは、施術中に麻酔を使うため、痛みを感じることはほとんどありませんが、糸の挿入位置が深かったりすると、術後にも痛みが続くことがあります。
特に笑ったときや、口を大きく開けた時に起こりやすいですが、時間の経過とともにおさまることがほとんどです。
しかし、急に痛みが出たり、長く続いてしまう場合は医師への相談が必要です。
高須クリニックでは、施術前に麻酔クリームを塗ってから、極細の針による注射で局所麻酔を行い、術後は痛み止めの内服薬などを処方して施術当日から普段と変わらない生活が送れます。
施術後の腫れで顔が大きくなったように見える
糸リフトの施術当日は、局所麻酔注射の影響で腫れてしまうことがあります。
この腫れの影響によって、術後は顔が大きくなったように見えてしまうことがありますが、ほとんどは一時的な現象です。
高須クリニックの場合、ほとんどの方の場合は数時間(4~6時間程度)で大部分の腫れは引いてしまいます。
内出血
非常にまれな現象ですが、局所麻酔注射の位置に血管があることによって内出血が起こる場合があります。
万一生じたとしても、部分的に小さなものが生じる程度なので、コンシーラーなどで十分に隠せます。
たるみが解消されない
糸リフトにはリフトアップの効果はあるものの、メスを使う切開リフトまでの強いたるみ解消の効果はありません。
リフトアップに過剰な期待をしてしまうと、失敗と感じてしまうことがあります。
ご自身がイメージする理想と、お顔の状態によって、必ずしも糸リフトが最適な施術でない場合もあります。
希望によっては糸リフトで実現できる効果が見合わない場合があるため、医師によるカウンセリングによって最適な施術がどれなのか、しっかりと相談するようにしましょう。
仕上がりがイメージと違った
医師とカウンセリングを行い、自分の希望を伝えたのに、仕上がりが自分とイメージと異なってしまった場合もあります。
仕上がりには医師の技術力やセンスも問われる部分もありますが、多くの場合は医師との認識のズレがあることが多く、自分では説明したつもりでも、医師にはいまいち理解されていなかったことも考えられます。
そのため、自分の希望を伝えるときには、医師とカウンセリングがしっかりできるのかはもちろんのこと、イメージしている顔の画像や、どんな風になりたいのか、はっきりと説明しておくことが大切です。
また、糸リフトだけで考えるのではなく、ヒアルロン酸やボトックスなど、いろいろな施術も相談してみることが、最終的に自分のイメージとの違いを防ぐ一番の手段となります。
糸リフトのリフトアップ効果には持続期間がある
糸リフトのリフトアップ効果は永久ではなく、持続期間があります。
持続期間は使用する糸によって変わり、数ヶ月〜半年ほどでなくなる糸が多いですが、高須クリニックの場合は、1~2年程度効果が持続します。
また、糸が吸収された後もコラーゲンの繊維に置き換わり、ハンモック状に頬がたるむのを予防するため、糸が溶けて吸収された後でも効果が残ります。
ダウンタイムは当日のみだが一部行動に制限も
糸リフトでは、メスを使わないので、ダウンタイムは原則施術当日のみであることがほとんどです。
施術当日から、シャワー、入浴などは可能で、手術翌日からは運動もできます。
ただし、糸がある程度安定するまでの1ヶ月間は、顔のマッサージや大きく口を開ける、歯科治療を受けるなどといったことは控えることをおすすめしています。
一般的な糸リフトで失敗と感じる原因
糸リフト自体はメスを使わず、ダウンタイムも短いエイジングケアに適した施術ですが、実際に施術を受けた方の中には失敗と感じてしまう場合があります。
いったいどのような原因で失敗と感じることが起こってしまうのか、まとめてみました。
医師とのコミュニケーションがしっかりできていない
糸リフトを施術したけど、失敗と感じてしまう原因として一番大きく考えられるのが、医師との認識にずれがあることです。
例えば、患者様が施術による変化を十分に理解できていない場合、本来得られる効果以上の期待をしてしまうことで、「たるみが解消されない」「思ったよりリフトアップできていない」といった不満・失敗につながります。
他にも自分のイメージではほうれい線も目立たなくなると思っていたのに、医師からすればほうれい線は多少浅くはなるけど根本的な解決まで至らないといった効果の認識のズレなどもあります。
医師の技術やセンス不足
入れる糸の本数はご予算や期待する効果に応じて相談することはできますが、糸の入れ方や針の刺す位置、どの深さまで入れるかなどは医師の裁量に委ねられます。
糸リフトへの技術力が不足したり、入れるセンスがあまりなかったりすると、糸が透けて見えたり、痛みが急に起こったりするなどのトラブルが起こる場合があります。
糸の種類や質が合っていない
糸リフトに使われる糸には、溶けるもの・溶けないもの、太いもの・細いものなどさまざまな種類があります。
クリニックによって使う糸は異なるため、種類が自分に合っていない場合や糸のクオリティが低い場合は、持続期間が短い、糸が透けて見える、アレルギーが発生するなどのトラブルが起こる場合があります。
そのため、糸リフトのカウンセリング時にはどのような糸を使っているのか、必ず確認するようにしましょう。
ちなみに、高須クリニックで使用する糸は、1~2年程度効果が持続しながら体に吸収される吸収糸(溶ける糸)です。
1~2年程度効果の持続が期待できるほか、アレルギーの心配がないことに加え、肌へのなじみも良いので、挿入の違和感もほぼありません。
一般的な糸リフトで後悔しないための対策はある?
