顔の施術について

切開二重などの目元の手術で、抜糸を早めにすることはできるのか?

切開二重などの目の手術のカウンセリングのときに、よく患者様から、「休みが長く取れないので、抜糸を早めにすることはできますか?」と質問されます。当院では、ミニ切開二重、全切開二重、眼瞼下垂手術、目頭切開、目尻切開、垂れ目形成、上まぶたたるみ取り、目の下のたるみ取り、眉下リフト(上眼瞼リフト)、ブローリフトなどの目もとの手術をした場合、通常7日目の抜糸をご案内しております(抜糸した翌日からアイメイクが可能です)。

何故7日目なのかというと、目元の皮膚を切開して細い糸で縫合した場合、ある程度傷がくっついて、ちょっとやそっと触るくらいでは傷が開かなくなるのがだいたい7日目だからです。また、当院の医師はだいたい毎週同じ曜日に勤務していることが多いので、7日目だと手術した医師が検診できるため、医師も患者様もお互いに安心できるというメリットもあります。ただし、勤務スケジュールによっては7日目に手術した医師が不在のこともあり、その場合は他の医師が検診させていただいて、必要があれば後日手術した医師が検診させていただきますので、心配ありません。

抜糸が早すぎると、ちょっと触っただけで傷が開いてしまうことがあるので、無理して抜糸を早めるのはリスクがあります。

私の場合、ミニ切開二重、全切開二重、眼瞼下垂手術、上まぶたたるみ取りに関しては、患者様が希望されれば6日で抜糸することがあります。6日目でしたら傷はくっついているので、経験的に問題ありません。幅の狭い二重を作った場合は、比較的傷の治りが早いため、状態によっては5日目に抜糸できることもあるので、早い抜糸がご希望であれば、カウンセリングのときに私にお尋ねください。

目頭切開に関しても、6日目に抜糸することは可能です。少し目頭を広げるだけの場合は、傷が短いため、5日目に抜糸できることもあるので、カウンセリングのときに私にお尋ねください。

目尻切開、垂れ目形成、目の下のたるみ取りに関しても、6日目に抜糸することは可能ですが、それより早く抜糸することはお勧めしません。

眉下リフト(上眼瞼リフト)、ブローリフトに関しては、傷の治りが早い部位であるため、ご希望であれば、最短4日で抜糸することができるので、ご希望であればカウンセリングのときに私にお尋ねください。

一方、抜糸の日を遅らせることに関しては、目元のどの手術でも、あまり長期間抜糸しないでいると、抜糸した後に、縫合の跡がムカデの脚のように残ってしまうことがあるので、遅くても10日以内に抜糸することをお勧めします。

この記事の監修医情報
平成11年
  1. 藤田医科大学医学部卒業
平成11年
~平成13年
  1. 藤田医科大学麻酔救急科に勤務
  2. 麻酔科標榜医取得
平成13年
  1. 藤田医科大学大学院入学。
    形成外科入局。高須クリニック勤務
平成14年
  1. 群馬県立がんセンター頭頚部外科勤務
平成15年
  1. Ivo Pitanguy Institute Postgraduate Course (Brazil) 研修
平成17年
  1. 単一植毛手術の研究にて医学博士取得
平成19年
  1. 日本形成外科学会専門医取得
  2. 高須クリニック名古屋院院長

※施術方法や施術の流れに関しましては、患者様ごとにあわせて執り行いますので、各院・各医師により異なります。予めご了承ください。
※ホームページ上で掲載されている価格は税込表示となっております。
※当院で行う治療行為は保険診療適応外の自由診療になります。

当サイトは高須クリニック在籍医師の監修のもとで掲載しております。

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