実際の施術をドクターが解説
この解説動画、写真解説では手術シーンが含まれます。
気の弱い方、血を見るのが苦手な方は閲覧をご遠慮ください。
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「憧れの二重まぶたにしたいけど、、」手術の内容や手術後の腫れ、すぐに糸が取れてしまうのではないか、自分に似合うのか、など不安やお悩みをお持ちかと思います。
高須クリニックの二重まぶた・埋没法は、そんな不安やお悩みを解消した上で、「理想の二重の形」に向けて施術を行います。
手術は、髪の毛より細い特殊な糸を使って、まぶたの裏側から二重まぶたのヒダを作りたい線にそって無数の点で固定させます。
麻酔をするので術中の痛みは少なく、メスを使わないので術後の腫れもわずかなため、洗顔やシャワー、目元以外のお化粧は当日から、アイメイクは施術48時間後からOKです。
また、縫い留めてあるだけなので、万が一仕上がりが気に入らない場合は、元に戻すこともできます。
開発元ならではの高度な技術で、一般的な埋没法よりも取れにくい二重ラインを実現しています。
クイック式埋没二重専用糸の製造特許を取得。
独自の工夫と特許取得の手術糸で、一般的に行われている埋没より取れにくくなっています。
二重まぶた・埋没法の手術方法には「瞼板法(けんばんほう)」と「挙筋法(きょきんほう)」の2種類がありますが、「挙筋法」は手術後の腫れが大きく、目に異物感が残ることもあります。また、「挙筋法」は取れやすく元に戻りやすいことと、将来に眼瞼下垂(がんけんかすい)という症状が出ることもあるので、当クリニックではご提案しておりません。
当院では比較的腫れが少ない「瞼板法」を行っています。
当院で行っている「瞼板法」
「挙筋法」は取れやすく元に戻りやすいことと、将来に眼瞼下垂(がんけんかすい)という症状が出ることもあるので、当クリニックではご提案しておりません
手術の前に「理想の二重の形」に向けて、じっくりとカウンセリングを行います。一重から二重にするのはもちろん、幅の狭い二重を広くすることも可能。その方の希望に合った、理想の二重を作ります。
重瞼棒によるシミュレーションの様子
片目 | ¥50,000 |
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両目 | ¥90,000 |
【全院】
片目 | ¥90,000 |
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両目 | ¥170,000 |
【東京、横浜、名古屋、大阪】
二重まぶた・埋没法
※施術方法や施術の流れに関しましては、患者様ごとにあわせて執り行いますので、各院・各医師により異なります。予めご了承ください。
※ホームページ上で掲載されている価格は税抜表示となっております。ご来院時の消費税率にて清算させていただきます。
※当院で行う治療行為は保険診療適応外の自由診療になります。
当院の二重まぶた・埋没法は、一般的に行われている埋没法より取れにくく、目を閉じた状態で、糸玉が浮き出て目立ったり、跡が目立つことはありません。術式について解説させていただきます。
一般的な埋没法では通常、二重ライン上の1(or2)ヶ所を糸で留めて二重のクセをつけます。これに加えて当院では、高度な技術で、まぶたの二重ラインの内側に専用の細い糸を通します。
説明図のように、一般的な埋没法が1(or2)点だけで留めるのに対し、当院で採用している方式は2点の間を無数の点(青部分)で固定します。
通常の1点・2点止め、また4点・6点止めよりも取れにくく、元に戻りにくい安定した二重ラインになるのです。
一般的に行われている点で留める方法は「結節法」とも呼ばれ、皮膚の表面側で糸を結んだ後、糸玉が皮膚の中に沈みにくく、術後に目を閉じた状態で糸玉が透けて見えたり、浮き出て見えて、不自然に目立ってしまうことがあります。
また、まぶたの裏で糸を結んで、まぶたの裏に糸玉を埋め込むという方法もありますが、この場合、まぶたの裏に糸玉がが出てきて、眼球を傷つけたり、異物感が残るなどのリスクが高くなります。
糸玉が下に沈みにくく、目を閉じた状態で、糸玉が透けて見えたり、浮き出て不自然に見えることがある。
高須クリニックの埋没法は、ループ状に糸を埋没させて、表面の皮膚と瞼板を線で固定するため、二重のラインが緩みにくく、外れにくい。また、そのように糸を結ぶと、糸玉が奥に沈んでいき、目を閉じた状態で、糸玉が透けて見えたり、浮き出て不自然に見えることがない。
二重まぶた埋没法で幅が広すぎない自然な二重を作った10代の女性
糸玉が透けて見えたり、浮き出て不自然に見えることはなく、手術跡がわからない
片目 | ¥50,000 |
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【東京、横浜、名古屋、大阪】
二重まぶた・埋没法
通常の埋没法で行うよりも、より強固に、安定した二重のラインを作ることができる二針固定のほうが適していることがあります。
二針固定は、埋没法では糸が緩んで元に戻りやすいまぶたの人や目頭側まで二重の幅を作りたい人、平行型二重を作りたい人のために開発された方法で、目頭側と目尻側にそれぞれ従来の埋没法を行うため、二重のラインをしっかりと作ることができます。
