「そばかす」とは?薄くする方法や予防のポイントを知って、きれいな肌へ!

「そばかす」とは?薄くする方法や予防のポイントを知って、きれいな肌へ!

2023.09.12

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「そばかす」とは、顔に広がる小さな茶色の斑点のことです。顔だけでなく、首や腕など体に見られるケースもあります。

そばかすが気になっている方のなかには、「幼い頃からそばかすがある」という方もいれば、「年齢とともに顔のそばかすが目立ってきた」という方もいるのではないでしょうか。

今回は、そばかすの特徴や原因、薄くする方法、予防のためのポイントなどを解説するので、ぜひ参考にしてください。

「そばかす」とは?

そばかすは、しみの一種で、鼻や頬を中心としておもに顔に広がる小さな斑点です。顔だけでなく、首・肩・胸元・腕・背中などにできる場合もあります。

斑点の色は、薄茶色または黒っぽい茶色であるケースが多いでしょう。そばかすの小さく茶色い斑点は、雀(すずめ)の卵殻に似ていることから、医学的には「雀卵斑(じゃくらんはん)」と呼ばれます。

そばかすの原因

本来、そばかすは遺伝的な要因で発生するものを指します。しかし実際には、紫外線など遺伝以外の要因によって発生するものも、そばかすと呼ばれています。

個人差はあるものの、遺伝性のそばかすは5~6歳頃からでき始めることも珍しくありません。年齢とともに色が濃くなったり、数が増えたりするのが特徴です。

肝斑とそばかすの違い

そばかすと間違いやすいしみの種類の一つに、「肝斑(かんぱん)」があります。

点状に見られるそばかすとは違い、肝斑は雲がかかったように、薄く顔全体に広がるのが特徴です。特に、左右の頬に対称的に見られるケースが多く、あごや鼻下、額にできることもあります。

肝斑は、30~40代の女性に発生しやすく、おもな原因は女性ホルモンの乱れといわれています。一方のそばかすは幼い頃から発生することも多く、遺伝や紫外線などの影響を受けやすいため、肝斑とは発生原因が異なります。

そばかすができやすい・悪化しやすい人

そばかすができやすい人や悪化しやすい人の特徴は、次のとおりです。

  • 家族にそばかすのある方がいる
  • 色白である
  • 髪色が明るい
  • 紫外線をよく浴びる

そばかすは遺伝的な影響を受けやすいため、親にそばかすがあれば、自分にもそばかすが現れる可能性が高くなります。また、紫外線を浴びる機会が多い方は、そばかすの症状が悪化しやすいため注意が必要です。

なお、色白の方もそばかすができやすい・悪化しやすい傾向があるものの、後述する美容医療での施術の効果が出やすい傾向があります。

そばかすを薄くする方法

そばかすを薄くする方法は、大きく分けて内服薬・外用薬・美容医療の3つです。それぞれの方法を詳しく見てみましょう。

内服薬

1つ目は、そばかすに効果がある成分を含んだ内服薬により、体の内側からアプローチする方法です。内服薬として用いられる代表的な成分には、次のようなものがあります。

  • L-システイン:メラニンの生成を抑制する働きや、メラニンの排出をサポートする働きがある
  • ビタミンC:できてしまったメラニンを薄くする働きがある
  • トランサミン:メラニンの生成を抑制する働きがある

 

外用薬

2つ目は、そばかすに効果がある成分を含んだ外用薬により、体の外側からアプローチする方法です。外用薬として用いられる代表的な成分は、次のとおりです。

  • トレチノイン(レチノイン酸):メラニンの排出をサポートする働きや、肌のターンオーバーを促進する働きがある
  • ハイドロキノン:メラニンの生成を抑制する働きや、美白効果がある

 

美容医療

セルフケアやエステでは効果を実感できない、効率的にそばかすを薄くしたいと考えるなら、3つ目の選択肢として、美容医療の施術を受けるのがおすすめです。高須クリニックでは、次のような施術でそばかすに対処できます。

 

