レーザーで皮膚が陥没することはありませんか?

ほくろをレーザーで除去するということは、ほくろの細胞を取るということです。ですから、大きいほくろを取れば、少し窪んだ感じは残ります。元々小さいほくろであれば、ほとんど平らに、跡形もなく治ることがありますが大きいものを除去すると、ちょっとだけ窪むことはあります。ただ元のほくろよりも小さな窪みですし、黒い大きな盛り上がりが無くなるわけですから、ほくろのあった状態よりは綺麗になるでしょう。治療を行う価値はあると思います。ほくろやイボの中には放置しておくとどんどん大きくなるものもあるため、取ってしまいたいほくろがあるならば早いうちに取ったほうが良いです。ちなみに窪みができるのを嫌がって、あまり深く削らずにいると再発するおそれがあります。

膨らみのあるほくろも小さければレーザー除去が可能ですか? 膨らみのあるものは根が深いのでしょうか?

膨らみのあるほくろのほうが、平坦なものよりも根が深い場合が多いですが、膨らんでいても小さなものならレーザーでの除去は可能です。ただし、部位によっては切除縫縮のほうがきれいに仕上がるケースもあります。レーザーと切除縫合のどちらが適切なのか、丁寧な診察の上で判断しますので、一度ご来院ください。

CO2レーザーでほくろを除去した後、患部へのメイクはすぐにできますか?

一般的なファンデーションは、患部がジュクジュクしている間はお控えいただいています。ただし「リカバリーシステム」など、傷跡にすぐ塗れるファンデーションであれば、施術直後から可能です。傷の治りも早いので、ご提案しています。患部が乾くまではリカバリーシステム、その後いつものファンデーションに切り替えるのがよいかと思います。

CO2レーザーで一度に何個も除去する事はできますか?

ご希望であれば、一回の治療で何個でも除去が可能です。しかし多く行えば、直後はそれだけ肌に凹みなどの跡ができることになります。一つでは目立たなくても、数あることでどうしても目につきやすくなります。最初は顔の端などにある目立たない部分のほくろから施術し、その状態を確認して、問題なければ後日複数まとめて、というようにしていただくのが良いかと思います。

ほくろを全部除去するのではなく、あえて小さくする事はできますか?

技術的に出来なくはありませんが、基本的には除去を目的としています。レーザーで削って小さくしても思い通りの大きさになるかどうかわかりませんし、後々また大きくなることが考えられます。ほくろは刺激を加えると悪性化することもある為、当院ではあえて小さくする治療はお勧めしておりません。

術後、痛みはありますか?

ほとんどありませんが、多少の内出血、腫れ、赤み、熱感などがでることもあります。個人差はありますが、いずれも数日で治まることが多いようです。尚、患部が安定するまでは、お化粧をお控えいただいています。レーザーによる除去の場合は、患部表面が乾燥して膜(カサブタ)が張れば、通常のお化粧ができるようになります。

良性と悪性のほくろの見分けはどのように行うのでしょうか?細胞診を行ってから処置を行う場合もあるのでしょうか?

まずは視診を行います。明らかに悪性の皮膚腫瘍というのは、形がいびつだったり黒い色が周りの皮膚にしみ出ていたり、急激に大きくなっていたりという特徴があります。明らかに悪性であれば当院ではなく、大きな病院の皮膚科を受診していただくことになります。悪性なのか良性なのか、視診だけでは見極めがつかない場合は切除して病理の検査に出します。明らかに良性であればCO2レーザーあるいは切除縫縮で、当院で普通に処置します。

他院でレーザーでほくろを除去したのですが、再発してしまいました。

根っこが深いホクロをレーザーで治療した場合に、一部ホクロの細胞が残っていることにより再発するということは稀にあります。当院で処置後、1年以内に再発された場合は無料で再照射いたします。ホクロは1年間保証がありますので、処置後、1年以内に再発された場合は無料で再照射いたします。(再診料のみかかります。)

ほくろはどのようにして取るのでしょうか?

小さいほくろを取るにはレーザーを用います。ほくろにレーザーを反応させてほくろの細胞を分解します。処置した跡はカサブタになり、1週間ほどで剥がれます。カサブタの上からお化粧も可能です。カサブタが剥がれてから、2~3ヶ月かかってから赤味が抜けて、他の皮膚と同じ色になります。ほくろが5mm以上の大きいものやほくろのある場所によっては、レーザーではなく手術で皮膚ごと切り取る方法もご提案しています。切り取って縫ったほうが、仕上がりがきれいな場合がありますので、その判断は診察で医師が詳しくご説明させていただきます。

顔に大きなほくろがあり、気になっています。大きなほくろはレーザーで取れますか?

大きなほくろは切って縫い縮めることもあります。大きいほくろの場合、レーザーでの治療では治療跡が目立ってしまうことがあります。皮膚ごと切って縫い縮める手術のほうが、レーザーよりも術後の状態がきれいで目立たなくなることもあります。手術時間は15分程度です。傷跡は3ヶ月~半年くらいできれいに目立たなくなります。1週間後の抜糸までは傷跡は濡らさないようにしてください。その後は日常生活に支障はありません。

首に小さないぼがたくさんできはじめました。ヨクイニンを飲んで2ヶ月ですが、もっと簡単に取れる方法はないですか?

ヨクイニンとは、保険診療でいぼの治療に適応が通っている漢方薬です。ですが、ヨクイニンだけを飲んでいていぼが治るというのは難しいのが実状です。当院で提案しているのは、液体窒素やレーザーでいぼを直接焼くといった1個1個を退治していく方法です。

いぼにはウイルスがあり、他の誰かにうつすことは稀ですが、どんどん増えていくこともあるので数が少ないうちに焼いて取っておくのがよいでしょう。

顔に1個大きいのがあると、その周りに細かいものがたくさんあったり、首やデコルテ、おなかなどにたくさんある方もいらっしゃいます。少ない数のうちに焼いておくと負担も少なくてすみます。なかなかヨクイニンだけでは治らないので、早いうちにレーザー治療などを受けてください。

レーザー治療では術後すぐは少し赤みが出ますが、ほくろとは違って浅い傷なので、1ヶ月ぐらいで目立たなくなっていきます。顔に比べて体は赤みが引くのにやや時間がかかりますが、徐々にきれいになっていくので、数が少なく大きくならないうちに取っていくようにしましょう。

液体窒素で焼く方法は、保険診療をしている一般の皮膚科でも受けられるので、お近くでいい皮膚科を見つけてください。

他院のYouTubeで稗粒腫の治療動画を見ましたが、やはりメスで切ってから出したり、すくい取ったりするのですか?

稗粒腫(はいりゅうしゅ)は目の周りにできやすい小さな白っぽいブツブツです。レーザー治療もできますが、再発を極力防止するには中身を出してしまうのがよいとされています。

できるだけ傷を小さくしたいので18ゲージという細い針で軽く刺してから中身をぎゅっと押し出します。そうすると真珠のようなころんとした丸い粒が出てきます。何年も経っているような硬いものはそれだけでは出ない場合もあり、切開することもあります。場合によってはレーザーで焼きながら深い所まで取るようなこともします。ケース・バイ・ケースですが、多くは針でちょんと出口を付けて中身を押し出すという治療を行います。

※施術方法や施術の流れに関しましては、患者様ごとにあわせて執り行いますので、各院・各医師により異なります。予めご了承ください。
※ホームページ上で掲載されている価格は税込表示となっております。
※当院で行う治療行為は保険診療適応外の自由診療になります。

当サイトは高須クリニック在籍医師の監修のもとで掲載しております。

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