この方法は、一般的に行われている「2点留め」とは違い、2ヶ所を点で留めるのではなく、2ヶ所を線で固定するため、「2点留め」「3点留め」「4点留め」などの方法よりも糸が緩みにくく、幅が狭くなったり、元に戻りにくい方法です。
通常の一針固定法。新しく作る二重のラインに沿って、10~15mmくらいの横幅で、線で二重のラインを留める
ほぼ一重まぶたに埋没法一針固定を行い、
似合っている二重まぶたを作った症例。自然な末広型二重になった。
片目 | ¥50,000 |
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【全院】
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【東京、横浜、名古屋、大阪】
二重まぶた・埋没法
左目は天然の二重だが、右目はラインがはっきりせず、左右非対称だった症例。
右目にのみ埋没法一針固定を行い、左右対称にした。自然な末広型二重になった。
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【全院】
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二重まぶた・埋没法
二針固定法。1針固定をまぶたの内側と外側で留めるため、通常の1針固定の倍の強度がある。
また、目の形に沿って丸い感じの二重のラインを作ったり、目頭側も二重のラインがある平行型二重を綺麗に作りやすい。
もともと天然の末広型二重であったが、患者様のご希望で、二重の幅を広げて平行型二重を作った。
広い幅の二重を作って平行型にする場合は二針固定のほうが良いことが多い。
片目 | ¥50,000 |
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【全院】
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二重まぶた・埋没法
たるみが綺麗に丸く上に上がるように、二針固定で、ほぼまぶたの端から端まで二重のラインを固定する
二針固定だと1針固定に比べ、綺麗にたるみが丸く上に上がりやすく、自然なラインになりやすい
加齢により、まぶたの皮膚が余ってたるんでいた症例。
本来、皮膚を切開してたるみを取る手術が適応になるが、患者様が埋没法を希望されたため、
埋没法で皮膚のたるみを持ち上げて固定し、二重の幅を作った。
このような場合の埋没法は二針固定で行うのが望ましい。
片目 | ¥50,000 |
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二重まぶた・埋没法
二針固定だと、1針固定に比べ、強固に二重のラインを固定することができる
強固に二重のラインが固定できるため、1針固定よりも二重のラインが外れにくい
分厚いまぶたに埋没法二針固定で二重を作った症例。
このような分厚いまぶたは、埋没法の糸が緩みやすく、幅が狭くなったり、元に戻りやすいため、
一針固定よりも二針固定のほうが望ましい。
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【全院】
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二重まぶた・埋没法
一般的にまぶたは、下のほうは皮膚や脂肪組織が薄いが、上のほうにいくにつれ厚くなる。そのため、下のほうで狭い幅の二重のラインを埋没法で作った場合は、糸が緩みにくく、二重のラインが外れにくいが、上のほうで広い幅の二重のラインを作った場合は、糸が緩みやすく、二重のラインが外れやすい
そのため、幅の広い二重を埋没法で作る場合は、1針固定よりも二針固定のほうが向いている
1針固定よりも二針固定のほうが強度が強いため、幅の広い二重を埋没法で作る場合は二針固定のほうが良い。それでも幅の広い二重は糸が緩みやすいため、切開法がベストのこともある。
天然の狭い末広型二重であったが、患者様のご希望で、二重の幅を広げて平行型二重を作った症例。
埋没法で幅の広い二重を作ると、比較的戻りやすいため、
一針固定よりも二針固定のほうが望ましい。
片目 | ¥50,000 |
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【全院】
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二重まぶた・埋没法
アイプチで被れた目に埋没法で二重を作った症例写真
20代の女性患者様で、普段アイプチをしており、そのせいでまぶたの皮膚が被れ、皮膚が厚ぼったくなり、まぶたのシワが増えてしまっていました。
まぶたが被れている人は、まぶたを掻く癖があることが多い上、皮膚が厚ぼったくなっていたため、埋没法ではいつか戻ってしまう可能性が高く、ミニ切開法をご提案したのですが、ダウンタイムが取れないなどの理由で、埋没法をすることになりました。
普段のアイプチは、目を閉じて約6mmのところで二重を作っていたので、埋没法も同じところで行いました。
元々蒙古襞の形に左右差があったため、右が微妙な平行型になり、左は末広型になりました。
埋没法は、普段アイプチをしているところで行うと、比較的戻りにくいです。
