ボトックス(ボツリヌストキシン)ボツリヌストキシン注射希望の患者のカウンセリングをしていると、時々、「ボトックス注射の効果は一時的なんですか?」「ボトックス注射は打ち続ければ、永久的な効果になるってネットに書いてあったんですが、本当ですか?」などのご質問をいただきますので、お答えします。

眉間や目尻などのシワの治療、ガミースマイルボトックス、タレ目ボトックスなどの場合は6ヶ月くらいの一時的な効果であることが多く、エラボトックス、ふくらはぎボトックスなどの場合は、ある程度の効果は永久的に残ることが多くなっています。
持続期間については、注射する部位、目的、注射する量、注射の仕方、テクニックなどによって異なります。

ボトックス(ボツリヌストキシン)注射の用途と部位ボトックス(ボツリヌストキシン)注射の用途と部位

ボトックス(ボツリヌストキシン)ボツリヌストキシン注射は、様々な用途で使用します。美容整形クリニックで使用されるのは、主に以下の治療です。


  1. 眉間の縦ジワ、額の横ジワ、目尻のシワ、鼻根部の横ジワ、唇の縦ジワ、顎の梅干ジワなどのシワ治療
  2. ガミースマイルの治療(ガミースマイルボトックス
  3. 下がっている口角を挙げる治療
  4. 目尻を下げて、タレ目っぽく目を大きくする治療(タレ目ボトックス
  5. 顔面神経麻痺で、健側(麻痺していない側の顔)の過緊張を緩める治療
  6. エラを細くする治療(エラボトックス
  7. ふくらはぎを細くする治療(ふくらはぎボトックス
  8. 肩をほっそりさせる治療(美人肩ボトックス
  9. 肩凝りの治療(肩凝りボトックス
  10. 顎関節症、歯軋りの治療
  11. 額、顔、ワキ、手のひら、足の裏などの汗を止める治療(多汗症ボトックス

部位別の持続効果

シワ治療のボトックス、ガミースマイルボトックス、口角を挙げるボトックス、タレ目ボトックスなどの効果の現れ方、効果の持続について

  1. 眉間の縦ジワ、額の横ジワ、目尻のシワ、鼻根部の横ジワ、唇の縦ジワ、顎の梅干ジワなどのシワ治療
  2. ガミースマイルの治療(ガミースマイルボトックス
  3. 下がっている口角を挙げる治療
  4. 目尻を下げて、タレ目っぽく目を大きくする治療(タレ目ボトックス
  5. 顔面神経麻痺で、健側(麻痺していない側の顔)の過緊張を緩める治療

上記5つの施術は、顔面にある目的の表情筋にボトックス(ボツリヌストキシン)ボツリヌストキシンを注射することにより、その表情筋を麻痺させ、効果を出す治療です。

これらの顔面表情筋に注射する治療は、効果は6ヶ月程度続き、効果が切れるとほとんど元に戻ることが多いです。

表情筋のほとんどは、皮膚に付着する筋肉であり、そのような筋肉にボトックス(ボツリヌストキシン)ボツリヌストキシンを注射した場合は、6ヶ月で効果がほぼなくなり、ほぼ元に戻るということが統計的に分かっています。

多少個人差がありますが、注射して2~3日くらいから徐々に効果が現れてきて、1週間後には完全に効果が現れます。

その後、1ヶ月くらい強い効果が続き、その後は4~6ヶ月くらいかけて徐々に効果が弱まっていき、効果がなくなって、ほとんど元に戻ります(注射する量、テクニックなどによって多少差がありますが、高須クリニックの場合はこのような経過になることが多いです)。

ただし、これらの治療でも、こまめに複数回注射すると、ある程度半永久的な効果になることもあります。

表情筋は、エラボトックスで注射する咬筋、ふくらはぎボトックスで注射する腓腹筋やヒラメ筋、美人肩ボトックスで注射する僧帽筋などの骨格筋と異なり、永久的な廃用性萎縮(ずっと筋肉を使わないでいることにより、筋肉が萎縮して小さくなること)が起こりにくいといわれていますが、ある程度は起こります。

ボトックス(ボツリヌストキシン)ボツリヌストキシン注射の効果が弱くなり始める3~4ヶ月毎に繰り返し注射すると、廃用性萎縮が生じ、同じ量でも効果がより長く続くようになったり、注射の持続期間が長くなったりすることがあります(個人差もあります)。

