副乳とは?原因や症状、除去したい場合の治療方法などを解説

副乳とは?原因や症状、除去したい場合の治療方法などを解説

2024.01.25

読了目安:この記事は約 8 分で読むことができます。

わきの下などに気になる膨らみ・しこりがある場合は、「副乳」かもしれません。

副乳は、そのままにしておいても基本的には問題ありませんが、できた部位や大きさなどによっては日常生活に支障が出てしまうケースもあるでしょう。そのような場合は、クリニックでの治療により、副乳をすっきりと取り除いてしまうのがおすすめです。

今回は、副乳の原因や症状、対処法を解説するとともに、高須クリニックで副乳を除去する場合の施術の流れ・料金・ダウンタイムなどについても紹介します。副乳に関するお悩みがある方は、ぜひ最後までご覧ください。

副乳はどのようなもの?

副乳とは、通常は左右に一つずつある乳房以外にできる、乳房と似た組織のことです。人間の進化の過程で消えたはずの乳房が残っている状態で、膨らみだけのケースのほか、乳頭・乳輪・乳腺などまで発達しているケースも見られます。

また、副乳は男女問わず見られる可能性があり、決して珍しい症状ではありません。

副乳ができる場所

副乳は、わきの下・乳房の下・足の付け根などの「ミルクライン」と呼ばれる位置に現れます。ミルクラインは、犬や猫のような哺乳類が乳房を持っているラインです。

ミルクラインのなかでも特に副乳が現れやすいのは、わきの下でしょう。副乳の大きさは人によってさまざまで、左右対称に見られることも、片方だけに見られることもあります。

副乳の症状

副乳にともなうおもな症状は、以下のとおりです。

  • 膨らみ
  • しこり
  • 痛み
  • 熱感
  • 腫れ など

膨らみやしこりで副乳に気付くケースのほか、女性の場合はホルモンの影響で生理中や更年期に副乳のある箇所に痛みが生じ、存在に気付くケースがあります。ただし、自覚症状がない方も多く、健康診断の際などに指摘されて初めて副乳が見つかることもあるでしょう。

なお、妊娠中・産後・授乳中に副乳が発達した場合、乳汁の出口がないと乳腺炎を発症する可能性が懸念されます。

副乳に気付いたらどうすれば良い?

基本的には、副乳自体は健康に悪影響をおよぼしません。ただし、特に授乳期は触ると悪化しやすいため、副乳がある箇所は冷やし、触らないようにしましょう。

また、副乳が自然消滅することは望めないため、副乳が気になる方や副乳によって生活に支障が出ている方は、クリニックで取り除くのがおすすめです。

副乳が小さな場合(5mm以下程度)は、CO2レーザーにより除去可能です。それ以上の大きさのものや、乳輪や乳腺まで発達しているものは、メスで切除して縫い縮めます。

なお、副乳を脂肪吸引で除去する方法も存在しますが、乳腺が残ってしまうことがあるため、高須クリニックでは切除を第一の選択肢としてご提案しています。ただし、限りなく再発リスクが低い切除による治療を選択しても、ごくまれに再発の可能性がある点にご留意ください。

副乳の治療がおすすめの人・受けられない人

ここでは、クリニックでの副乳の治療をおすすめできる方・治療を受けられない方の特徴について、それぞれ解説します。

副乳の治療がおすすめの人

副乳の治療をおすすめできるのは、以下のような方です。

  • 目立つ副乳がある方
  • 半永久的な効果を希望する方
  • ウェディングドレスを着る予定がある方
  • 副乳に痛みがある方
  • 副乳が大きくなってきた方

また、お子さんに副乳が見られ、治療を検討している方もいるかもしれません。女の子の場合は、思春期になると女性ホルモンが増加するとともに、副乳の乳腺が発達すると考えられます。