逆に広げてしまうと、戻りやすいのであまりお勧めではないです。
片目 | ¥50,000 |
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【全院】
片目 | ¥90,000 |
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二重まぶた・埋没法
女性の目もとの施術はメイクをすることを前提に行うことが多くなっております。
そのため、当院ではこれから施術を受けていただく方への参考として、メイクをしていない施術前後(Before/After)の写真のほか、 施術後(After)のメイクをしている写真も掲載しております。
当院ではお客様がご納得いくまでカウンセリングを行い、施術後のアフターケアもしっかりとサポートさせていただきます。
当院の手術の際の局所麻酔注射、ヒアルロン酸注射、ボツリヌストキシン注射の際の注射針には、国産のテルモ針、エンジェルニードルなど、質の良いものだけを使用しています。
一般的に、注射針は、より細く、より切れの良いほうが痛みが少なくなっています。当院で使用している注射針は、細さと切れ味を追及した質の良い注射針。針を刺す際の痛みが少なく、少しでも患者様の苦痛を少なくするために最善の努力をしています。
注射をするときの痛みは、一般的に、細い注射針ほうが少なく、太い注射針のほうが痛みが強くなります。それは、皮膚や粘膜に注射する際、注射針で皮膚や粘膜の表面に小さな穴を空け、針先が中に入っていくからです。当然、細い針のほうが表面を傷つけるダメージが少なく、痛みが少なくなります。
しかしながら、注射する部位によっては、あまりに細すぎる注射針を使用すると、針が皮膚の硬さに負けてしまい、刺さらない場合も。当院では様々なG(ゲージ)※の注射針を取り揃えており、皮膚の硬さに負けない硬さの注射針で、細いものでは30~34G(ゲージ)※のものをご用意しています。
注射する部位によって使用する針を替え、少しでも患者様の痛みが少なくなるように努力しています。
※G(ゲージ):注射針の太さの単位。 数字が大きいほど細くなります。
当院では、針の外径に対して内径の大きい注射針を使用。
麻酔液やヒアルロン酸、ボツリヌストキシンなどを注射する際、薬液は注射針の内腔を通過して注入されます。
外径に対して内径が大きい注射針のほうが、薬液が内腔を通過する時の圧力に対する外径の太さが細いため、その分、細い針を使用することができます。結果的に患者様の痛みが少なくなります。
当院では切れ味の鋭い注射針を使用。
切れ味が鋭い注射針は、皮膚や粘膜を貫く際、抵抗が少なくスムーズに針が入っていくため、痛みが少なくなります。
一般的に、薬液を注入する際、浅い層に注入する場合は短い注射針を用い、深い層に注入する際は長い注射針を用います。
当院でも同じように、皮膚の狭い範囲に注入する際には短い注射針を用い、広い範囲に注入する際には長い注射針を用いて注射を行っています。
特に、広い範囲に注入する場合、短い注射針で行うと、何回も針を刺すことになってしまい、その分、患者様の痛みが強くなります。そのため、広い範囲に注入時には、少しでも痛みを軽減させるために専用の長いカテラン針などを使用しています。
当院では、手術後や注射後などの腫れを早く引かせる漢方薬「治打撲一方(ヂダボクイッポウ)」を常備しております。
治打撲一方は、元来、その名が示すよう、打撲の治療に用いる内服薬であり、江戸時代中期の医者香川修庵によって考えられた薬です。
患部の血行をよくするとともに、腫れや痛みをやわらげる効果があります。
打撲以外にも、外科手術後の腫れや痛みに対しても一般的に使われており、美容整形の手術や注射などの後にも使用することができます。
漢方薬は、自然の草や木からとった「生薬」の組み合わせでできています。
治打撲一方の構成生薬は下記の7種類です。
・桂皮(ケイヒ): クスノキ科カツラの木の樹皮を乾燥させたもの。薬効は、体を温め、痛みを止め、血行を改善する作用があります。
・川芎(センキュウ): セリ科センキュウの根茎を乾燥させたもの。薬効は、血液循環をよくし、痛みを止める作用があります。
・川骨(センコツ): スイレン科コウホネの根茎を乾燥させたもの。薬効は、血液循環と水分の循環をよくし、内出血を治す作用があります。
・甘草(カンゾウ): マメ科カンゾウの根を乾燥させたもの。薬効は、消化を整え、痛みを止める作用があります。
・大黄(ダイオウ): タデ科ダイオウの根茎を乾燥させたもの。薬効は、便通をよくし、血行を改善する作用があります。
・丁子(チョウジ): フトモモ科チョウジノキの蕾。薬効は、腹を温め、痛みを止める作用があります。
・撲樕(ボクソク): ブナ科クヌギの樹皮を乾燥させたもの。薬効は、皮膚の排膿を促す作用があります。
桂皮と丁子は発散性の生薬で、患部の熱や痛みを発散して治します。
大黄と樸樕には収斂作用があり、熱や腫れを冷ます効果が期待できます。
そのほか、血液循環をよくする川芎、止血作用の川骨、緩和作用のある甘草などが配合されます。
これらの成分が一緒に働くことで、相乗作用があり、よりよい効果を発揮します。
通常、朝昼夕の3回、1包2.5gずつ、食前又は食間に経口服用します(1日3包内服するということです)。