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エラボトックス、ふくらはぎボトックス、美人肩ボトックスの効果の現れ方、効果の持続について

エラボトックス、ふくらはぎボトックス、美人肩ボトックスは、目的の筋肉にボトックス(ボツリヌストキシン)ボツリヌストキシンを注射することにより、廃用性萎縮を起こし、目的の筋肉を細くする治療です。

エラボトックスは咬筋を細くすることにより小顔にし、ふくらはぎボトックスは腓腹筋やヒラメ筋を細くすることにより脚を細くし、美人肩ボトックスは僧帽筋を細くすることによりほっそりした肩にします。

これらの筋肉は全て、骨格筋であり、関節をまたいで骨と骨に付着し、関節を動かす作用があります。

骨格筋にボトックス(ボツリヌストキシン)ボツリヌストキシンを注射すると、1週間後くらいから徐々に廃用性萎縮が始まります。

2週間後にはちょっと細くなってきたのがわかります。

4~8週間後くらいには効果が最大限に現れていることが多いです。

その後、しばらく最大限の効果が続きますが、注射後4~6ヶ月くらいには徐々にボトックス(ボツリヌストキシン)ボツリヌストキシンの効力が弱くなってくるので、それに伴って、筋肉が使われるようになっていき、また太くなっていきます。

注射後7~10ヶ月後くらいには、ボトックス(ボツリヌストキシン)ボツリヌストキシンの効力が切れてから、普段通り筋肉を動かしているため、筋肉はリハビリを完了し、また太くなっています(普通、萎縮して細くなった筋肉は、萎縮した後、1ヶ月くらい使い続けると大部分戻ります)。

ただし、骨格筋は表情筋に比べて廃用性萎縮が生じ易いため、ボトックス(ボツリヌストキシン)ボツリヌストキシン注射してから6ヶ月以上経過して、ボトックス(ボツリヌストキシン)ボツリヌストキシンの活性がなくなってからリハビリを完了しても、注射する前ほど筋肉は太く戻っていないことが多いです。

統計的には、骨格筋に大量の高濃度ボトックス(ボツリヌストキシン)ボツリヌストキシンを注射して、1年後の状態をみると、最大限効果が現れていたときの3~4割くらいの効果は残っています。

そして、その3~4割くらいの効果は永久的に残ります。

そのため、エラボトックス、ふくらはぎボトックス、美人肩ボトックスは、5~6回くらい注射すると、もう注射しなくても、最大限に効果が現れていたときの状態に近い状態を維持することができます。

その場合、注射する間隔は、ボトックス(ボツリヌストキシン)ボツリヌストキシンの活性が低下し始める3~6ヶ月くらいが最も効率的、合理的で良いです(個人差もあり、だいたい4~5ヶ月間隔くらいで注射すり人が多いです)。

もちろん、6ヶ月以上空けて注射する場合でも永久的な効果は蓄積されていくし、4~5ヶ月毎に注射する場合に比べて大きな差があるわけでもないので、きっちり4~5ヶ月間隔で注射に通えない方は、6ヶ月以上間隔が空いても全然大丈夫です(極端な話、何年間隔が空いても大丈夫です)。

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肩凝りボトックスの効果の現れ方、効果の持続について

肩凝りボトックス注射は、主に肩凝りを起こしている原因の筋肉である僧帽筋や頸椎の両サイドを走る筋肉にボトックス(ボツリヌストキシン)ボツリヌストキシンを注射します。

早い人だと注射してから2~3日くらいで徐々に効果が現れてきますが、平均すると、だいたい1週間くらいで完全に効果が現れます。

その後は4~6ヶ月くらいかけて徐々に効果が弱まっていき、6ヶ月以上経過すると、ボトックス(ボツリヌストキシン)ボツリヌストキシンの活性はほぼなくなります。

ただし、肩凝りを起こす筋肉は全て骨格筋であるため、6ヶ月以上経過して、ボトックス(ボツリヌストキシン)ボツリヌストキシンの活性が無くなっても、最も効果があったときの3~4割程度の効果は永久的に残ります。