治療による傷跡を最小限に抑えるには、乳腺が発達する前に副乳を切除するとよいでしょう。目安としては、12歳前後での治療がおすすめです。

副乳の治療が受けられない人

副乳の治療を受けられない方の特徴は、特にありません。

副乳を取り除いても体に悪影響が出ることはなく、また、切除時に乳房そのものには触れないため、授乳中の方などでも問題なく治療を受けられます。

【副乳の治療】施術の流れ・料金・ダウンタイム

ここでは、高須クリニックの副乳の治療について、施術の流れ・料金・ダウンタイムの3つの観点から紹介します。

施術の流れ

副乳の治療は、以下の流れで行います。

  1. カウンセリング
    副乳が見られる部位を確認したうえで、施術後の仕上がりなどを担当医師と相談します。施術の流れやアフターケアについても説明するので、わからないことがあればお気軽にご質問ください。
  2. 麻酔クリームの塗布
    施術部位に麻酔クリームを塗ります。施術内容や患者様の体質などにより、塗布する範囲や量を調整します。
  3. 局所麻酔
    副乳をメスで切除して縫い縮める「切除縫縮手術」の場合は、クリーム麻酔と局所麻酔を併用します。そのため、この段階で局所麻酔をします。
  4. 施術
    麻酔がかかったら施術開始し、副乳を除去していきます。施術中の痛みはわずかです。
  5. 施術後
    施術後は、そのまま歩いて帰宅可能です。切除縫縮手術を受けた方は、抜糸するまでは激しい運動を避けてください。日常生活を送るうえでは、特段の注意点はありません。
  6. 抜糸
    切除縫縮手術を受けた場合は、約1週間後に再び来院して抜糸します。抜糸の痛みはほとんどありません。
  7. アフターケア
    施術箇所の腫れや痛みといった気になることがあれば、電話などで相談可能です。必要に応じて術後検診をします。

 

料金

副乳の治療の施術料金は、以下のとおりです。

1ヵ所あたり55,000円~165,000円(税込)【全院】

※最新の価格は、施術ページをご確認ください。

ダウンタイム

個人差はあるものの、特に切除縫縮手術を受けた方は数日間の腫れや痛み、内出血をともなうことがあります。高須クリニックでは、ダウンタイムも安心して過ごせるよう、腫れを引かせる漢方薬や、内出血を引かせる塗り薬を常備しています。

副乳の治療による傷跡はどのくらい残る?

切除縫縮手術では、皮膚のしわに沿って副乳部分を切開し、特殊な細い糸で縫合します。

施術から約1週間後の抜糸を終え、3ヵ月程度テーピングをして過ごすと、傷跡はほとんど気にならない状態になるでしょう。

副乳の治療で高須クリニックが選ばれる理由

高須クリニックでは、形成外科の技術を用いた手術を行うことで、ダウンタイムは最小限に抑えること・傷跡は可能な限りきれいにすることにこだわっています。そのため、「目立つ傷跡を残したくない」と考える方が当院での副乳の除去を選択しています。

また、細さと切れ味を追求した質の良い注射針・治療に合わせた麻酔・痛み止めの内服薬などにより、術中も術後も痛みが最小限に抑えられるよう考慮している点も特徴です。

高須クリニックでは、患者様が納得できるまで丁寧なカウンセリングを行うとともに、アフターケア体制も整えているので、まずはお気軽にご相談ください。

副乳をきれいに除去するなら高須クリニックへ

わきの下・乳房の下・足の付け根といったミルクラインに見られる副乳は、膨らみやしこりだけでなく、痛みや腫れなどの不快な症状をともなうことがあります。

副乳自体は健康に害をおよぼさないものの、自然消滅することは望めないため、上記のような症状がある方や見た目が気になる方は、クリニックでの治療を検討するとよいでしょう。

高須クリニックでは、副乳の大きさや状態に応じて、CO2レーザーまたは切除縫縮手術により副乳の除去を行っています。高い技術による美しい仕上がりにこだわっているため、切除縫縮手術を受けた場合でも、一定期間経過後は傷跡がほとんど気にならなくなるでしょう。

副乳をきれいに除去したい方は、ぜひお気軽に高須クリニックのカウンセリングにお越しください。

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