顔の施術について

鼻の下を短くする上口唇短縮手術(人中短縮術、リップリフト)のリスク、副作用、合併症、傷跡について

鼻の下が長いのが悩みの患者様のカウンセリングをしていると時々、「よその美容整形クリニックでは、鼻の下を短くする上口唇短縮手術(人中短縮術、リップリフト) というのをやっているらしいのですが、高須クリニックではやっていないのですか?」とご質問いただきます。

私の答えは、「上口唇短縮手術(人中短縮術、リップリフト) は、傷跡が非常に目立つ上に、様々なリスク、副作用、合併症があるので、基本的におすすめしませんが、私に関しては、患者様が全てのリスクを承知した上で、どうしても手術したいとおっしゃる場合は手術させていただくことがあります」です。

上口唇短縮手術は、局所麻酔下に鼻の真下の皮膚を切除して縫い合わせることにより上口唇を持ち上げて、物理的に鼻の下を短くしてしまう手術です。この手術は様々なリスクを伴うため、高須クリニックで行うことはほとんどありません。

リスクの1つに、鼻の下の傷痕が非常に目立つということがあります

鼻の下は、元々傷痕が赤く盛り上がったり、ケロイド状になりやすい部位です。ケロイド体質の方にこの手術をすると傷痕がかなり目立ちます(ケロイド体質ではない人が手術してもかなり傷痕が目立ちます)。また、皮膚を切除して縫い合わせることにより、鼻柱の付け根と小鼻の付け根が下に引っ張られるため、正面から見たとき、鼻の穴が縦に長く見えるようになってしまいます(いわゆるブタ鼻になります)。最近は、若い患者様のほとんどの方が正面から見て鼻の穴が見えるのを嫌う傾向にあるため、そのような方がこの手術を受けると、余計に鼻の穴が目立つようになってしまいます。

また、術後に上口唇が持ち上がるため、笑ったときに歯茎が見えるガミースマイルになりやすいです。鼻の下が長い人のほとんどは元々ガミースマイルであるため、この手術をするとガミースマイルの症状が悪化し、余計に歯茎が見えるようになってしまいます。

そして、この手術は、術後に気に入らなくて元に戻したくなっても、元に戻すことはできません。術後に傷痕が目立っても、鼻の穴が縦に伸びて目立つようになっても、ひどいガミースマイルになっても、元に戻すことはできず、一生その顔で生きていかなければなりません。

高須クリニックには、他院で上口唇短縮手術(人中短縮術、リップリフト)を行い、仕上がりが気に入らなくて、修正目的で来院される方がよくいらっしゃいますが、実際ほとんどの方が何もすることができません。私に関しては、全てのリスク、副作用、合併症を理解し、納得していただいた患者様には、この手術をさせていただくことがありますが、普通の美的感覚の方は、この手術は行わないほうが良いと思います。

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