主に手術後の腫れの強い間に内服します(手術後3日~2週間程度のことが多いです)。
手術、注射などの治療後に服用を希望される方に処方させていただきます。
1包 : \100【東京、名古屋、大阪】
施術時間 | 10分 |
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術後の通院 | なし |
術後の腫れ | ごくわずか(個人差あり) |
カウンセリング当日の治療 | 可能 |
入院の必要性 | なし |
麻酔 | 点眼麻酔とクリーム麻酔と局所麻酔併用 |
シャワー | 当日より可能 |
メイク | アイメイクは施術の48時間後より可能 その他のメイクは施術直後から可能 |
洗顔 | 当日より可能 |
私(高須幹弥)の場合、手術前に麻酔の点眼薬(目薬)をし、目元の皮膚に麻酔クリームを塗ります。10分くらい経過すると、目元の感覚が鈍くなってきます。その後、デザインをし、手術部位を消毒して、局所麻酔の注射をします。
麻酔の注射はわずかに痛いのですが、麻酔の点眼とクリームが効いているため、通常の痛みの半分くらいになります。
また、高須クリニックでは麻酔の注射が極力痛くないように、局所麻酔液を人間の体内と同じPHになるようアルカリ緩衝液を混ぜ、極細の注射針で注入するようにしています。
そのため、麻酔の注射は、皆さんが想像しているよりも痛くなく、ほとんどの患者様が手術終わった後に、「思ったより痛くなかったです!」「全然痛くなかったです!」とおっしゃいます。
また、他院で二重まぶた埋没法や切開法を受けた人が高須クリニックで手術した場合も、「前によそで手術したときは凄く痛かったけど、今回は全然痛くありませんでした!」とおっしゃいます。手術中は、局所麻酔がよく効いているので、痛みは感じません。
時々、他院で目元の手術を受けた人が、「手術中も痛かった」とおっしゃいますが、正しい局所麻酔製剤を正しい量、濃度で、正しい位置に注射すれば、手術中に痛いということは通常ありません。
手術後は、2~3時間で局所麻酔が切れてきて、徐々に痛みが出てきますが、それほど強い痛みではなく、わずかな痛みです。
術後の痛みも想像しているよりも大したものではなく、ちょっとした切り傷、かすり傷程度のもので、「痛くて夜も眠れない」なんてことはないので、恐るるに足らずです。
術後3日目くらいには、痛みはほとんどなくなっているか、気にならないくらいのわずかな痛みになっています。
目元の手術の後は、目元を適度に冷やしていただくと、冷やさなかったときに比べ、腫れが引くのが少し早くなります。必ず冷やさなければいけないわけではありませんが、冷やすことができれば冷やしていただくのが良いです。冷やした場合と冷やさなかった場合で、完全に腫れが引いた後の最終的な仕上がりに差が出ることはまずありません。
冷やし方は、氷をビニール袋に入れた物やアイスノンなどをタオルなどでくるみ、目元に軽く押さえる程度に当てる感じで良いです。氷を直接皮膚に長時間当てると、凍傷になったり、血行障害を起こすことがあるので、必ずタオルなどでくるみ、冷たくなりすぎないようにしてください。自分の生活のペースに合わせ、1回数分~数十分を、休憩を挟みながら、1日数回程度冷やしていただけば良いです。
特に手術当日~手術翌日(手術後1日目)は、温まったり、血行が良くなることにより、内出血を起こし易い時期なので、この期間に冷やすことが効果的です。
手術後2~3日目辺りも炎症が強く、比較的腫れが出やすい時期なので、この期間に冷やすことも効果的です。
手術後4~6日目くらいになると、強い炎症もないため、冷やしておくと、冷やさないのに比べて多少マシな程度の効果です。
手術後7日目以降になると、もう冷やす意味はほとんどありません。冷やすことによって血行が悪くなる弊害のほうが大きくなることもあるので、冷やすことはお勧めしません。
あとは、残りの腫れが引くまで、普段通りの生活をして、日にち薬で待つしかありません。
時々、「温めたほうがいいですか?」とご質問される方がいらっしゃいますが、腰痛や肩凝りなどと異なり、手術後の患部を温めて血行を良くするメリットは特別ないと私(高須幹弥)は考えているため、私に関しては、積極的に温めることはお勧めしていません。
二重まぶた埋没法は、切らない手術なので、二重まぶたミニ切開法、全切開法、眼瞼下垂手術などの皮膚を切開する手術に比べれば、圧倒的に手術後の腫れは少なく、腫れている期間も短いです。
ただし、切らない手術とはいえ、局所麻酔の注射はするし、糸を埋め込むためにまぶたの皮膚から針を通すため、全く腫れないということはありえないし、多少なりとも腫れはでます。
手術後2~3日くらいはそれなりに強い腫れがあります。仕事や学校を休んで手術する人は、手術する日を入れて3日間くらい休みを取って手術する場合が多いです。
女性の場合、手術48時間後からアイメイクすることができるようになり、多少腫れていてもメイクでカバーできるため、2~3日間の休みで十分であることが多いです。
あまり腫れを気にしない人や、手術したことが周りの友人や同僚にバレてもいいという人は、手術翌日でも普通に目は見えるし身体も動くため、翌日から出勤したり登校しても全く問題ありません。
厳密にいうと、完全に腫れが引いて完成し、術前に予定した二重の幅になるのは、平均すると、だいたい2~3ヶ月くらいかかります。腫れている間は、カウンセリングで決めたデザインの二重の幅よりも広くなっています。
