ボディの施術について

女性化乳房の手術は具体的にどういうことをするのか?

女性化乳房というのは、男性なのに様々な原因によって女性のようにバストが膨らんでしまうことをいいます。女性化乳房は大きく分けて2種類あり、ただ単に肥満によって脂肪がついて、お相撲さんのようにバストが垂れ下がっている仮性女性化乳房と、何らかの原因によって女性と同じように乳腺が発達して女性と同じようなバストになっている真性女性化乳房があります。

真性女性化乳房の原因としては、ホルモンの分泌異常、薬の副作用によるもの(特に精神科の薬、肝臓の薬に多い)が挙げられますが、実際にはどれにも当てはまらず、原因不明の方がほとんどです。また、真性女性化乳房のほとんどの方は両側のバストが同じように膨らんでいるのですが、稀に片方は正常なのに、もう片方だけが膨らんでいる方もいます。

仮性女性化乳房は、ただ単に肥満によって皮下脂肪が付いているだけなので、ダイエットすれば自然にバストは小さくなるし、ダイエットすることができない方は胸の脂肪吸引をすればバストを小さくすることができます。それでほとんどの方は元の男性らしい平らな胸板になりますが、すごく太っていて皮膚が伸びて弛んでしまった方は、少し皮膚のたるみが残ってしまうことがあります。

真性女性化乳房は、乳腺が発達しており、その乳腺を取り囲むように脂肪も発達しています。普通の女性の乳房は9割が脂肪でできていますが、真性女性化乳房もほとんどの方は9割近く脂肪でできています。乳腺は脂肪と違って硬い組織であるため、脂肪吸引では取ることができず、乳輪の下半分を切開して乳腺を切除しなくてはなりません。ただ、その場合の乳輪につく傷は、きれいに縫合すれば、時間が経つとほとんど目立たなくなるので、傷が残ることに関してはそれほど心配することはありません。しかし、真性女性化乳房の方に乳腺除去のみを行うと、周りの脂肪が残って、そこだけ不自然に窪んでしまうので、一緒に脂肪吸引を行う必要があります。

ただし、ごく稀にガリガリに痩せている真性女性化乳房の方でほとんど脂肪が付いておらず乳腺だけがポッコリ出ている方もいらっしゃいます。そのような方は脂肪吸引をしなくても乳腺除去をするだけで平らな胸になることがあります。また、過度に大きな胸をしている方(F~Gcup以上)は、乳腺除去と脂肪吸引だけでは皮膚のたるみが残ってしまうことがあるので、一緒に余った皮膚を切除することもあります。

真性女性化乳房の手術後はほとんど乳腺がなくなってしまうので、再発することはまずありません。逆に、真性女性化乳房の方が手術をせずに待っていても、自然に治ることはほとんどありませんし、逆に大きくなってしまう可能性もあるので、真性女性化乳房で悩んでいる方は早めの治療をすることが望ましいです。

ちなみに、性同一性障害の方で、FtoM(女性から男性になる場合)の治療も真性女性化乳房と同じ手術をすることになります。

症例写真
■女性化乳房除去 脂肪吸引のみ


■女性化乳房除去 脂肪吸引+乳腺除去


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