より効果を高めるための施術などはありますか?

マッサージピールは単独での治療でも効果はありますが、他の治療と組み合わせることで更なる相乗効果を期待することができます。
より高いハリの効果を求める方には、トリニティプラスの治療を一緒に行うことがおすすめです。肌表面のトリートメントを行いつつ、より高いコラーゲンの生成を促すことができます。
マッサージピール自体は施術時間もわずか15分程度と短い時間で終了するため、他の施術と組合せやすいのも魅力のひとつです。

マッサージピールとケミカルピーリングの違いは何ですか?

ケミカルピーリングは肌表面に溜まった古い角質を取り除き、肌表面をすっきりと整えるもので、ニキビやくすみに効果がある治療法です。
マッサージピールは皮膚を剥離することなく、皮膚の深いところにある真皮細胞に働きかけてコラーゲン生成を促すことで、肌のハリや弾力を出す治療法です。
このように働きかける肌の層が違うため、得られる効果が異なります。
・ケミカルピーリング→肌の表面の層(表皮)
・マッサージピール→肌の表面よりも深い層(真皮層)

肌のハリをしっかり出したいのですが、何回くらいで効果がでますか?

1回の施術直後から効果を実感頂けますが、定期的に回数を重ねることでコラーゲンの生成作用を更に高めることができます。
当院では1クールを6回の施術とし、2~3週間に1回の施術を受けられることをおすすめしています。

施術後は赤くなったり皮がむけたりしませんか?

施術後に軽度の赤みやほてり感を生じることはありますが、保湿や冷却をして頂ければ軽減します。
皮ムケに関しては、マッサージピールをすることによって肌のターンオーバーが促されるため、施術数日後に軽度の薄い皮ムケを生じることがあります。その場合は十分な保湿をして頂ければ改善されます。

脂漏性皮膚炎とそれに伴う毛細血管拡張症の治療について教えてください。

脂漏性皮膚炎は、脂が過剰に出ることによって、ニキビ菌をはじめとした常在菌としてもともと皮膚が持っている細菌類が増殖し、炎症を起こして赤くなっている病態です。
それに伴う毛細血管拡張症は、主にTゾーンの毛穴がぶつぶつと広がって赤くなっている状態です。

治療法は、塗り薬や飲み薬、レーザーやピーリングなど、赤みや毛穴の開き具合の状態やその方の肌質によってケース・バイ・ケースです。

治療の基本になるは塗り薬で、皮膚炎によく処方されるプロトピック軟膏やステロイド、アトピー性皮膚炎などに使う炎症を抑えるような薬、でん風菌というカビの一種の菌が増えている場合はそれに適した薬を処方するなど、状態に合わせて選択します。

赤みがひどい場合は、レーザーを照射することになります。フォトフェイシャルM22/ステラM22IPL(インテンシブパルスライト)の赤い色に反応する光をマイルドに当てる場合や、Vビーム赤味除去色素レーザーで強い波長のレーザーを当てることもあります。
赤みを抑える治療には時間がかかるので、塗り薬、飲み薬、レーザーなどを組み合わせて、皮膚の変化を見ながら治療を変えていきます。

治療法がその方の状態にピタッとはまると割と早く治るのですが、発症から時間が経って炎症が長引いている方などは一筋縄ではいかないことも多くあります。ただ、治療法はあるので、お近くの皮膚科や美容皮膚科などに相談してください。

そして気をつけてほしいのは、ステロイドを長く塗っていることによる「酒さ様皮膚炎」という状態を避けることです。脂漏性皮膚炎とよく似た症状が出るので、にきびや赤みの原因が本当は何かということをきちんと診断してから治療していく必要があります。

※施術方法や施術の流れに関しましては、各院・各医師により異なります。予めご了承ください。
※ホームページ上で掲載されている価格は税込表示となっております。
※当院で行う治療行為は保険診療適応外の自由診療になります。
※インバウンドの方の施術料金は通常料金とは異なります。詳しくはお問い合わせ下さい。

当サイトは高須クリニック在籍医師の監修のもとで掲載しております。

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