美容整形について

交通事故や他の事故、傷害事件などの傷跡の治療を希望される患者様へ

交通事故やその他の事故、傷害事件などで顔や身体に傷を負ってしまった方は、少しでも傷跡を目立たなくしたいと考えてらっしゃると思います。通常、顔や身体の表面に外傷を負った場合は、すぐに医者にかかる必要があります。まず、ぱっくりと開いて、縫合する必要のある傷は緊急で縫合することになります。また、縫合することができない広範囲の生傷の場合は、創面を洗浄し、傷が治るまで軟膏処置をしたり、フィルムやドレッシング材などで保護するなどの処置をすることになります。

このような、外傷を負ってすぐに行う処置のことをプライマリーケアといいますが、プライマリーケアやその後の傷が治るまでの処置は、高須クリニックなどの美容整形外科ではなく、一般病院や開業医などの形成外科、整形外科、外科などで受けることになります。外傷のプライマリーケアは外科系の医者であればある程度のことはしてくれますが、表面の傷を綺麗に治してゆくことに関しては形成外科が専門なので、少しでも傷跡を目立たなくしたいならば、形成外科で治療を受けるのが望ましいです。プライマリーケアを受けてから数日~数週間で傷は治りますが、傷の赤みや盛り上がりなどが落ち着くまで最低6ヶ月はかかるため、形成外科であれば6ヶ月間は傷跡のテーピングをしたり、紫外線の遮光を指導するなどのアフターケアを受けることになります。

ときどき受傷して6ヶ月以内の間に高須クリニックに来院される患者様がいらっしゃいます。来院した理由は、「現在、形成外科に通院中だが、そこの先生はテーピングをさせて、リザベンなどのトラニラストの薬を処方するだけで他に何もしてくれないので、美容整形だったら最新のレーザー治療や薬の処方をしてくれると思ったから」というものが多いです。しかし、せっかく高須クリニックに来院されても、受傷後6ヶ月の間は形成外科で行っている治療と同じことしかできないことが多いです(ただし、高須クリニックでリザベンなどのトラニラストを処方することはほとんどありません)。

ただし、受傷後6ヶ月以内でも、アスファルトや砂利などが刺青のように沈着している外傷性刺青があるのに通院中の病院でQスイッチレーザー治療をしてくれない場合や、赤みや盛り上がりが強い傷で、通院中の病院でVビームレーザー治療やステロイド注射をしてくれない場合に関しては、受傷後6ヶ月以内でも治療の適応があれば、高須クリニックに来院された患者様に治療を行うことはあります。

受傷して6ヶ月以上経過した傷に対しては、傷をメスで切り取って綺麗に縫合して目立たない傷に変える瘢痕形成術という手術を行うことがあります。瘢痕形成術の適応になる傷は、「メスで切り取って綺麗に縫合すれば、手術しないよりは綺麗な傷になる傷」です。瘢痕形成術をしても完全に傷が消えることはなく、あくまで傷は残ります。そのため、瘢痕形成術を行ってもあまり綺麗にならない可能性のある傷や、瘢痕形成術を行うことによりかえって目立つ可能性のある傷には瘢痕形成術は行いません。

ときどき患者様で、「この傷を完全に消してください」と仰る方がいらっしゃいますが、瘢痕形成術はもちろん他の治療においても、傷を完全に消すということは不可能です。また、切り取って縫合することができない広範囲の傷に関しても、瘢痕形成術の適応はありません。瘢痕形成術は、一般病院や開業医の形成外科で受けることができますが、高須クリニックでも受けることができます。

高須クリニックで瘢痕形成術を受けるメリットとしては、
  • 高須クリニックの医者は全員一定レベル以上の技術を持ったベテランなので、新米の医者の手術の練習台になることがない。
  • 健康保険の適応がなく一般の病院で使用されることが少ない麻酔クリームや痛みの少ない麻酔注射を使用するので、痛みが少ない。
  • 必要以上に点滴されたり、薬を処方されたり、通院させられたり、入院させられることがない。
などがあります。

