胸を大きくしたい、形を整えたいなど、胸にコンプレックスのある人なら一度は「豊胸手術」が脳裏をよぎったことがあるのでは? 豊胸手術について調べようにも、たくさんの情報があふれすぎていて難しい…。そんな方のために豊胸手術の基本をQ&A形式でまとめました。
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ボディ胸を大きくしたいなら必見 Q&Aで知る豊胸手術の基本
Q1.胸を大きくするだけでなく、形を変えることもできますか?

豊胸手術という名前から「胸を豊かに(大きく)する方法」というイメージが強いかもしれませんが、豊胸手術にはバストアップだけでなく、形を整える目的もあります。例えばプロテーゼ・脂肪の大きさ(量)や入れる位置を調整することで、
- バストの上部にボリュームを出す
- 出産、授乳により、たるんで垂れたバストの形を整える
- 胸の谷間をしっかりつくる
- 大きさや形が左右非対称のバストを整える
といったことが可能です。豊胸手術には胸の大きさだけでなく、形のお悩みを解決する効果も期待できます。
なお、高須クリニックでは大きさや形の違う100種類以上のプロテーゼバッグをご用意しておりますので、「きれいな形の胸にしたい」「ブラのサイズを2カップアップしたい」といったご要望に合ったプロテーゼが見つかるはずです。
Q2.豊胸手術を受ける場合、診察のときは服を脱いで胸を見せなければいけませんか?

胸の施術に限らず、施術前の診察(カウンセリング)では基本的に治療希望部位を直接見る必要があります。高須クリニックでは、その上で、どのような治療が適応になり、その治療をするとどのようなるのかを具体的に説明させていただいています。
例えば胸を大きくしたいという方の診察の際には、
- 乳癌などを疑わせるしこりなどがないか
- 皮膚や脂肪、乳腺の厚みはどれくらいか
などを実際に確認しないことには、施術の可否や適切な施術方法を選択することができません。
もしも服を脱がず、施術希望の部位を見ずに行うカウンセリングでは、治療方針を立てることができず、単なる一般論を淡々と話すだけになってしまいます。それではせっかく予約して時間をとっていただいたのが無駄になってしまうでしょう。
そのため豊胸手術を希望される場合は、ワンピースなどを避け、胸を出しやすい服装で来院されることをおすすめします。
Q3.豊胸手術で胸を大きくしたら、彼氏や夫にバレますか?

まず大前提として豊胸手術をすると胸の大きさや形が変わるため、手術する前のバストを知っている彼氏や旦那さんにはよほどでない限りバレるでしょう。手術後、大きくなったバストを裸になって見せれば、ほぼ間違いなく気付くはずです。長く付き合っているパートナーにバレずに豊胸手術をすることは、限りなく無理に近いと思っておきましょう。
それを踏まえた上でのバレやすさについてですが、裸の胸を見せたときに豊胸がバレる場合には一定のパターンがあります。
- 胸を大きくしすぎて、身体とのバランスが合わない
- 身体に合わない形のプロテーゼバッグを不自然な部位に入れている
- 脂肪を不自然な位置に注入したせいで、見た目が良くない
このように見た目が不自然になり、バレてしまうというのが大半です。技術力のしっかりした医師が、身体に合った施術をしていれば、バレる可能性は非常に低くなるでしょう。
バレずに豊胸手術を行うためには、術前に担当医としっかり話し合い、自分の身体に合った手術をすることが大切です
Q4.シリコンプロテーゼで胸を大きくした場合、彼氏にもまれたら破れますか?
人工乳腺(バッグ)には内容物や形状によってさまざまな種類があり、体質や触感、術後の形などを考えて好みに応じて選ぶことができます。2018年12月現在はコヒーシブシリコンバッグが主流になっており、高須クリニックでもこれを使用しています。コヒーシブシリコンバッグはシリコンジェルが進化したもので、挿入した状態で胸を強くマッサージしても破れることはほぼないといえます。
また万が一、破れても体内にシリコンが拡散しにくく作られています。以前のシリコンジェルバッグでは、バッグが破損したときに内容物のシリコンジェルが体内に漏れてしまうことがありましたが、コヒーシブシリコンは凝集率が高く、まわりの膜が破損しても漏れてしまう心配がほぼありません。
Q5.豊胸手術は痛いですか?
さまざまな美容整形手術がある中で、豊胸手術は比較的痛いほうに入るでしょう。もっとも痛いといわれるのが、プロテーゼバッグを大胸筋の下に挿入する大胸筋下法による施術です。筋肉を剥離してプロテーゼを挿入するので痛みが大きいようです。寝返りを打ったり、寝た状態から起き上がったりするときがとくにつらいという声をよく聞きます。また、挿入するバッグのサイズが大きければ大きいほど、広い範囲を剥離するので痛みが強くなる傾向にあります。
そのほか患者さんの年齢も痛みに多少影響を与えるようです。術後の様子を見ていると、若い人のほうが年配の方よりも術後、痛みを感じていることが多いです。おそらく年齢が若いとコラーゲンなどが多く、組織同士の結合が強いからだと考えられます。
いずれも手術中は痛みを感じることがなく、痛いのは術後、麻酔が切れてからです。ある程度の痛みはあらかじめ覚悟しておいたほうがよいでしょう。
