
Dr.高須幹弥の
美容整形講座
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顔の施術について
鼻先や鼻柱への耳介軟骨移植の手術後はどれくらい腫れる?仕事や学校は何日休めばいい?
鼻先や鼻柱への耳介軟骨移植希望の患者様のカウンセリングをしているとよく、「どれくらい腫れますか?」「何日目から普通に出歩けますか?」「仕事は何日休めばいいですか?」などのご質問をいただきます。
鼻先や鼻柱への耳介軟骨移植は、私の手術の場合、通常、左右どちらか一方の耳の穴の中から軟骨を採取し、右の鼻の穴の中から移植します。その場合、傷は鼻の穴の中と耳の穴の中だけです。私の手術に関しては、術後に鼻にギプスやテーピングをすることはないし、耳にガーゼを当てることもありません(軟骨採取した耳の穴の中に1日綿球を入れておき、自分で取っていただくことが多いです)。
手術当日は局所麻酔注射の影響などもあり、鼻先や鼻柱がちょっと膨らんだように腫れています。手術翌日になると、直後のような腫れはだいぶ引きますが、どんな手術でも腫れのピークは手術当日~翌日の2日間なので、やはりまだそれなりに腫れています。手術後2日目になると、更に腫れは引きますが、まだわずかに膨らんでいる状態です。そこから更にだんだん腫れは引いていき、1週間後の抜糸の頃には直後の腫れのおよそ90%は引いた状態になっています。
その後は3~6ヶ月くらいかけて、残りのわずかな腫れが引いていき、完成ということになります。
腫れのピークである、手術当日~翌日の2日間の間でも、腫れが目立つのはあくまで鼻先や鼻柱だけなので、マスクをすれば完全に隠すことができます。そのため、仕事中マスクをしていてもいい職場の人は、手術翌日から仕事することもあり、また、マスクして学校に登校する人もいます。
手術後2~3日目くらいには、多少の腫れはあるものの、初対面の人が見た場合、手術したのがわからない程度の腫れなので、小さなことや細かいことを気にしない性格の人は、もうマスクを外して出勤したり登校する場合もあります(人目を気にする性格の人や神経質な人はまだマスクを外して人に会えないこともあります)。
手術後1週間経過すれば、大部分の腫れは引いているので、マスクを外して人に会ってもまず大丈夫です。
この手術は、ほとんど鼻に内出血が出ることはなく、他の鼻の手術に比べると腫れが少ないため、ダウンタイムは比較的短いです。
症例のご紹介
耳介軟骨移植で鼻先を斜め下方向に出した症例写真
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Before
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After(3ヶ月後)
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Before
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After(3ヶ月後)
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Before
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After(3ヶ月後)
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Before
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After(3ヶ月後)
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Before
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After(3ヶ月後)
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※施術方法や施術の流れに関しましては、患者様ごとにあわせて執り行いますので、各院・各医師により異なります。予めご了承ください。
※ホームページ上で掲載されている価格は税抜表示となっております。ご来院時の消費税率にて清算させていただきます。
※当院で行う治療行為は保険診療適応外の自由診療になります。
担当医からのコメント
⾼須 幹弥 医師
20代女性の患者様で、鼻先が上に上がり気味なことを気にされてました。
診察させていただいたところ、やや鼻先が上がり気味であり、それによって、正面から見て鼻の穴が見えるのが強調されていました。
鼻先に耳介軟骨移植をして、鼻先を斜め下方向に出すことになりました。
術後は鼻先が約3mm斜め下方向に延び、鼻先が上に上がっているのが目立たなくなりました。
また、正面から見て鼻の穴が見えるのが強調されなくなりました。
鼻先を安全な範囲内で出すのはこの程度が良いです。
これ以上耳介軟骨移植で鼻先を出したり、鼻中隔延長術で鼻先を出すと、将来的に鼻先の皮膚が薄くなり、軟骨の輪郭が浮き出て不自然になるリスクがあります。
耳介軟骨移植(鼻先を出す)
【東京、横浜、名古屋、大阪】
耳介軟骨移植(鼻先を出す)