顔の施術について

鼻や顎にシリコンプロテーゼを長期間入れていると、骨が吸収されて窪んだり変形したりするのか?

鼻や顎のシリコンプロテーゼ希望の患者様のカウンセリングをしているとよく、「長期間顎にシリコンプロテーゼを入れていると、入れたところの骨が吸収されて窪むってネットに書いてあったのですが本当ですか?」「鼻にシリコンプロテーゼを入れて、長い年月が経つと、鼻の骨が吸収されて、鼻が低くなるって知り合いが言っていたのですが本当ですか?」とご質問いただきます。

私の答えは、「その人に合ったサイズ、形のシリコンプロテーゼを鼻や顎に入れた場合は、長い年月が経っても、骨が吸収されて、骨の形が大きく変形して、悪影響を及ぼすということはまずありませんが、その人に合っていないサイズ、形のシリコンプロテーゼを入れた場合は、長い年月をかけて、骨が吸収して変形する可能性は0ではありません」です。

人間の骨、軟骨、皮膚などの組織は、異物によって長期間強い圧力を受けていると、組織が萎縮や吸収を生じ、窪むことがあります。そのため、その人に合っていないような巨大なシリコンプロテーゼを鼻や顎に長期間入れ続けた場合、入っていた部分の骨が萎縮、吸収を起こし、窪む可能性があります(長期間というのは、圧力の強さにもよりますが、ここでは6ヶ月~30年くらいのことをいっています)。骨だけではなく、入っていた部分の皮膚が萎縮し、プロテーゼ上の皮膚が薄くなり、プロテーゼの輪郭がくっきりと浮き出てくる可能性もあります。

また、鼻にL型プロテーゼを入れている場合は、必ず鼻先の皮膚に圧力がかかるため、鼻先の皮膚が薄くなり、最悪の場合、皮膚を突き破り、プロテーゼが飛び出てしまうこともあります。鼻中隔延長手術に関しては、自分の軟骨や死体軟骨、豚軟骨で延長しても、鼻先の皮膚に強い圧力がかかるため、5~10年経過すると、鼻先の皮膚が薄くなり、鼻先の軟骨の輪郭が浮き出て不自然になることが多いです。ただし、その人に合ったサイズ、形のプロテーゼを入れた場合は、長期間入れていても、強い吸収や萎縮が起こることにより、骨や皮膚が変形して不自然になることはありません。

従来のL型プロテーゼ 鼻先の皮膚に負担がかかる。鼻先が上にあがってブタ鼻になりやすい。笑ったときに鼻先があがらないので不自然になる。 当院で使用しているI型プロテーゼ 皮膚に負担がかからない。ブタ鼻になりにくい。笑ったときに鼻先が自然にあがる。

結局、鼻や顎のシリコンプロテーゼ、鼻中隔延長手術に限らず、ヒアルロン酸注射、シリコンバッグプロテーゼによる豊胸手術、脂肪注入など、あらゆる手術に関して、その人の体に合っていない無理な手術をすると、体に負担がかかり、よくないことが起こる可能性があります。そのため、高須クリニックでは、患者様がリスク覚悟で強く望まない限りは、患者様に合っていないサイズ、形のプロテーゼなどをすすめることはありませんので、ご安心ください。

症例写真
■他院で鼻に入れたL型シリコンプロテーゼを除去  隆鼻注射(ヒアルロン酸注射)も施行


(ヒアルロン酸注射後1ヶ月)

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