そのため、幅の狭い二重を作る場合よりも、幅の広い二重を作る場合のほうが、術後の腫れが目立つことが多く、腫れが完全に引くまでの期間が長くなることが多いです。
手術直後からでもコンタクトをすることはできるのですが、術後1週間くらいはまぶたの裏の形が変わっているため、目がゴロゴロする感じがあったり、異物感があるので、それらの症状がなくなってからする方が良いです。
どうしてもコンタクトしないと困るという人には、手術直後からでもしていただくことはありますが、可能であるなら最低3日間、できれば1週間しないでいただきたいです。
二重まぶた埋没法は、ミニ切開法(部分切開法、小切開法)、全切開法などと異なり、皮膚を切開し、糸で表面の傷跡を縫合するといったことはしません。
手術当日からまぶたも含めお顔を水やぬるま湯で軽く洗って頂いても結構です。
そして、24時間後からは洗顔フォームを使用して普通に洗顔して頂いて構いません。
48時間後からはアイメイクも可能です。
二重まぶた埋没法は、切らない手術であるため、二重まぶたミニ切開法、全切開法などに比べれば腫れは少ないですが、必ず多少なりとも腫れは出ます。
最初の3日間くらいは、身体が温まると、血行が良くなり、腫れが強く出やすい状態です。特に手術当日はその傾向が強いので、当日は入浴せず、身体が温まらない程度にシャワーを浴びるくらいにするのが無難です。
手術後1日目(手術翌日)からは入浴していただいて大丈夫なのですが、手術後1日目~2日目くらいは、まだ血行が良くなることによって腫れやすいので、熱いお湯の入った湯船に長時間浸かるのは避けたほうが無難です。ぬるま湯に短時間(5分以内)浸かるくらいにするか、湯船に浸からず、シャワー浴だけにするのが良いです。
手術後3日目くらいになると、最初の3日間に比べれば、血行が良くなることによって腫れが強くなる傾向はだいぶ少なくなります。しかし、まだ腫れが出やすい状態ではあるため、手術後6日目くらいまでは、やはり、熱いお風呂に長時間浸かるのは避けるほうが無難です。
手術後7日目くらいになると、身体が温まることによって腫れが強く出る状態はだいぶなくなるので、もう普通に入浴していただいて大丈夫です。サウナに入ったり、岩盤浴、ホットヨガなどをしていただいても構いません。
それでも、手術後2~3ヶ月くらいの間は、通常に比べると、多少なりとも腫れやすい状態ではあるので、熱いお風呂に長時間浸かることやサウナに入ることによって、わずかに腫れが引きにくくなることは、可能性としては0ではありません。
しかし、それで腫れが引きにくくなることが多少なりともあっても、いつかは必ず完全に腫れは引くし、最終的な仕上がりに影響したり、差が出ることはないので、あまり心配することではありません。
二重まぶた埋没法は、細いナイロンの糸をまぶたに埋め込むために、まぶたの皮膚に小さな針穴を開けます。針穴が治癒して閉じるまで2日間くらいかかります。
手術当日~手術翌日くらいまでは針穴が塞がっていない可能性があるため、激しい運動をして、汗をたくさんかくと、汚れた汗が針穴の中に入り込み、不潔になることがあります。
そのため、手術当日~手術翌日は運動しないようにしていただくのが良いです。
手術後2日目(手術翌々日)くらいから多少の運動(軽いランニングなど)はしていただいても大丈夫ですが、手術後1週間くらいの間は、運動して血流が良くなると、まぶたが腫れやすい状態になっています。
そのため、激しい運動(長時間のランニング、長時間のテニス、長時間のエアロビクス、高重量ハイボリューム筋力トレーニングなど)をしていて腫れや痛みが出てくるなら、自分の身体と相談しながら、運動量を減らしたり、運動を一旦中断していただくのが良いです。
術後早期に運動をして腫れが強く出てしまうと、腫れが完全に引くまでの期間が長くなってしまいますが、運動をせずに腫れが少なく早く引いた場合に比べ、最終的な仕上がりに差が出ることはまずありません。なるべく術後の腫れを少なく抑えたい人、少しでも早く腫れを引かせたい人は、手術後1週間は運動しないのが無難です。
また時々、「激しい運動をしていきむことによって、埋没の糸が緩んだり、元に戻ってしまうことはありますか?」などのご質問をいただきますが、そのようなことは、手術後早期でも手術して時間が経ってからても(術後数ヵ月~数年以上経過しても)、まずないので、心配することはありません。
上まぶた以外の部位は、当日から顔のマッサージをしていただいて大丈夫です。
上まぶたは、1週間後から軽くマッサージしていただいて大丈夫ですが、腫れが強いうちや痛みがあるうちは、あまりマッサージすると、腫れや痛みを助長することがあるので、強い腫れや痛みがある間はマッサージしないのが無難です(痛みがなくなり、軽いむくみ程度になったら大丈夫です)。
また、あまり強い力で上まぶたをマッサージすると、埋没法の糸が緩んで、二重の幅が狭くなったり、二重が戻ってしまうことがあるので、優しくマッサージするのが良いです(そもそも、強い力でまぶたをマッサージすると、シワが増えたり、皮膚が伸びてたるむことがあるので、強い力でまぶたをマッサージすること自体をおすすめしません)。
まつ毛エクステは、まつ毛の付け根に接着剤のようなものを着けてエクステンションして、まつ毛のボリュームを増やすものです。多少まぶたの皮膚に刺激を受けることもあるので、手術直後のデリケートな時期にすることはもちろんできません。
