他院ワキガ手術後の傷跡修正手術の症例写真

縦や横に切られたリストカットの傷跡を手術で修正しました。
1本の傷にすることで、リストカットによる傷には見えなくなりました。手術による傷跡は、時間の経過とともに皮膚やしわに馴染み、目立ちにくくなります。

20代前半の女性です。このように幅の広い傷が何本もあると、切って1本の傷にはできません。そこで、CO2レーザーによるアブレージョンを選択。術後すぐは細かなすり傷ができますが、数ヶ月も経つと落ちついて、この方のような状態に。熱湯をかぶってできた跡のようといえばいいでしょうか。
仕上がりの状態は、元々の傷の深さにも左右されます。この方の場合は浅い傷だったので、皮膚を削る量も少なくてすみ、かなりきれいになりました。深い傷の場合は、もう少し目立ってしまうこともありますが、火傷の傷跡のようになるのは同じ。リストカットと気づかれる心配はなくなりますよ。

20代女性の患者様で、右前腕の根性焼き跡とリストカット跡を目立たなくしたいという御要望で来院されました。
特に根性焼き跡が目立っており、あまり印象が良くないので、根性焼き跡を切除縫縮することになりました。
術後は目立っていた根性焼き跡が1本の細い傷になり、怪我をしたような傷跡になりました。
リストカット跡は少し残っていますが、手術の傷跡と交差しているため、リストカット跡と認識されにくくなったと思います。

20代男性の患者様で、口元の傷痕を綺麗にしたいというご要望でした。
診察させていただいたところ、右の口元にえぐれたような目立つ傷痕がありました。
瘢痕形成手術で傷痕を目立たなくすることになりました。
手術は局所麻酔下に行い、傷痕を丁寧にメスで切除した後、吸収糸で中縫いし、皮膚の表面を細いナイロン糸で縫合しました。
術後は目立たない1本の線状の傷になりました。

抜糸が終わると縫合跡はほとんど目立たなくなり、きれいな耳たぶに。時間の経過とともに、より自然な状態になっていきます。