糸リフトの失敗を防ぐためには、実績が豊富で、カウンセリングやアフターケアが丁寧なクリニック・医師を選ぶことが大切です。
糸リフトの特徴や施術内容の説明をしっかりと聞くのはもちろんですが、症例写真などを見ながら仕上がりのイメージを医師と共有し、納得してから施術を受けましょう。
また、自分で持っている仕上がりのイメージや、不安や不明点もできるだけ細かく医師に伝えることも大切です。
伝えても話を親切に聞いてくれない医師では、施術に不安が残りますし、医師の裁量で勝手に施術されることもあり、まずカウンセリングでどのような対応をされるのかが、医師を選ぶ判断基準となります。
高須クリニックが特に大切にしていることは、カウンセリングです。
まず、患者様の希望をお聞きしながら実際に施術で得られる結果をきちんと説明することで、期待と結果がイコールになるよう心がけています。
高須クリニックの糸リフト(イタリアンリフト)の施術内容や、症例写真はこちらのページをご覧ください。
糸リフト(イタリアンリフト)がおすすめの人・やめたほうがいい人
ここからは、糸リフト(イタリアンリフト)がおすすめの方・受けられない方の特徴を見てみましょう。
糸リフト(イタリアンリフト)がおすすめの人
糸リフト(イタリアンリフト)は、メスを使わず、施術時間やダウンタイムも原則当日のみで短いといった特徴があります。
そのため、リフトアップしたいけれど切ることはどうしても抵抗がある方や、ダウンタイムがあまりとれない方に選ばれている傾向があります。
また、ご家族や知っている人がすぐわかってしまうほどの極端な効果はないため、施術したことがバレると困る、あまり変わりすぎても困る方に向いている施術です。
糸リフト(イタリアンリフト)がやめたほうがいい人
糸リフト(イタリアンリフト)は、メスを使う切開リフトほどの極端なリフトアップ効果はありません。
メスを使うことに抵抗がない方や、バレてもいいから思い切りシャープになりたい方にはおすすめではありません。
また、顔に脂肪が多かったり、たるみが重度な方には、たるみ自体が根本的に解消されるわけではないので効果が実感しにくいかもしれません。
ご希望に合わせて糸リフトと併用してヒアルロン酸注射や脂肪溶解注射など別の施術も組み合わせながらカウセリングによってイメージに近づけるご相談も承っています。
その他、自分が施術を受けられるか心配な方は、お気軽にお問い合わせください。
高須クリニックの糸リフト(イタリアンリフト)の仕組み
ここでは、高須クリニックの糸リフト(イタリアンリフト)について、施術の特徴や効果を解説します。
糸リフト(イタリアンリフト)の特徴
糸リフト(イタリアンリフト)は、特殊な糸を顔の皮下に埋め込むことで、自然にリフトアップできる施術で、施術時間は30分程度と、比較的短時間で済みます。
メスで皮膚を切開する施術ではないため、施術後の腫れが少なく、傷も残りません。ダウンタイムが短い点も糸リフト(イタリアンリフト)のメリットです。
高須クリニックでは、糸リフト(イタリアンリフト)にて、ドクターが厳選した糸を使用しています。糸は体に吸収されるため、異物が体内に残る心配がありません。
加えて、施術直後でも効果を実感でき、約3~6ヵ月後にはさらに肌が引き締まる「リバイタライジング効果」があるのが特徴です。
糸リフト(イタリアンリフト)の効果
糸リフト(イタリアンリフト)は、皮下に埋め込まれた糸が馴染むことで、次のような効果が期待できます。
- 頬や顎のたるみが改善される
- しわやほうれい線が改善される(ただし、ほうれい線を浅くすることだけにフォーカスする場合は「シワ取りヒアルロン酸注射」が効果的)
- フェイスラインがすっきりする
- 肌のハリ・ツヤが向上する
- 毛穴が目立ちにくくなる
また、骨格によってこれらの効果に差が出ることはほとんどありません。ただし、切開する施術方法の「フェイスリフト(フルフェイスリフト)」と比べると、リフトアップ効果は劣ります。
糸リフト(イタリアンリフト)の施術の流れと料金
高須クリニックの糸リフト(イタリアンリフト)は、次の流れで施術を行います。
施術の流れ
- カウンセリング
施術前に担当医がカウンセリングをし、糸を入れる部位や本数、仕上がりなどを確認します。施術の流れやアフターケアについても詳しく説明するため、わからないことがあればお気軽にご質問ください。 - 麻酔クリームの塗布
施術する部分に麻酔クリームを塗ります。施術内容や患者様の体質などにより、塗布する範囲や量を調整します。 - 局所麻酔注射
こめかみの髪の毛の生え際あたりから、局所麻酔注射をします。すでに麻酔クリームを塗っているため、局所麻酔の注射針による痛みはわずかです。 - 施術