〈形成外科で治療終了となった場合〉

怪我をしてから形成外科に通院し、6ヶ月以上経過した場合や、形成外科で瘢痕形成術を受けて、そこから6ヶ月以上経過した場合には、担当医から、「もう傷は落ち着いており、治療によってこれ以上傷を綺麗にすることはできないです」と言われ、通院治療終了となります。通常はそこで治療終了なのですが、諦めきれず、「少しでも傷跡を目立たなくしたい」という患者様が高須クリニックに来院されることがあります。その場合、一般病院や開業医の形成外科にはない治療をすることになります。

具体的には、
  • 赤みや盛り上がりのある傷跡に、繰り返し照射やステロイド注射をする。
  • 赤みや盛り上がりが引き、落ち着いている傷跡にフラクセルレーザーを繰り返し照射し、傷跡を少しずつぼかしていく。
  • アスファルトや砂利などが刺青のように沈着している外傷性刺青にQスイッチレーザーを照射する。
  • 色素沈着を起こし、黒ずんでいる傷跡にブリーチングクリームやトレチノイン軟膏などによる皮膚科的治療を行う。
  • 窪んでいる傷跡にヒアルロン酸注射を行い、膨らませる。
  • 瘢痕形成術を行うことにより、しないより綺麗になる可能性のある傷跡に、瘢痕形成術を行う。
などになります。

しかし、一度できてしまった傷跡を完全に消すことはできないので、せっかく高須クリニックに来院されても、何も治療することができずにお帰りいただくこともあります。どれだけフラクセルレーザーを照射してもほとんど変わらない傷跡もあるし、窪んでいる傷跡にヒアルロン酸を注射しても膨らまないタイプのものもあります。とくに皮下組織の癒着が強くて窪んでいる傷跡は、窪んでいる部位にいくらヒアルロン酸を注射しても、膨らますことができず、窪んでいる周囲が膨らんでしまい、かえって窪んでいるのが目立ってしまうことがあります。また、窪んでいる傷跡を膨らまして平らにすることができても、ヒアルロン酸は数ヶ月~数年で吸収され、なくなってしまうので、繰り返し注射する必要があります。

ときどき、「ヒアルロン酸はなくなってしまうので、なくならない脂肪注入をしてください」という患者様がいらっしゃいます。しかし、傷跡への脂肪注入は生着率が低い上に綺麗に仕上がらないことが多く、もし、傷跡が膨らまず、周囲だけが膨らんでしまうと永久にそのままになってしまうので、行わないことが多いです。

〈高須クリニックで傷跡の治療を受ける場合の費用について〉

高須クリニックで傷跡の治療を受ける場合は、健康保険で受けることはできず、原則として全額自費になります。そのため、一般病院や開業医の形成外科において健康保険で治療する場合に比べ、患者様の負担は高額になります。ただし、交通事故の場合、自賠責保険で治療するときは患者様の負担は0円になります。その他の事故や傷害事件の場合、加害者の負担や任意保険で治療費が支払われることがあるので、ケースバイケースで患者様の負担が変わります。

〈治療は受けないのに、治療費の見積書や診断書のみを希望する方はお断りしています〉

ときどき患者様で、「治療は受けないけど、治療費の見積書や診断書を書いてほしい」という方がいらっしゃいます。申し訳ありませんが、治療を受けない方の治療費の見積書や診断書の発行はお断りしています。そのような場合、その見積書や診断書を利用して、保険会社や加害者に多額の損害賠償や慰謝料を請求することに利用されてしまい、見積書や診断書を書いて発行した医師や高須クリニックが事件や裁判に巻き込まれてしまう可能性があるからです。

そもそも、しない治療の見積書を利用して損害賠償や慰謝料を請求すること自体、倫理に反しているので、高須クリニックはそのようなことに協力することはできません。高須クリニックが治療費の見積書や診断書を発行するのは、あくまで高須クリニックで治療をするのを前提といた場合にのみ発行させていただくことになります。もちろん、高須クリニックで実際に治療を受けられた患者様に関しては、必要であればいつでも診断書や治療費の明細書などは発行させていただきます。

症例写真
■フラクセル 膝の傷跡の治療


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