糸リフト(イタリアンリフト)吸収糸を使った頬のたるみ治療やイタリアンリフトファインの糸の材質について詳しく教えてください。

糸リフト(イタリアンリフト)吸収糸を使った頬のたるみ治療やイタリアンリフトファインに使用する糸は、ポリジオキサノン(PDO、Polidiossanone)という物質でできています。

ポリジオキサノンは生分解性ポリマーの一種です。

生分解性ポリマーとは、一般的に「通常の使用状況下では一般のプラスチックように使えて、使用後は分解され、最終的には二酸化炭素(炭酸ガス)と水に変換され、自然に還る」と定義されています。

要するに、常温下で外に置いておくと、張りとある程度の硬さがある材質のものですが、人間の身体の中に入ると、溶けて吸収されるということです。

ポリジオキサノンが人間の身体の中に入ると、吸収されるまでの間に軽い炎症反応を生じ、コラーゲン線維の増生を促します。

作られたコラーゲン線維は糸が吸収された後も残るため、ある程度のエイジングケア効果は持続することになります。

因みに、有機化合物の分子が重合して生成する化合物をポリマー(重合体)といい、重合体になる分子をモノマー(単量体)といいます。

ポリジオキサノンは、体内でエステル主鎖の単純な加水分解によって無害で非毒性の化合物に分解され、分解生成物は、腎臓によって排泄されるか、または生化学的経路を通して二酸化炭素と水になって排出されます。

現在、吸収性外科縫合糸や吸収性インプラントとしても利用されており、ほぼ全ての先進国の規制当局によって非毒性、かつ生体適合性があるとみなされています。

糸リフト(イタリアンリフト)吸収糸を使った頬のたるみ治療やイタリアンリフトファインなどの糸のリフトアップ治療は繰り返し受けることはできますか?
その場合はどれくらい間隔を空ければ良いのですか?

糸リフト(イタリアンリフト)吸収糸を使った頬のたるみ治療やイタリアンリフトファインを繰り返し受けることは可能です。

これらの治療は吸収糸(溶ける糸)によるリフトアップ治療で、皮膚の下に挿入した糸が溶けて、コラーゲン線維に置き換わり、そのコラーゲン線維は糸が吸収された後も残るため、エイジングケア効果は持続します。

そのため、糸リフト(イタリアンリフト)吸収糸を使った頬のたるみ治療やイタリアンリフトファインを受けると、今後の老化の進行のスピードをゆっくりにすることができます。

ただ、効果が持続するといっても、顔の老化を完全にストップして、全く老化しない顔にすることは不可能です。

糸リフト(イタリアンリフト)吸収糸を使った頬のたるみ治療やイタリアンリフトファインは、1回受けるだけでも、効果がある程度持続し、満足していただけますが、繰り返し同じ手術を受けると、更に効果が期待できます。

繰り返し受けることで、顔の皮膚の下のコラーゲン線維は増え続け、更に張りが出て、老化予防効果は強くなっていきます。

顔の中に異物が残ることもなく、自分のコラーゲン線維が増えるだけなので、リスクはなく、副作用や合併症が起こることもありません。

繰り返し受ける場合の間隔は、理屈的にはいつでも受けることができ、極端な話、施術を受けた翌日にまた同じ施術を受けることも可能です。

患者様がまたやりたいと思ったときがやりどきであり、1年後にされる方がいらっしゃれば、2年後や5年、10年後にされる方もいらっしゃるし、早いと6ヶ月後にされる方もいらっしゃいます(予算的な都合もあると思います)。

もちろん、1回受けただけで大満足されて、2回目はされない方もいらっしゃいます。

ほうれい線のホームケアで、顔の体操など効果的なものはありますか?

マスクで顔を隠している時間が長くなりましたが、マスクをしていると口に緊張感がなくなるので、口角が下がってきたり、口の周りのたるみが気になってきたという方がとても多くいらっしゃいます。やはり、口角をきゅっと上げる運動というのが筋肉を多少は鍛えることになるので大事です。難しい顔体操ではなくても、「あ、い、う、え、お」のように口を大きく動かす運動をときどきしてみてください。家で家族と話すときに、大きく口を開けて口角を意識するようにしゃべるだけでもいいでしょう。

ホームケアで満足の行く結果が得られない場合は、美容医療を検討されてはいかがでしょうか。糸リフト(イタリアンリフト)吸収糸を使った頬のたるみ治療イタリアンリフトファイン吸収糸を使った肌のハリを出す治療ウルトラVリフト細かい吸収糸によるたるみ治療Vシェイプリフト(ヒアルロン酸注射)ヒアルロン酸注射によるたるみ治療口角ボツリヌストキシン注射、ウルセラ焦点式(ハイフ)超音波システムサーマクールRF高周波エネルギーシステムなどメスで切らずに出来る施術も沢山あります。よりその方に適するものをご提案します。まずはご相談ください。

肝斑の治療で、トランサミンとシナールの内服薬を皮膚科で処方してもらっています。自費なので月に4,400円(税込)くらいかかりますが、内服薬は効果がありますか?

当院の女医は、トラネキサム酸やシナール、ユベラなどを内服している人が多いです。
飲み続けていると、肝斑をはじめとしたしみが濃くならないだけでなく目立たなくなっていくのを実感しています。出産後に肝斑やしみが出る方も多いので、そうした時期のコントロールとして利用してもいいでしょう。

飲み方としては、夏の間は朝昼晩または朝晩、秋冬は夜だけにするなど、季節と自分の肌の状態を見ながら調整するのが一般的です。春夏の日差しの強いときには、メラニンを作りやすい時期になので、それに対抗していくために飲む量を増やし、秋冬は日差しが弱くなってくるので、夏に何とか濃くしないでいたものを冬はキープしていくというイメージです。
美白に力を入れている女医さんを見ると、冬も朝昼晩しっかり飲んでいる方もいらっしゃるので、真っ白な肌でいたい方は1年を通じて朝昼晩飲んでもいいと思います。

高須クリニックでももちろん自費になりますので、月に4,400円(税込)~5,500円(税込)ほどかかかりますが、美白の内服薬はおすすめです。ぜひ続けてください。

※施術方法や施術の流れに関しましては、患者様ごとにあわせて執り行いますので、各院・各医師により異なります。予めご了承ください。
※ホームページ上で掲載されている価格は税込表示となっております。
※当院で行う治療行為は保険診療適応外の自由診療になります。

当サイトは高須クリニック在籍医師の監修のもとで掲載しております。

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