原則として、アイメイクをして良くなってからまつ毛エクステをしても良いことにしています。すなわち、二重まぶた埋没法の場合は3日後からということになります。
しかし、まつ毛エクステは、美容整形手術を受けた後の人、何も美容整形手術を受けていない人関係なく、誰が受けても全くリスクがないわけではありません。まつ毛エクステに使用する接着剤には刺激性があるため、皮膚の弱い人が受けると、まぶたの皮膚がかぶれて腫れ上がってしまうことが稀にあります。
まぶたの皮膚がかぶれやすい体質の人が、二重まぶた埋没法などを受けて間もないときにまつ毛エクステをすると、予想外にかぶれて腫れてしまうことがあります。そのため、手術後1週間くらいはまつ毛エクステをしない方が無難です。ただし、皮膚がかぶれにくい体質の人は、まつ毛エクステをしても全くかぶれないこともあるので、以前にまつ毛エクステをして、経験的にかぶれないことがわかっている人は、3日後にまつ毛エクステをしても問題がない可能性が高いです。ただし、サロンによって、まつ毛エクステに使用する接着剤の種類は異なるので、以前にかぶれなかったのに、サロンが変わるとかぶれることもあるので、注意が必要です。
まつ毛エクステと同じ理由で、術後のまつ毛パーマやアイプチ、アイテープ、メザイクも、二重まぶた埋没法の後は1週間くらいしないほうが無難です。
当院で使用している二重まぶた埋没法の糸は、日本製の7-0モノフィラメントナイロン糸の両端針タイプで、色は青色透明のもの。現在、埋没法の糸は、日本製、中国製、韓国製など、色々な種類のものが出回っていますが、当院では昔から日本製のものを使用しています。
色々な国の色々なメーカーのものを取り寄せて、糸の強度、針の細さ、切れを実験調査したところ、ベアーメディック社、ダイアデム工業の針付き縫合糸が最も優れていました。当院では、この針付き縫合糸のメーカーの職人と定期的に使用感、使用状況などについて話し合いを行い、特注で縫合糸を仕入れています。
特種研磨加工した針を使用しているため、針の切れ味が鋭く、腰が強いです。針の切れが良いと、まぶたに針を通すときに組織や血管の損傷が起きないため、内出血のリスクが低く、術後の腫れや痛みが少なくなります。
糸の強度が非常に高く切れにくいため、術後に糸が切れて、一重に戻ってしまうことは、よほどのことがなければ起こりません。また、結紮力も非常に強く、結び目がほどけて元に戻ることも、よほどのことがなければ起こりません。
7-0というのは糸の細さのことであり、○-0の数字が大きくなると細くなり、数字が小さくなくと太くなります。7-0は、髪の毛よりも少し細いくらいの細さで、二重まぶた埋没法に最も適した細さです。
※8-0の場合:細すぎて、糸の強度が弱く、糸が切れやすくなる。
※6-0の場合:太すぎて、糸や結び目がまぶたの表面に透けて見えてしまうことも。
縫合針と縫合糸が一体化している糸を針付き糸と呼びます。
通常は、縫合糸と縫合糸は別々になっており、裁縫の針と糸と同じように縫合針に縫合糸を通して使用します。その場合の針と糸は、針穴と糸の折り返しの部分が太くなるため、その部分が組織を通るときに、組織や血管を損傷し、腫れや内出血が出やすくなっています。
当院で使用している針付き糸は、針穴や糸の折り返しがなく、一体化しています。そのため、組織の血管の損傷が少なく腫れや内出血が起きにくくなっています。
糸の両端は針が付いているものを両端針と呼びます。
通常は、糸の片端にのみ針がついており、糸をループ状に通すときに、一方向にしか進めることしかできません。
当院で使用している両端針タイプは、両方向に進めることができるため、より確実に腫れにくく、強固に固定することができます。
手術に使用する縫合糸には、ナイロン製、シルク製、吸収糸(溶ける糸)、ポリプロピレン製などがありますが、二重まぶた埋没法に関しては、経験的にナイロン縫合糸が最も適しています。
二重まぶた埋没法をする場合、この中では、経験的に、7-0ナイロン縫合糸が、糸の強度が高く、最も組織や血管の損傷が少なく、結び目が緩みにくくなっています。
※シルク製:細い糸がないため、二重まぶた埋没法に使用することはできない。
※吸収糸(溶ける糸):糸が吸収されると同時に二重も戻ってしまうので、通常は使用しない。
※ポリプロピレン製:心臓血管外科の手術などで使用することが多い糸ですが、当院で使用している7-0モノフィラメントナイロン針付き両端針縫合糸に比べると、針の切れが悪いため、組織や血管の損傷が生じやすく、腫れや内出血が出やすい。
糸の強度、結紮力も、特別優れておらず、ポリプロピレン製の縫合糸を二重まぶた埋没法に使用するメリットはない。
モノフィラメントというのは、縒り糸ではなく、一本の繊維の糸という意味。コーティングされたモノフィラメントのナイロン糸は細菌が付かないため、感染症を起こすことはまずありません。
当院の埋没法の糸は、青色透明の色が付いています。この青色透明の色は、数年で青色の色素が抜けていき、無色透明になります。最初から無色透明の糸で埋没法をしてしまうと、万が一、患者様がやっぱり糸を取って元の目に戻したいと希望された場合、小さな針穴から糸を探して除去するのが非常に困難になってしまいます(※切開すれば除去できる可能性は高いです)そのため、当院では、最初に青い色を着けた糸を使用しています。
