顎のシリコンプロテーゼ手術キャプチャ(写真)解説

小さくて引っ込んでいるタイプの顎の患者様に対して、シリコンプロテーゼ挿入手術をします。

約7mmの厚みのシリコンプロテーゼを使用します。

デザインした状態です。

顎先を斜め下方向に出すデザインです。

最初に局所麻酔注射をします。

あらかじめ麻酔クリームを塗ってあるので、注射の痛みはそれほど強くありません。
顎の知覚神経であるおとがい神経は、プロテーゼを挿入する部位よりも外側から走行しているので、プロテーゼを挿入する部位の外側から局所麻酔注射します。
そうすることにより、局所麻酔注射の痛みを必要最小限に抑えることができます。

局所麻酔がよく効いたら手術スタートです。

まずは、口の中の粘膜をCO2レーザーメスで切開します。
粘膜は、通常のメスで切開するよりも、CO2レーザーメスで切開するほうが出血が少なく(ほとんど出血しません)、その後の出勤操作がやり易くなります。

CO2レーザーメスで粘膜切開した後は、尖端が鈍のスーパーカット(組織を切開するためのハサミ)で粘膜下組織を切開していきます。

プロテーゼを入れる部位まで粘膜下組織を切り進んだら、スーパーカットの進む方向を下側(骨のほう)に向け、骨膜を切開していきます。

スーパーカットで骨膜を切開し、骨に到達したら、ラスパ(骨膜剥離子)に持ち替え、骨膜を剥離していきます。

 

シリコンプロテーゼを入れるスペースの分だけ骨膜を丁寧に剥がしていきます。

このとき、シリコンプロテーゼを入れるスペース分だけを的確に骨膜剥離することが重要です。
剥離するスペースが足りなければ、当然プロテーゼは入らないし、剥離するスペースが広すぎれば、プロテーゼが中でずれる原因になるからです。
プロテーゼの分だけ的確に骨膜を剥離すれば、骨膜下でプロテーゼは安定し、ずれたり動いたりすることは絶対にありません。

的確に骨膜を剥離することができました。

白く見えているのが骨です。

シリコンプロテーゼを挿入します。

 

プロテーゼが入りました。

プロテーゼの面積分だけ的確に骨膜を剥離していたので、綺麗にプロテーゼが入り、安定しています。
ずれたり動いたりする感じもありません。

局所麻酔注射などの影響で多少腫れていますが、綺麗に顎先が出ているのがわかります。

 

プロテーゼが的確に挿入されていることが確認できたら、後は傷の縫合です。

まずは、粘膜下の筋層縫合(中縫い)を吸引糸(溶ける糸)で行います。
この筋層縫合は、プロテーゼを安定させる作用もあります。

粘膜下の筋層縫合は3針程度行います。

 

筋層縫合の後は粘膜同士を縫合します。

この縫合も吸引糸で行います。

細かく丁寧に粘膜縫合をします。

 

手術終了です。

直後は局所麻酔注射などの影響で多少腫れていますが、腫れは必ず引くので心配ありません。
手術当日から、ある程度会話したり飲食することは可能です。

今回解説した施術の動画一覧

  • カウンセリング
    顎のシリコンプロテーゼで顎先を細く尖らせるように出す 手術前のデザイン、局所麻酔注射

  • 施術
    閲覧注意!!顎のシリコンプロテーゼ 手術中映像手術中の痛みはありません。

  • 術後
    顎のシリコンプロテーゼ手術直後の腫れ 術後の食事、飲水、話ができるか、ダウンタイム、経過の説明

  • あご形成(シリコンプロテーゼ)の施術の詳細

顔が長く見えないように顎先をシャープに尖らせるように出した症例写真の術前術後画像

ビフォー・アフター
Before After(6ヶ月後)
Before After(6ヶ月後)
Before After(6ヶ月後)
高須幹弥医師からのコメント

20代女性の患者様で、顎先を出してシャープに尖らせたいというご要望でした。
診察させていただいたところ、特別顎が短い、顔が短いということはないのですが、顎先がやや四角い形をしており、かつ、やや引っ込んでいました。
患者様は、「顎が長くなったり、顔が長く見えないように顎先を出してシャープに尖らせたい」というご要望でしたので、シリコンプロテーゼで、なるべく下方向に長くならないように、斜め下方向気味に顎先を出すことになりました。
約7mmの厚みのシリコンプロテーゼを顎先がシャープに尖るようなデザインで細工し、口の中から骨膜下に留置しました。
術後は、正面から見て、少しだけ顎先が下に出るようになったため、術前に比べ、顎先がシャープに尖って見えるようになりました。
また、横から見て、引っ込んでいた顎先が前方に出たため、鼻先~口唇~顎先を結ぶEライン(エステティックライン)がほぼ一直線になり、バランスの良い横顔のフェイスラインになりました。
この患者様は、元々口元が出て、相対的に顎先が引っ込んでいたため、顎先が前方に出た分、口元が出ているのが目立たなくなりました。

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