顔の施術について

二重まぶた埋没法、切開法などの手術の後、いつまで冷やせば良いのか?

二重まぶた埋没法や切開法希望の患者のカウンセリングをしているとよく、「術後に冷やしたほうがいいですか?」「いつまで冷やせばいいですか?」などのご質問をいただきます。

  • 二重まぶた埋没法
  • 二重まぶた全切開法
  • ミニ切開法(部分切開法、小切開法)
  • 眼瞼下垂手術
  • 目頭切開
  • 目尻切開
  • タレ目形成(グラマラスライン、下眼瞼下制術)
  • 蒙古襞形成
  • 上まぶたたるみ取り手術
  • 目の下のたるみ取り手術
  • 眉下リフト(上眼瞼リフト)
  • ブローリフト
  • 上まぶた逆さまつ毛修正手術(切開法)
  • 下まぶたの逆さまつ毛修正手術
  • 目の下の切らない脂肪取り(ふくらみ・クマ・たるみ取り)
  • 上まぶた脂肪取り

などの目元の手術の後は、目元を適度に冷やしていただくと、冷やさなかったときに比べ、腫れが引くのが少し早くなります。必ず冷やさなければいけないわけではありませんが、冷やすことができれば冷やしていただくのが良いです。冷やした場合と冷やさなかった場合で、完全に腫れが引いた後の最終的な仕上がりに差が出ることはまずありません

冷やし方は、氷をビニール袋に入れた物やアイスノンなどをタオルなどでくるみ、目元に軽く押さえる程度に当てる感じで良いです。氷を直接皮膚に長時間当てると、凍傷になったり、血行障害を起こすことがあるので、必ずタオルなどでくるみ、冷たくなりすぎないようにしてください。自分の生活のペースに合わせ、1回数分~数十分を、休憩を挟みながら、1日数回程度冷やしていただけば良いです。

特に手術当日~手術翌日(手術後1日目)は、温まったり、血行が良くなることにより、内出血を起こし易い時期なので、この期間に冷やすことが効果的です

手術後2日目~手術後3日目辺りも炎症が強く、比較的腫れが出やすい時期なので、この期間に冷やすことも効果的です。

手術後4日目~手術後6日目くらいになると、強い炎症もないため、冷やしておくと、冷やさないのに比べて多少マシな程度の効果です。

手術後7日目以降になると、もう冷やす意味はほとんどありません。冷やすことによって血行が悪くなる弊害のほうが大きくなることもあるので、冷やすことはお勧めしません。あとは、残りの腫れが引くまで、普段通りの生活をして、日にち薬で待つしかありません。

時々、「温めたほうがいいですか?」とご質問される方がいらっしゃいますが、腰痛や肩凝りなどと異なり、手術後の患部を温めて血行を良くするメリットは特別ないと私は考えているため、私に関しては、積極的に温めることはお勧めしていません

この記事の監修医情報
平成11年
  1. 藤田医科大学医学部卒業
平成11年
~平成13年
  1. 藤田医科大学麻酔救急科に勤務
  2. 麻酔科標榜医取得
平成13年
  1. 藤田医科大学大学院入学。
    形成外科入局。高須クリニック勤務
平成14年
  1. 群馬県立がんセンター頭頚部外科勤務
平成15年
  1. Ivo Pitanguy Institute Postgraduate Course (Brazil) 研修
平成17年
  1. 単一植毛手術の研究にて医学博士取得
平成19年
  1. 日本形成外科学会専門医取得
  2. 高須クリニック名古屋院院長

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