他院では、「普通の埋没法の糸よりも、心臓血管外科手術で使用する特殊な糸を使うといいですよ」と言って、通常より高い料金の埋没法を勧められることがあるようです。利益目的で、患者様には何のメリットもなく、ただ高い料金を払わされるだけの可能性も…。
ナイロン製の縫合糸とポリプロピレン製の縫合糸はほとんど原価は変わらないのですが、医学的知識のない素人の人が「心臓血管外科手術で使用する特殊な糸」なんて聞けば、凄いものを使ってくれる気になってしまいますよね。
当院が使用している縫合糸は、患者様のお得を第一に、また格段のこだわりを持って選んでいます。
当院の埋没法は非常に取れにくい方法で行っておりますが、万が一1年以内に元に戻ってしまった場合は、無料で再手術を行わせて頂きます。
高須クリニックでは、内出血を早く引かせる薬「ケラスキンクリーム」を常備しています(現在は、名古屋院、大阪院で常備)。
主成分は、ラクトフェリンをナノ脂質(リポソーム)に封入したもので、皮膚に浸透しやすく、お肌に優しいクリームです。
ラクトフェリンとは、母乳・涙・汗・唾液などの分泌液に含まれる鉄結合性の糖タンパク質です。
内出血は、赤血球中のヘモグロビンに含まれる鉄の色が大きな素ですが、ラクトフェリンは鉄と結合して排出する作用(鉄キレート作用)が非常に強く、内出血の色を早く消す効果があります。
また、ラクトフェリンには抗炎症作用や、抗菌作用、抗酸化作用もあり、メタロプロテアーゼ(細胞外マトリックスを分解する酵素)に対するキレート作用もあります。
サイトカインの過剰な産生を抑制し、炎症部位における白血球の過剰な動員および活性化を阻害する状態になり、内出血の回復に効果が期待されます。
当院では、ヒアルロン酸やボツリヌストキシンなどの注射による治療の際、極細の注射針を使用し、細心の注意をはらい、治療しているため、内出血は起こりにくいのですが、体質などの理由により、稀に起こってしまうことはあります。
目元の手術やエイジングケア手術などでも内出血が生じてしまうことはあります。
内出血が生じてしまうと、通常、治まるまでに1週間程度かかり、長い場合は2週間程度かかってしまうこともあります。
その場合、ケラスキンクリームを用いることにより、早く内出血を引かせることができます。
1日2回、患部の皮膚に塗布し、指で優しくマッサージします。
1回につき約0.15ml使用しますが、部位によって適宜増減し、調整します。
薬を塗布し、皮膚に吸収された後、メイクをしていただくことができます。
手術後の縫合してある傷の部分にケラスキンを塗布することも可能です(抜糸する前の糸がついている傷に塗布することが可能ですが、糸がついている状態の傷にメイクすることは勧めていません)。
5ml : \2,000【名古屋、大阪】
二重まぶた埋没法のリスク、合併症において最も頻度の高いのは、術後の内出血です。
内出血は全ての人に生じるわけではありませんが、だいたい10人に1人くらいの割合で生じます。
なるべく内出血が出ないように、細い針で丁寧に糸を通しても、一定の確率で針が血管に当たってしまい、内出血を生じてしまいます。
運悪く内出血が出てしまうと、消えるまで1~2週間かかりますが、術後3日目からアイメイクをすることができるので、ファンデーションやコンシーラーで隠すことができます。
また、なるべく内出血を生じないようにするためには、私達医師が丁寧に手術することはもちろん、患者様が手術中にリラックスして目に力を入れないこと、術後3日間くらいは熱いお風呂に長時間浸からないこと、激しい運動はしないこと、お酒を飲みすぎないことなどが重要です。
二重まぶた埋没法の手術をする場合、仕事や学校を休むことができず、日にちを空けて片目ずつ行うことがあります。片目ずつ行う場合のリスクとして、両目同時に行うのに比べ、最終的な仕上がりに左右差が生じ易いということがあります。
目もとというのは、日によって微妙な変化をします。
その日の体調によっても変化し、朝か夕方かによっても変化するし、体重が1キロ変わるだけでも微妙な変化をします。
そのため、目もとのコンディションが違う状態で、日にちを空けて片目ずつ手術を行うと、どうしても仕上がりに微妙な左右差が生じてしまうことがあります。
目もとを含めて、人間の顔は誰でも左右非対称であるため、両目同時に手術を行ったとしても、パソコンで絵を書いたような完全な左右対称にすることはできません。
しかし、両目同時に手術する場合は、左右の目が同じコンディションであるし、手術のする医師が、左右の目をリアルタイムで比べながら、正確な手術ができるので、術後に生じる左右差を必要最小限に抑えることができます。
左右対称に強いこだわりのない方は、日にちを空けて片目ずつ手術しても問題ありませんが、左右対称に強いこだわりのある方は、通常通り両目同時に手術をすることをご検討ください。
二重まぶた埋没法のリスク、副作用に、仕上がりの左右差が生じる可能性というものがあります。
そもそも、人間の顔は必ず左右非対称にできています。
目も必ず非対称にできています。
眼球のついている位置、まぶたを開ける力、まぶたの厚み、まぶたの皮膚のたるみ具合、脂肪のつき具合、蒙古襞の張り方、つり目具合、タレ目具合、眉の位置、眉から目までの距離など、必ず左右非対称があり、それらにより、元の目は非対称になっています。
