『肝斑』というしみに悩んでいます。治療方法はありますか?

肝斑は、2~3ヶ月の期間、塗り薬をつけて治すトレチノイン治療が最適です。
肝斑は、ホルモンバランスの影響によるしみで、通常のしみ取りのレーザーでは効果がないばかりか、よけいに色を濃くしてしまう事があります。トレチノイン治療は表皮にあるメラニン色素を外に出してしまう働きを持っており、表皮の細胞を活発に増殖させ、メラニン色素の少ない、きれいな新しい皮膚に置き換えます。トレチノイン治療は肝斑や色素沈着、特に色の薄いしみに効果を発揮致します。

ほほに直径1cmの茶色っぽいしみがあります。消すことは可能ですか?

色の薄いものでしたらトレチノイン(塗り薬)治療が有効です。また輪郭のはっきりしたしみであればレーザー治療で改善可能です。フォトフェイシャルM22/ステラM22の光はしみを改善しながら美肌効果もあります。しみには色々な種類があり、その状態を診て医師が最も適した処置を考え、ご提案いたします。

下着の摩擦で出来る色素沈着を消して、ツルツルになる治療法はありますか?

色素沈着の場合、色素を漂白する作用のある薬用のボディ用クリームが効果的です。また、色素が沈着している角質を徐々に薄くしていく塗り薬や化粧品などもあります。このほか、色素沈着に効果的な照射系の施術などもあります。色の濃さや範囲、肌質など、お一人おひとりの状態に合せて、確実に効果の出せる治療法をご案内いたします。

最近しみができてしまいました。しみを取る場合はどのような治療になるのでしょうか?

しみの治療には、大きさや濃さなどの状態、また患者様のご希望などにより、様々な選択肢があります。例えば薬剤を塗布するケミカルピーリング、光治療のフォトフェイシャルM22/ステラM22。これらには、しみを改善しながら美肌効果もあります。他にもスキンケア感覚でケアできる塗り薬のトレチノイン治療もあります。また輪郭のはっきりしたしみであればしみとりレーザー治療で改善可能です。

治療期間はどのくらいですか?

1クール2~3ヶ月ほどですが、継続して治療を希望の場合は、3ヶ月お休み後、再度治療をスタートする事もあります。

塗り方のコツを教えてください。

まず、トレチノインを約2ヶ月、洗顔後の清潔な肌に朝晩2回、忘れずに塗ることが大切です。この時、薄くしたい部分からなるべくはみ出さないようピンポイントで塗ってください。2ヶ月のトレチノイン治療終わったら、約1ヶ月のハイドロキノン治療に入ります。塗り方はトレチノインと同様です。この合計3ヶ月の間、基本的には2週間毎に一度、診察にお越しいただきます。より効果を引き出すために、その方の経過によって薬の濃度などを調節することがあります。

肝斑の治療で、トランサミンとシナールの内服薬を皮膚科で処方してもらっています。自費なので月に4,400円(税込)くらいかかりますが、内服薬は効果がありますか?

当院の女医は、トラネキサム酸やシナール、ユベラなどを内服している人が多いです。
飲み続けていると、肝斑をはじめとしたしみが濃くならないだけでなく目立たなくなっていくのを実感しています。出産後に肝斑やしみが出る方も多いので、そうした時期のコントロールとして利用してもいいでしょう。

飲み方としては、夏の間は朝昼晩または朝晩、秋冬は夜だけにするなど、季節と自分の肌の状態を見ながら調整するのが一般的です。春夏の日差しの強いときには、メラニンを作りやすい時期になので、それに対抗していくために飲む量を増やし、秋冬は日差しが弱くなってくるので、夏に何とか濃くしないでいたものを冬はキープしていくというイメージです。
美白に力を入れている女医さんを見ると、冬も朝昼晩しっかり飲んでいる方もいらっしゃるので、真っ白な肌でいたい方は1年を通じて朝昼晩飲んでもいいと思います。

高須クリニックでももちろん自費になりますので、月に4,400円(税込)~5,500円(税込)ほどかかかりますが、美白の内服薬はおすすめです。ぜひ続けてください。

※施術方法や施術の流れに関しましては、患者様ごとにあわせて執り行いますので、各院・各医師により異なります。予めご了承ください。
※ホームページ上で掲載されている価格は税込表示となっております。
※当院で行う治療行為は保険診療適応外の自由診療になります。

当サイトは高須クリニック在籍医師の監修のもとで掲載しております。

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