顔の施術について

コンタクトレンズ(特にハード)を長期間使用すると、眼瞼下垂になることがあります。


目のカウンセリングをしているとよく、コンタクトレンズを長期間使用していたことによる眼瞼下垂の患者様に遭遇します。コンタクトレンズを使用すると、常にレンズがまぶたの裏側を擦って刺激するため、瞼板と挙筋腱膜の結合部分がはずれ、まぶたの開きが悪くなります。

コンタクトレンズの取り外しの際に、まぶたを過度に引っ張るのも、眼瞼下垂を引き起こす原因の一つだといわれています。コンタクトレンズによる眼瞼下垂は、ソフトレンズよりもハードレンズに多く、ハードレンズを10年以上使用している人は、かなりの確率で眼瞼下垂症状があります

高須クリニックに来院されるコンタクトレンズによる眼瞼下垂の患者様は、自分が眼瞼下垂だということに気付かずにいる方がほとんどです。そのほとんどの方が、「目の大きさに左右差があるので治したい」「二重の幅が左右非対称なので治したい」「額のシワが気になる」「まぶたが窪んできたので治したい」などのお悩みで来院されます

コンタクトレンズによる眼瞼下垂は、左右の目が同じように下垂が進行していくこともありますが、多くの人は片方の目の下垂が強く進行しているので、目の左右差が訴えになっていることが多いです

症例写真
■眼瞼下垂(がんけんかすい)


左目の眼瞼下垂を主訴に来院された50代の女性の患者様です。ハードコンタクトレンズを30年間装用されていたため、ハードコンタクトレンズと老化現象が原因の腱膜性眼瞼下垂だと考えられました

眼瞼下垂が進行すれば、まぶたの開きが悪くなり、黒目の出る面積が小さくなります。また、まぶたの開きが悪くなると、目を開けたときの二重の幅が広くなり、眠たそうな目になります。眼瞼下垂があると、開かないまぶたを無理して開けようとして、額の筋肉を緊張させ、無意識に眉の位置が挙げようとするので、それが原因で頭痛や肩凝りが生じます。

眼瞼下垂は放っておいても自然に治ることはなく、手術で治す他ありません。コンタクトレンズの使用を続けると、眼瞼下垂は進行し、どんどんまぶたの開きは悪くなっていきます。手術は局所麻酔下に、二重まぶた切開法と同じようにまぶたを切開し、外れている挙筋腱膜を瞼板に縫合して修復します。眼瞼下垂の手術の際に、皮膚のたるみを切除したり、二重を作ることもできます。

眼瞼下垂が原因の頭痛や肩凝りがあった人は、手術後にそれらの症状は格段に改善します。また、コンタクトレンズによる眼瞼下垂は、片方の目が下垂していることが多いですが、両目にコンタクトし続けている人は、反対の目も眼瞼下垂になっている場合がほとんどです。そのような人に、下垂の程度の強いほうの目だけを手術すると、手術した目はよく開くようになりますが、反対の目が手術前よりも下垂が進行することがあります。

眼瞼下垂があると、開かないまぶたを開けようとして、自律神経である交感神経を無意識に緊張させ、まぶたを開ける不随意筋であるミューラー筋という筋肉を緊張させます。片方のみ眼瞼下垂の手術をすると、交感神経の緊張が緩み、その結果、反対の目のミューラー筋が緩み、下垂が顕著に現れます(これをヘリングの法則といいます)。そのため、両目にコンタクトレンズをし続けて、片目だけ眼瞼下垂になっている人は、両目を同時に眼瞼下垂手術をするほうがよいです。両目を同時に手術すれば、ヘリング現象が生じる心配はないし、まぶたの開きや二重の幅や形に左右差が生じにくいです

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