麻酔がかかったら、施術開始です。局所麻酔注射をした箇所から、糸を入れた専用の針を刺します。その後、針を抜いて糸を留置します。 - アイシング
5~10分ほど施術部分を冷やし、腫れを最小限に抑えます。 - 施術後
そのまま帰宅でき、通院は必要ありません。施術直後でも多少効果は感じられますが、3~6ヵ月ほど経過すると、さらに効果を実感できるでしょう。 - アフターケア
施術後に気になることがあれば、電話などで相談可能です。必要があれば術後検診を行います。
先述のとおり、糸が吸収されたあとはコラーゲン繊維として残るため、施術から年数が経過してもある程度、効果が続きます。
ただし、老化も同時に進行するため、2回目の施術を検討する方もいるでしょう。2回目の施術を受けるタイミングは、2年後、5年後、10年後など人によってさまざまです。
料金
高須クリニックの糸リフト(イタリアンリフト)の料金は、以下のとおりです。
- 1本 110,000円(税込)
- 6本 660,000円(税込)【全院共通】
※最新の価格は、施術ページをご確認ください。
糸リフト(イタリアンリフト)施術後の注意点
洗顔・洗髪・シャワー・メイクは、糸リフト(イタリアンリフト)の施術当日から可能です。
ただし、施術当日の入浴やサウナ浴、岩盤浴は避けてください。熱いお風呂に浸かるなどして血行が良くなると、腫れが強くなる可能性があります。また、同様の理由から、運動も施術翌日からにしましょう。
また、施術から間もないときは、埋め込んだ糸が安定していないため、エステやマッサージに注意が必要です。顔のマッサージは1ヵ月間控え、特に顔の骨に圧力を加えるようなマッサージの場合は、3ヵ月間控えてください。
高須クリニックの糸リフト(イタリアンリフト)が選ばれる理由
糸リフト(イタリアンリフト)を行ううえで、高須クリニックが特に大切にしていることは、カウンセリングです。
カウンセリングにて、施術で得られる結果をきちんと説明することで、患者様の期待と結果がイコールになるよう心がけています。
また、施術に関しては質の良い材料を使い、高い技術で的確に行います。左右の頬を、均等にふわっとリフトアップさせることがこだわりです。
なお、「糸リフト(イタリアンリフト)とヒアルロン酸注射を組み合わせる」などのように、悩みやご希望に応じて複数の施術を組み合わせたい場合も、丁寧にアドバイスいたします。
糸リフト(イタリアンリフト)のよくある質問には、以下の動画でもくわしく回答しています。
糸リフトの失敗を防ぐならカウンセリングとアフターケアが豊富なクリニックで
糸リフト(イタリアンリフト)には、頬や顎のたるみが改善されたり、肌のハリが向上したりと、さまざまな効果があります。
施術で後悔しないためには、実績が豊富でカウンセリングやアフターケアが丁寧なクリニック・医師を選ぶことが大切です。
高須クリニックでは、多数の施術実績があるのはもちろん、丁寧なカウンセリング・質の良い材料により、満足度の高い仕上がりを目指せます。
まずは下記から、お気軽にカウンセリングをご予約ください。
美肌治療、切らない整形、目、鼻の手術、エイジングケア手術、豊胸手術、脂肪吸引、エラ、顎、頬骨切り/削りなどオールマイティーに美容外科治療を担当させて頂いております。
私のモットーとしては、じっくりと時間をかけたカウンセリングをし、患者様に十分納得していただいた上、治療をさせて頂き、治療をした後もその患者様と一生お付き合いさせていただく気持ちでおります。
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高須クリニックには、日本美容外科学会(JSAS)や国際美容外科学会で学会長を務めた院長をはじめ、日本形成外科学会専門医を持つ医師が数多く在籍しております。
また、日本美容外科学会(JSAS)専門医、医学博士、日本美容外科医師会会員、日本美容外科学会会員、日本美容外科学会(JSAPS)専門医、日本美容外科学会会員(JSAPS)、日本美容外科学会会員(JSAS)、臨床研修指導医、日本麻酔科学会指導医、日本麻酔科学会専門医、麻酔科標榜医、日本脂肪吸引学会会員、日本肥満学会会員、臨床皮膚科学会会員、日本美容皮膚科学会員、日本皮膚科学会専門医、日本美容皮膚科学会会員、日本レーザー医学会会員、BOTOXVISTA認定医、サーマクールCPT認定医、ジュビダームビスタ認定医、VASERLIPO認定医、ミラドライ認定医、日本歯科学会会員、国際インプラント学会インプラント認定医、歯学博士、日本眼科手術学会会員など様々な科目の専門医や資格を保有した医師が在籍しています。