高須幹弥
私のモットー
スタッフに対しては、誰かを特別扱いすることなく、皆平等に接する
高須クリニックでの私の理念に、「従業員の皆さんに対しては、誰かを特別扱いすることなく、皆平等に接する」というものがあります。
それは、高須クリニックで働く医師、看護師、事務員、オペレーターなどに対して、自分の好みなどで、誰かを特別扱いしたり、誰かを嫌ったりすることなく、全員に対して同じように接するということです。
要は、患者様のため、クリニックのために頑張っている人を評価し、間違いをした人には指摘して注意するといった、社会においてごく当たり前のことをしているということです。
しかし、私は当たり前のことだと思っていても、世の中では当たり前のことではないことが多いです。
会社の中でも、政治の世界でも、銀行でも、大学病院の医局でも、部下は上司のご機嫌をとったり、ゴマをすることにより、気に入られ、昇級して偉くなったり、昇給してもらうといったことがあります。
人間は誰でも、自分がチヤホヤされると嬉しいので、自分のご機嫌をとったり、ゴマをすってくれる人がいれば、その人を大事にしたり、特別扱いしてしまうと思います。
しかし、そのゴマをする人が、たまたま有能で、顧客や組織のために尽力する人間であればいいのですが、私利私欲や自己保身のためだけにゴマすっている人間であれば、その組織は必ず退廃していくでしょう。
顧客や組織のために頑張っている人が評価されず、上司にゴマをするだけの人が評価されれば、頑張っている人は労働意欲を失い、真面目に働くのがバカらしくなってしまいます。
組織全体がそのような風潮になれば、真面目に働く有能な人間は去り、ゴマをするだけの無能な人間だけが残り、その組織は凋落していきます。
そのため、私は、「患者様のため、クリニックのために頑張っている人を評価し、間違いをした人には指摘して注意する」ということを心掛けるようにしています。
また、世の中では、「部下は上司に意見を言ってはいけない」「上司の言うことは絶対だ」「上司が白と言ったら、黒でも白になる」といった風潮がありますが、これは日本社会の一部の悪しき伝統だと思っています。
有能で知識や経験が豊富な上司でも、知らないことはあるし、思い込みが強ければ間違った方向に進むことはあります。
その場合、有能な部下が上司を指摘し、上司が納得してくれれば、軌道を修正して、正しい方向に進むことができます。
しかし、ゴマをする部下が評価される組織であれば、上司のご機嫌を損ねないように、間違っているのは分かっているのに間違いを指摘せず、そのまま進み続けることになります。
また、上司が無能な人間であったり、プライドが高く思い込みが強い人間であれば、部下が間違いを指摘しても、それを聞かず、酷い場合は、「自分に楯突く生意気な部下だ」と悪い評価を下されることもあります。
そうならないためにも、私は常にスタッフ達の意見に耳を傾けるようにしています。
スタッフがいい意見を言ってくれればそれを取り入れるし、私がやろうと思ったことに対して、スタッフに指摘されれば、しっかりとその意見を聞くようにしています。
上司が部下の意見を取り入れるということは非常に重要なことで、過去の歴史をみても、スターリン、ヒトラー、ポル・ポト、カダフィ大佐、毛沢東、金日成~金正日~金正恩など、一時代を築いたのにも関わらず、部下の意見を聞かず、一部の側近だけを重宝し、国民のことを考え正しい意見を言う部下を粛清したことにより、国を凋落させた人物はたくさんいます。
私が、患者様のために常に仕事を頑張っていれば、スタッフ達はそれを見ているため、私についてきてくれると思います。
しかし、仕事をさぼって、私腹を肥やしていれば、軽蔑されるかもしれません。
そうならないためにも、自分が先陣を切って、患者様のために現場で働き、スタッフ達から尊敬されるような上司になれるように心掛けています。
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