【機器を使う施術】

  • フォトフェイシャルM22
  • シミ・あざ取りレーザー
  • ピコレーザー
  • Qスイッチ・アレキサンドライトレーザー

【薬品を使う施術】

  • トレチノイン・ハイドロキノン
  • イオン導入
  • グロースファクター(成長因子)

【針・糸を使う施術】

  • イタリアンリフトファイン

【注射・点滴を使う施術】

  • しみ・くすみ対策点滴(ビタミンC点滴)
  • 白玉注射(グルタチオン)

数ある施術のなかから選ぶ際の基準として、ダウンタイムの有無が挙げられます。典型的なそばかすを想定した場合、「ダウンタイムありで1回の施術で終わらせたい」と考えるなら、ピコレーザーやQスイッチ・アレキサンドライトレーザーが適しています。一方、「ダウンタイムなしで施術を受けたい」と考えるなら、フォトフェイシャルM22を3~6回ほど受けるとよいでしょう。

なお、ピコレーザーやQスイッチ・アレキサンドライトレーザーは、秋~冬の間に受けるのがおすすめですが、フォトフェイシャルM22は、いつ受けても問題ありません。

そばかすを悪化・再発させないためには予防も大切

そばかすを悪化・再発させないためには、普段の生活のなかでも気を付けるべき点があります。ここでは、3つのポイントを紹介します。

紫外線対策を徹底する

しみのもととなるメラニンは、紫外線を浴びることで活性化します。そのため、そばかすは紫外線の影響で濃くなりやすいでしょう。

そばかすを悪化・再発させないためには、季節を問わず、日頃から紫外線対策をすることが大切です。室内で過ごしていても、普通の窓ガラスだと7割程度は紫外線を通すため、気付かないうちに紫外線を浴びてしまうかもしれません。室内でも日焼け止めを塗るようにし、外では日傘や帽子なども併せて活用するとよいでしょう。

また、美容医療の施術を受ける場合は、ダウンタイム中に紫外線対策をしっかりできるかどうかによっても、治療の選択肢が変わります。

バランスの良い食事を摂る

必要な栄養素をバランス良く摂れていないと、肌のターンオーバーが乱れ、メラニンが排出されにくくなります。バランスの良い食事を基本とし、先述したL-システインやビタミンCのほか、ビタミンEの摂取を意識するのがおすすめです。

これらの成分は、メラニンの生成を抑制したり、ターンオーバーをサポートしたりしてくれます。

肌への刺激は最小限にする

肌は、「ゴシゴシと洗う」「タオルで擦るように拭く」などの物理的な刺激を受けると、肌を守るためにメラニンを生成してしまいます。そばかすを悪化・再発させないためには、スキンケアやメイクの際などに、肌に刺激を与えないようにすることも大切です。

また、肌に合わない化粧品を使うことや、毎日長時間メイクしたまま過ごすことも、肌への刺激となるため注意しましょう。

そばかすの治療で高須クリニックが選ばれる理由

高須クリニックではさまざまな施術を選択可能です。丁寧なカウンセリングで悩みや希望を伺い、その方のそばかすに最適な施術をご提案します。症例写真も豊富なので、安心して施術をお受けいただけます。

もちろん、複数の種類のしみが混在している場合でも問題はありません。例えば、そばかすと肝斑が混在している場合は、ピコレーザーやフォトフェイシャルM22などの施術に、トレチノイン・ハイドロキノン(塗り薬)と内服薬をプラスすれば、きれいな肌を目指せます。

幼少期からそばかすがある方からも、「とてもきれいになって取って良かった」「もっと早く施術を受ければ良かった」と言っていただけます。

なお、紫外線対策などに気を付けて生活していても、治療したそばかすが再発してしまう可能性があります。その場合はあらためて診察しますので、お気軽にご相談ください。

そばかすの悩みを解決するなら高須クリニックへ

幼い頃からそばかすがあるという方でも、美容医療によってそばかすを薄くし、明るくきれいな肌を目指せます。ただし、そばかすを悪化・再発させないためにも、紫外線対策を徹底すること・バランスの良い食事を摂ること・肌になるべく刺激を与えないことは、日頃から心がけましょう。

高須クリニックでは、患者様の症状と希望に応じて、最適な治療をご提案します。

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