症例写真

肩の大きな入れ墨を剥削手術(削って消す治療)で一回で除去した症例写真

ビフォー・アフター
Before After(2年8ヶ月後)
高須幹弥医師からのコメント

20代女性の患者様で、肩に入れた大きな入れ墨をとりたいという御要望でした。
診察させていただいたところ、入れ墨の色は、赤、黄、青、黒など色々な色素が使われており、非常に濃い色が皮膚の深い層まで入っていました。
このようなカラフルで色の濃い入れ墨は、レーザー治療はほとんど奏功しません。
また、切除縫縮(切り取って縫って線状の傷にする方法)するには大きすぎるため不可能であり、削って皮膚移植するにも、入れ墨の面積以上の大きさの皮膚を体のどこかから採ってこなければならないため、入れ墨のある部位以外にも大きな傷を残してしまうことになります。
そのため、剥削手術で入れ墨の入っている皮膚を削り、面で火傷の傷跡のようにしてしまうことになりました。
肩は比較的傷跡の赤みや盛り上がりが残りやすい部位なのですが、2年8ヶ月後に検診にいらしたときにはかなり引いていました。
この方は比較的早く赤みや盛り上がりが引いたほうであり、体質によっては5~10年程度続くこともあります。
この治療は、けっして綺麗に治す方法ではなく、入れ墨をなくすのが目的の治療です。
ときどき、綺麗に消すことができると勘違いしている方がいらっしゃいますが、肩に入った色の濃い大きな入れ墨を綺麗に消すのは、どんな方法でも不可能です。
私は、このような治療をする場合、必ず手術前に、「この治療は綺麗に消す治療ではなく、あくまで入れ墨を除去して傷跡にしてしまう方法であり、入れ墨の面積だけ傷跡は残ります」と説明するようにしています。

術後の経過
高須幹弥医師からのコメント
手術前
手術前です。
剥削手術で一回で除去することになりました。
手術直後
手術直後です。
生傷になってジュクジュクしています。
毎日ワセリン軟膏ガーゼで処置をしていただきます。
1週間後
1週間後です。
まだまだジュクジュクしています。
ガーゼ処置を続けていただきます。
1ヶ月後
1ヶ月後です。
ほぼ皮膚が張り、乾燥している状態です。
もうガーゼ処置をする必要はありません。
3ヶ月後
3ヶ月後です。
傷が赤く盛り上がり、ケロイドのようになっています。
肩は場所的に強く赤みや盛り上がりがでるところです。
6ヶ月後
6ヶ月後です。
まだまだ赤く盛り上がっています。
個人差はありますが、肩の入れ墨剥削手術の場合、この赤く盛り上がった状態は、1~3年くらい続くことが多く、体質によっては10年くらい続くこともあります。
焦らず、気長に待つことが重要です。
2年8ヶ月後
2年8ヶ月後です。
赤みと盛り上がりはほぼ引きました。

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