高須クリニックで手術して、抜糸だけ他院でするのはどうなのか？

遠方から来てくださる患者様からよく、「手術は高須クリニックでして、抜糸は地元の病院でしていいですか？」と御質問いただきます。私の答えは、「あまりお勧めできません」です。

抜糸というのは医療行為の1つであり、手術をした医療機関が責任を持って行うのが望ましいのです。特に美容外科の手術は細い糸で細かく縫合することが多く、皮膚を傷つけずに正確に全ての糸を取らなくてはならないため、ある程度慣れている人が抜糸しないと糸を取ることができなかったり、取り残してしまうことがあります。

高須クリニックでは、術後の抜糸のときは必ず医師が診せていただき、腫れ具合や傷の治り具合により、患者様に的確に今後の御指導をさせていただきます。そのため、当院で手術させていただいた患者様は当院で抜糸させていただくのが良いのです。

例えば、高須クリニックの名古屋院で手術させていただいた患者様は名古屋院で抜糸するのが理想ですが、大阪在住の方がたまたま名古屋院で手術を受けた場合は大阪院で抜糸させていただくことはできます。その場合、もし抜糸の日に担当の医師に診てもらうことができなかったら、ご希望であれば後日担当の医師の検診を受けていただくことができます。

刺青（タトゥー）除去　切除縫縮にて除去

担当医からのコメント

⾼須 幹弥 医師

男性の患者様で、前腕に十字架の形の入れ墨が入っていました。
色が濃いということと、赤色が入っているということで、レーザー治療をしても完全にとりきれないため、切除縫縮することになりました。
これくらいの大きさなら1回で切除できます。
余分な皮膚は切除しないようにし、十字架の形の通りに切除して、なおかつキズが目立たないようにジグザグの傷になるようにしました。
術後は大分目立たない傷になりました。

	手術前 術前です。 1回で切除縫縮することになりました。
	手術直後 術直後です。 1週間後に抜糸に来ていただきます。
	3ヶ月後 術後3ヶ月です。 大分目立たなくなりました。