繰り返し注射すれば、その効果は更に蓄積されていくことになります(繰り返し注射する場合は、美人肩ボトックスと同様、4~5ヶ月間隔くらいでするのが理想ですが、やはり美人肩ボトックスと同様、6ヶ月以上間隔が空いても大丈夫です)。

ただ、肩凝りボトックスはあくまで肩凝りに対する対症療法であり、肩凝りのある人のほとんどは、普段の姿勢や生活習慣に問題があります。

肩凝りボトックスをして症状が改善しても、根本的な問題が解決したことにはならないので、肩凝りボトックスだけて肩凝りが永久的に完全に無くなることはありません。

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顎関節症、歯軋りのボトックス治療の効果の現れ方、効果の持続について

顎関節症や歯軋りのある人の咬筋(噛む筋肉)にボトックス(ボツリヌストキシン)ボツリヌストキシンを注射すると、咬筋の緊張が緩み、症状がある程度改善します。

早い人だと注射してから2~3日くらいで徐々に効果が現れてきますが、平均すると、だいたい1週間くらいで完全に効果が現れます。

その後は4~6ヶ月くらいかけて徐々に効果が弱まっていき、6ヶ月以上経過すると、ボトックス(ボツリヌストキシン)ボツリヌストキシンの活性はほぼ無くなります。

ただし、咬筋は骨格筋であるため、6ヶ月以上経過して、ボトックス(ボツリヌストキシン)ボツリヌストキシンの活性が無くなっても、最も効果があったときの3~4割程度の効果は永久的に残ります。

繰り返し注射すれば、その効果は更に蓄積されていくことになります(繰り返し注射する場合は、エラボトックスと同様、4~5ヶ月間隔くらいでするのが理想ですが、やはりエラボトックスと同様、6ヶ月以上間隔が空いても大丈夫です)。

ただ、歯軋りだけならともかく、顎関節症のある人の咬筋にボトックス(ボツリヌストキシン)ボツリヌストキシンを注射するのは、あくまで顎関節症に対する対症療法であり、根本的な治療ではありません。

顎関節症のある人にボトックス(ボツリヌストキシン)ボツリヌストキシンを注射して症状が改善しても、根本的な問題が解決したことにはならないので、ボトックス(ボツリヌストキシン)注射だけて顎関節症が永久的に完全に治ることはありません(顎関節症がなく、歯軋りだけが悩みの人は、繰り返し注射することにより、ほぼ完全に症状が無くなることもあります)。

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額、顔、ワキ、手のひら、足の裏などの汗を止める治療(多汗症ボトックス)の効果の現れ方、効果の持続について

多汗症のボトックス(ボツリヌストキシン)ボツリヌストキシン注射は、筋肉に注射するのではなく、皮膚に注射します。

皮膚の浅い部位にあるエクリン汗腺に作用し、汗の量を格段に減らすことができます。

多少個人差がありますが、注射して2~3日くらいから徐々に効果が現れてきて、1週間後には完全に効果が現れます。

その後、1ヶ月くらい強い効果が続き、その後は4~6ヶ月くらいかけて徐々に効果が弱まっていき、効果がなくなって、ほとんど元に戻ります(注射する量、テクニックなどによって多少差がありますが、高須クリニックの場合はこのような経過になることが多いです)。

ただし、これらの治療でも、こまめに複数回注射すると、ある程度半永久的な効果になることもあります。

高須クリニックに通って繰り返しワキにボトックス(ボツリヌストキシン)ボツリヌストキシンを注射している人の話を聞くと、

「繰り返し注射していたら、1回の注射の持続期間が長くなってきました。」
「前は6ヶ月に1回注射してたけど、何回か通って注射してたら、1年に1回で済むようになりました」

などの声をよく聞きます。

これは、繰り返しボトックス(ボツリヌストキシン)ボツリヌストキシンを注射することにより、使われないエクリン汗腺が萎縮してきたことが考えられます。

ただし、このように効果を蓄積させていき、ある程度半永久的な効果を出すためには、高濃度のボトックス(ボツリヌストキシン)ボツリヌストキシンを大量に注射する必要があります(高須クリニックでは全ての患者様に対してそのようにしています)。

繰り返し注射する場合は、やはりなるべく間隔を詰めて注射するほうが効果的ですが(3~4ヶ月間隔くらい詰めてもいいと思います)、6ヶ月以上空いても大丈夫です。

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※効果には個人差があります。

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