顔の施術について

ミニ切開法や全切開法をするなら、学校や仕事は何日休みをとったら良いのか?

二重まぶたのカウンセリングのときによく、「ミニ切開法や全切開法をするなら、学校や仕事は何日休みをとれば良いですか?」と質問されます。

どちらの手術も切開して皮膚を細い糸で縫合して(たいてい青い透明な糸で縫合します)、約1週間後に抜糸に来ていただきます。なので、約1週間は目を閉じると糸がついているのが見える状態になります(目を開けた状態だとほとんど糸は見えません)。アイメイクは抜糸した翌日までできないので、糸がついた状態だと、至近距離(2mくらい)で自分の目を見られたときにまばたきをすると、手術をしたのがわかってしまいます。その場合、サングラスや色のついたレンズの眼鏡をかけていれば、ある程度カモフラージュできます。

ちなみに、抜糸するまでの日数は1週間が原則ですが、少しでも早めたい場合は、状態にもよりますが、私の場合、早くても5日後です。抜糸をしたら翌日からアイメイクができるようになります。その頃には大きな腫れは引いていますが、まだ軽い浮腫みはあります。

二重の手術の後は腫れによって二重の幅が広くなって腫れが目立つので、幅の狭い二重を作った方はこの時点でほとんど腫れは目立ちませんが、幅の広い二重を作った方は、さらに幅が広くなっているので若干腫れが目立つことがあります(人によっては腫れてて幅が広い状態でも平気な方もいらっしゃいます)。

普段のアイメイクが濃い方だと、幅の狭い二重を作った場合でも幅の広い二重を作った場合でも、抜糸した翌日にいつも通りのメイクをしてしまえば、あまり腫れは気にならないことが多いです。普段すっぴんの方やアイメイクの薄い方だと、抜糸した翌日だと、幅の狭い二重を作った場合はそれほど腫れは目立ちませんが、幅の広い二重を作った場合は、腫れによって二重の幅が広くなっており、やや腫れが目立ちます。抜糸してからもう1週間経つと、さらに腫れが引き、大きな腫れはほとんど目立たない状態になるので、広い二重を作った方がすっぴんやナチュラルメイクになっても、さほど腫れは気にならなくなります。

ミニ切開法でも全切開法でも、厳密に言うと、100%完全に腫れがなくなるのは3~6ヶ月(人によっては1年かかることもあります)かかります。しかし、ほとんどの方は、1週間で約80%、2週間で90~95%の腫れが引くので、1~2週間で腫れは気にならなくなることが多いです。

結論として、普段アイメイクが濃い方は、幅の狭い二重を作る場合でも幅の広い二重を作る場合でも最低1週間、普段すっぴんの方や普段アイメイクが薄い方は、幅の狭い二重を作る場合は最低1週間、幅の広い二重を作る場合は最低1~2週間のお休みをとることをおすすめします。

ただし、手術して1週間以内で糸がついている状態でも、普通に目は見えるし、体も動くので、手術したことが周りの人に多少わかってもいいという方は全く休みをとらずに手術することもあるし、色のついたレンズの眼鏡をかけてカモフラージュできる方も休みをとらずに手術することがあります。

この記事の監修医情報
平成11年
  1. 藤田医科大学医学部卒業
平成11年
~平成13年
  1. 藤田医科大学麻酔救急科に勤務
  2. 麻酔科標榜医取得
平成13年
  1. 藤田医科大学大学院入学。
    形成外科入局。高須クリニック勤務
平成14年
  1. 群馬県立がんセンター頭頚部外科勤務
平成15年
  1. Ivo Pitanguy Institute Postgraduate Course (Brazil) 研修
平成17年
  1. 単一植毛手術の研究にて医学博士取得
平成19年
  1. 日本形成外科学会専門医取得
  2. 高須クリニック名古屋院院長

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