そのため、仮に、完璧に左右対称にデザインし、完璧に左右対称の手術を行ったとしても、元の目の土台の非対称があるため、必ずわずかな非対称は生じてしまうことになります。
また、手術というのはあくまで、生身の人間の体を生身の人間の手で扱う行為です。
コンピューターで絵を描くように、完璧に左右対称に仕上げることは現実的、物理的に不可能です。
我々高須クリニックのドクターは、なるべく左右差が出ないようには最大限の努力はさせていただきますが、上記の理由から、必ずわずかな非対称は生じることになり、コンピューターグラフィックスのような完全なシンメトリーにすることは不可能です。
二重まぶた埋没法のリスク、副作用に、仕上がりが完璧に自分の理想の形にならないことがある可能性というものがあります。
二重まぶた埋没法を希望される患者様の中には、二重の幅広、形などのデザインを非常に細かく要望される方がいらっしゃいます。
中には、憧れの芸能人などの目の写真を見せて、「この人と同じような幅、形の二重にしたい」などのようにおっしゃり、他人と全く同じ目にしようとされる方もいらっしゃいます。
しかし、手術というのはあくまで、生身の人間の体を生身の人間の手で扱う行為です。
コンピューターで絵を描くように、何でも自由自在に形を変えることは現実的、物理的に不可能です。
また、まぶたや目の構造は、人によって千差万別であり、眼球のついている位置、まぶたを開ける力、まぶたの厚み、まぶたの皮膚のたるみ具合、脂肪のつき具合、蒙古襞の張り方、つり目具合、タレ目具合、眉の位置、眉から目までの距離など、必ず解剖学的な個人差があります。
土台が違うのに、表面的に二重のラインを埋没法で作っても、他人と全く同じ目を作ることは、やはり現実的、物理的に不可能です。
我々高須クリニックのドクターは、なるべく患者様の希望の形に近づくようには最大限の努力はさせていただきますが、上記の理由から、患者様が非常に細かいデザインを要望される場合、完璧にその通りに仕上げるのは不可能である場合が多いです。
二重まぶた埋没法は、切開法のように皮膚を切開することなく、小さな針穴から細いナイロン製の糸をまぶたに埋め込んで結ぶことにより、皮膚の折れ癖を作り、二重にする方法です。
切開法に比べ、腫れが少なく、比較的簡便に二重を作ることができる方法ですが、その反面、切開法のように、癒着を作ることによって半永久的な二重を作るわけではないので、埋没糸が緩むことによって、二重のラインが弱くなって浅くなったり、幅が狭くなったり、二重のラインがなくなるという可能性があります。
一般的に、まぶたが厚い人に行う場合、幅を広く作った場合、まぶたの開きが弱い人に行う場合、アトピー性皮膚炎や花粉症などでよく目を擦る人に行う場合などに埋没糸は緩み易いです。
また、一針固定よりニ針固定のほうが固定力が強く、持ちがいいです。
糸が緩んで二重のラインがはっきりしなくなったり、二重がなくなってしまった場合、1年以内に来院していただけば、無料で再固定をさせていただきます。
美しい仕上がりのために、施術法を適切に選択していただくために、体質や、ご本人の癖、そして、仕上がりのご希望によっては、短期間で取れてしまう場合がありますので、他の施術をご提案することがあります。
埋没 | ミニ切開 | 全切開 | |
---|---|---|---|
手術時間 | 10分 | 20分 | 30分 |
術後の腫れ | 直後でも極くわずか(個人差あり) | 強い腫れは約1週間(個人差あり) | 強い腫れは約1~2週間(個人差あり) |
アイメイク | 48時間後より可能 | 約1週間後より可能 | 約1週間後より可能 |
手術の痛み | 麻酔クリームをぬってから麻酔の注射をするのでわずか | 麻酔クリームをぬってから麻酔の注射をするのでわずか | 麻酔クリームをぬってから麻酔の注射をするのでわずか |
二重の永久性 | 腫れぼったい目、目を開ける力が弱い人、アトピーや花粉症で目をよくこする人、幅広い二重をつくった場合はとれることがある | 半永久 | 半永久 |
腫れぼったい目の場合 | 腫れぼったさを取ることはできない | 脂肪を少しとってすっきりすることができる。 | 脂肪をたくさんとってすっきりすることができる。 |
幅の広い二重をつくる場合 | 取れない場合もあるが、時間と共にだんだん幅がせまくなったり、ラインが浅くなってきてとれる場合がある | 半永久に幅の広い二重を維持できる。 | 半永久に幅の広い二重を維持できる。 |
幅の狭い二重をつくった場合 | 永久に二重がとれない場合が多いが、元の目が腫れぼったい場合は数年でとれることがある | 半永久に二重を維持できる。 | 半永久に二重を維持できる。 |
料金 | ¥90,000 | ¥250,000 | ¥250,000 |
例えば、「このタレントさんのような目にしたい!」と雑誌の写真などを持ってきてくだされば、それを見ながら、じっくりカウンセリング。可愛らしい印象のくっきり幅広い二重も、正統派美少女風の細めの二重も、出来る限りあなたのイメージ通りに仕上げます。
まぶたの厚い方がきれいな二重を目指すとき、本来なら埋没法より切開法が適している場合もあります。けれども「ぜったいに切りたくない!」という方には、埋没法の範囲でできる限り理想の二重に近づけていきます。