こめかみリフトキャプチャ(写真)解説。
~高須幹弥の術式の場合~

40代女性の患者様です。

年齢相応に顔全体がたるんでいますが、特に顔の上半分の外側のたるみが顕著で、こめかみ、眉尻、目尻が目立ちます。
こめかみリフトを行うことになりました。

手術を始めていきます。

手術は局所麻酔で行います。
この手術は通常局所麻酔で行いますが、患者様のご希望があれば全身麻酔で行うことも可能です。

局所麻酔注射をします。

注射する部位には事前に麻酔クリームを塗ってあります。
注入するときに痛くないように、人体の中のPHに近付けるようにアルカリ緩衝液を混ぜた局所麻酔注射を用い注射するので、痛みはそれほど強くありません。

こめかみの頭髪内の頭皮をメスで切開します。

 

皮膚切開したあとは鳥羽口の縫い代幅だけ皮下剥離します。

先端が鈍のハサミで剥離します。

必要に応じて浅側頭動静脈などの血管を結紮し、処理します。

 

皮下剥離して血管の除去が終わったら、浅側頭筋膜をメスで切開します。

血管の処理をしてあるので、大きな出血はありません。

メスで浅側頭筋膜を切開したあとは、浅側頭筋膜の下を先端が鈍のハサミで剥離していきます。

 

ある程度ハサミで剥離していったら、次は指で鈍的に剥離していきます。

浅側頭筋膜と側頭筋の固有筋膜の間を、目尻までしっかりと剥離します。

剥離が終わりました。

 

次に、浅側頭筋膜同士を縫縮し、引き上げ固定します。

なるべく遠位端の筋膜を拾うように外科針で引っ掛けます。

しっかりと筋膜の遠位端を外科針で拾えるように、一回一回糸を結ばず、アンタイにします。

 

しっかりと筋膜を引き上げれるように、糸は数本かけます。

使用する糸は2-0PDS(吸収糸)です。
6ヶ月程度で糸は吸収されますが、吸収されても浅側頭筋膜と側頭筋の固有筋膜の間を面と面で剥がして位置移動しており、そこで癒着しているので、効果は永久的に持続します。

しっかりとリフトアップするために、糸を力強く結びます。

 

引き上げ固定が終わりました。

 

あとは皮膚の表面を4-0青ナイロン糸で表縫いします。

皮膚の切除は行わず、皮膚を丁寧に縫合しました。

綺麗に皮膚の表面を合わせるように連続縫合で行うます。

連続縫合は頭皮の創縁からの出血を止血する効果もあります。

手術が全て終了しました。

 

手術が終了し、起き上がっていただきました。

手術直後なので、麻酔の影響などでこめかみ周囲が腫れています。
腫れてはいますが、こめかみや目尻のたるみが上がり、若々しい印象の顔になっているのがわかります。
また、こめかみがリフトアップされることにより、頬のたるみも少しリフトアップされているのがわかります。
こめかみと頬は一枚の皮膚で繋がっているため、こめかみがリフトアップされると、つられて頬も少しリフトアップされるからです。

傷の状態です。

傷の部分の皮膚が盛り上がっていますが、これは2~3ヶ月程度で平らになります。
縫合した表縫いの糸は約1週間後に抜糸します。

今回解説した施術の動画一覧

  • カウンセリング
    こめかみリフト 手術前のデザイン解説

  • 施術①
    閲覧注意!こめかみリフト 手術中の映像① 局所麻酔注射、右側の手術 こめかみをリフトアップし、眉、目尻を引き上げます

  • 施術②
    閲覧注意!こめかみリフト 手術中の映像② 左側の手術 ポニーテールをした時のようになるミニフェイスリフトです

  • 術後
    こめかみリフト 手術直後の腫れている映像 経過、痛み、ダウンタイム、抜糸について

  • 術後
    こめかみリフト手術後1週間の経過 腫れ、痛み、効果、傷跡、ダウンタイムについて

  • こめかみリフトの施術の詳細

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