乳頭縮小 妊娠、出産、授乳を繰り返し伸びてしまった乳首の症例

全身麻酔下に、お腹周り、お尻、太もも全体から脂肪吸引し、バストに脂肪注入する手術をする際に、同時に乳頭縮小手術をしました。
手術前は未婚女性の平均よりやや大きいくらいだったので、私は無難に未婚女性の平均サイズくらいに小さくすることを提案しました。
しかし、患者様は、「乳首の大きさ、形はコンプレックスだったので、平均よりもやや小さめにしたい」という御要望だったので、御要望通り、平均サイズよりやや小さめにしました。
正面から見てやや楕円形だったのをほぼ円形になるようにし、高さを縮めました。
術後はやや小さめの可愛らしい乳首になり、バストも大きくなったため、バランスが良くなりました。

授乳時期には乳頭が大きくなるのはもちろん、赤ちゃんに吸われることで伸びてしまいます。この方の場合は、授乳が終わっても乳頭が元にもどらず、大きく伸びたままになっていました。
乳頭の大きさや長さは人それぞれですが、当院では未婚女性の平均の大きさ程度に調整。また、形状の美しさにもこだわり、楕円形ではなく円形に仕上げるようにしています。
手術によって、正面からも横から見ても美しい乳頭に。自然で美しいと感じるきれいな乳頭になりました。

大きく、形もややいびつでしたが、余分な部分を整えて縫合。乳頭部分が小さくなり、また正面から見て綺麗な円形に整いました。乳頭の高さは、全体のバランスにも配慮。美しく自然に仕上がっています。

乳首が長く飛び出ているため、小さくすることを希望して来院された患者様です。
このような長い乳首の場合、一般的に、乳首の付け根から先端までの余分な皮膚をきのこのような形にカットして、残った皮膚を縫合する施術を行うことが多いです。この術式は乳管が温存されるので、授乳機能も保たれるので、将来的に赤ちゃんにおっぱいをあげたいという方にも安心です。
こちらの患者様も、相談の上でデザインを決定し、余分な皮膚をカットしてから縫合する乳頭縮小手術を行いました。
前にぴょこんと突き出ていた乳首は、手術後は長かった部分がなくなり、小ぶりなサイズの乳首になりました。
形やサイズも美しく自然で、傷跡も写真を見ても気付かないほど目立ちにくくなっています。

バストの小ささに反して、乳頭だけが大きく、更に歪な形で下を向いていることに悩まれていた患者様の症例です。
診察をさせていただいたところ、胸部全体の脂肪が少なく、乳頭も大きめでしたので、乳頭縮小手術と豊胸手術を行いました。
バストは大きめのシリコンプロテーゼを挿入することでふっくらと理想的な形をつくりました。乳頭も不要な皮膚をカットして、ナイロン糸で丁寧に縫合することで、小さめサイズの自然なものをデザインしています。
施術後は女性らしい丸みを帯びた乳房になり、肥大して垂れていた乳頭も小さく控えめなものになりました。
胸が膨らむことで皮膚が引っ張られて乳首の位置が上がって見え、乳頭も上を向くことで更にハリのある胸に見えます。