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鼻先や鼻柱に耳介軟骨移植した後、もう一度同じ部位に耳介軟骨移植をすることはできるのか?

鼻の耳介軟骨移植は、耳の穴の中や耳の後から採ってきた軟骨を鼻先や鼻柱に移植し、鼻先や鼻柱を希望する方向に出す手術です

耳介軟骨移植を受けた患者様からよく、「鼻先に耳介軟骨移植をして、鼻先が出て満足しているのですが、欲が出てもっと鼻先を出したくなりました。もう一度同じところに耳介軟骨移植をして、鼻先をもっと出すことはできますか?」とご質問いただきます。私の答えは、「ケースバイケースでもう一度同じ部位に耳介軟骨移植をすることはできることはありますが、その場合、1回目の手術のときに出た量ほど出ないことが多い」です。

耳介軟骨移植は、患者様の希望や、鼻先や鼻柱の皮膚の厚さや硬さに応じて、鼻先や鼻柱を出します。1回目の手術で、できるだけ鼻先や鼻柱を出した場合は、鼻先や鼻柱の皮膚にあまりゆとりがないため、もう一度同じ部位に耳介軟骨移植をすることはできないか、できたとしても、せいぜい1回目の手術で出た量の半分かそれ以下の量くらいです。

1回目の手術で控え目に鼻先や鼻柱を出した場合は、まだ皮膚のゆとりがあるため、もう一度同じ部位に耳介軟骨移植をして、ある程度鼻先や鼻柱を出すことができます

鼻先や鼻柱の皮膚にゆとりがないのに、無理をして耳介軟骨を移植してしまうと、移植した部位の皮膚に軟骨の形が浮き出て不自然な形になってしまうことがあります。鼻先や鼻柱の皮膚の薄い人ほど、無理して耳介軟骨を移植したときにそれは起こり易いです。

また、誰でも若いときは鼻先や鼻柱の皮膚はある程度の厚みがありますが、歳をとると必ず薄くなっていきます。そのため、将来歳をとって鼻先や鼻柱の皮膚が薄くなるのを計算して、無理して必要以上に耳介軟骨を移植しないことが重要です

もし、耳介軟骨移植をして、まだ移植した部位に皮膚のゆとりがある人に、同じ部位に耳介軟骨移植をする場合は、手術部位の瘢痕が落ち着いて皮膚が柔らかくなる術後6ヶ月以降に行うのが理想です。それより前に手術を行うと、瘢痕が硬いため、耳介軟骨を移植する皮膚のゆとりがなかったり、綺麗に仕上がらない可能性が高いです。

また、鼻中隔延長手術をして鼻先を出した後に、耳介軟骨移植をしたり、再び鼻中隔延長手術をして、もっと鼻先を出したいという方がいらっしゃいますが、それはまず不可能です。鼻中隔延長手術は鼻先の皮膚を無理して突っ張らせるくらい鼻先を出しているので、それ以上鼻先を出すのは非常にリスクが高いです(普通に鼻中隔延長手術をするだけでも非常にリスクが高いのです)。

ただし、他院で鼻中隔延長手術をして、あまり鼻先が出ていない場合は、再び鼻中隔延長手術をしたり、耳介軟骨移植をすることができることもあります。

症例のご紹介

耳介軟骨移植で鼻先を斜め下方向に出した症例写真

  • Before

  • After(3ヶ月後)

  • Before

  • After(3ヶ月後)

  • Before

  • After(3ヶ月後)

  • Before

  • After(3ヶ月後)

  • Before

  • After(3ヶ月後)

⾼須 幹弥 医師

担当医からのコメント

⾼須 幹弥 医師

20代女性の患者様で、鼻先が上に上がり気味なことを気にされてました。
診察させていただいたところ、やや鼻先が上がり気味であり、それによって、正面から見て鼻の穴が見えるのが強調されていました。
鼻先に耳介軟骨移植をして、鼻先を斜め下方向に出すことになりました。
術後は鼻先が約3mm斜め下方向に延び、鼻先が上に上がっているのが目立たなくなりました。
また、正面から見て鼻の穴が見えるのが強調されなくなりました。
鼻先を安全な範囲内で出すのはこの程度が良いです。
これ以上耳介軟骨移植で鼻先を出したり、鼻中隔延長術で鼻先を出すと、将来的に鼻先の皮膚が薄くなり、軟骨の輪郭が浮き出て不自然になるリスクがあります。

※施術方法や施術の流れに関しましては、患者様ごとにあわせて執り行いますので、各院・各医師により異なります。予めご了承ください。
※ホームページ上で掲載されている価格は税込表示となっております。
※当院で行う治療行為は保険診療適応外の自由診療になります。

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