顔の施術について

鼻の手術の後のテーピングやギプスはどういう場合にするのか?



鼻の手術の後に、テーピングやギプスが必要なことがあります。

私の手術に限っていえば、
鼻尖形成(ダンゴ鼻修正)術の後、テーピング3日間
ハンプ切除(鷲鼻修正)の後、テーピング3日間
骨切り幅寄せ手術の後、ギプス7日間
鼻中隔延長術の後、ギプス7日間
させていただきます。

それ以外の、ヒアルロン酸注射、鼻プロテーゼ、耳介軟骨移植、鼻翼(小鼻)縮小の後は、テーピングもギプスもしません。鼻尖形成、ハンプ切除、骨切り幅寄せ、鼻中隔延長は、手術直後は不安定な状態であるため、一定期間テーピングやギプスで鼻を固定し、理想の鼻の形をしっかりと作る必要があります。ヒアルロン酸注射、鼻プロテーゼ、耳介軟骨移植、鼻翼縮小は、比較的手術直後から安定しているため、テーピングやギプスで固定する必要はありません。

ただし、他の美容外科クリニックでは、鼻プロテーゼや耳介軟骨移植の後でもテーピングやギプスをするところがあります。

基本的に鼻プロテーゼや耳介軟骨移植は、プロテーゼや耳介軟骨を入れるのに必要な分だけ剥離をして、剥離したスペースにキッチリとプロテーゼや耳介軟骨がおさまれば、テーピングやギプスをしなくてもずれたりすることはないのです。手術経験の浅い医者は、必要以上に剥離をしてしまい、プロテーゼや耳介軟骨がぐらつき不安定なので、テーピングやギプスで固定するのです。その場合、剥離が広い分、腫れが強くでるし、本来必要のないテーピングやギプスをすることになるので、患者様にとっての負担が大きいです。

手術経験の豊富な医者や、技術のある医者であれば、術後の腫れも少なく、テーピングやギプスをする必要もありませんので、患者様の負担は少なくてすみます

症例のご紹介

鼻尖形成手術でダンゴ鼻を細くした症例写真

  • Before

  • After(3ヶ月後)

⾼須 幹弥 医師

担当医からのコメント

⾼須 幹弥 医師

20代女性の患者様で、ダンゴ鼻を治したいという御要望でしたので、鼻尖形成を行いました。
手術は局所麻酔下にclose法で両側の鼻の穴の中を切開して、左右の大鼻翼軟骨の頭側と軟骨上の脂肪を除去し、ギプスで1週間固定しました。
術後は正面から見て鼻先の横幅が確実に細くなりました。
側面から見ると、軽度のパロット変形を起こしたため、やや鼻先の高さが増しました。

鼻尖形成(鼻尖縮小・だんご鼻修正)

¥550,000(税込)

【銀座高須クリニック、横浜、名古屋、大阪】

症例のご紹介

ヒアルロン酸注射で鷲鼻の修正をした症例写真

  • Before

  • After

⾼須 幹弥 医師

担当医からのコメント

⾼須 幹弥 医師

20代の男性の患者様で、鷲鼻の修正目的で来院されました。
この方は、鷲鼻を治すと同時に鼻を高くして、鼻筋を通すことも望んでらしたので、ヒアルロン酸を鷲鼻のピーク(一番出っ張っている部分)の上部に注入してまっすぐにすることにより修正しました。
同じことはシリコンプロテーゼでも出来るので、永久的な効果を希望される方は、シリコンプロテーゼを使用します。
鷲鼻の治療法は、大きく分けて2通りあり、1つは、鷲鼻のピークの骨と軟骨を削ることによってまっすぐに修正する方法です。
その場合は削った分、鼻が低くなるので、もともと鼻が高すぎる人や、鼻を低くしたい人、鼻を小さくしたい人が向いています。
もう1つは、この症例患者様と同じで、ヒアルロン酸かシリコンプロテーゼを用いて鷲鼻のピークの上部を高くし、まっすぐに修正する方法です。
その場合は鼻が高くなるので、ついでに鼻を高くしたい人や、鼻を低くしたくない人が向いています。

わし鼻・段鼻修正, ハンプ切除

ハンプ切除 手術 ¥440,000(税込)

【銀座高須クリニック、横浜、名古屋、大阪】

シリコンプロテーゼ挿入 ¥385,000(税込)

【銀座高須クリニック、横浜、名古屋、大阪】

ヒアルロン酸 ¥55,000(税込)

【全院】

長期持続型ヒアルロン酸注射シャープラインノーズ ¥165,000(税込)

【全院】

症例のご紹介

鼻骨切り幅寄せと小鼻縮小手術をした症例写真の術前術後画像

  • Before

  • After(6ヶ月後)

  • Before

  • After(6ヶ月後)

  • Before

  • After(6ヶ月後)

  • Before

  • After(6ヶ月後)

⾼須 幹弥 医師

担当医からのコメント

⾼須 幹弥 医師

20代女性の患者様で、大きな鼻が悩みということで来院されました。
診察させていただいたところ、鼻の高さは特別高くはないのですが、正面から見たとき、全体的に横幅の広い鼻をしてらっしゃいました。
特に、鼻の根元の骨と小鼻が横に広がっており、鼻先も少し横に広がっていました。
患者様のご希望もあり、骨切り幅寄せ手術で鼻の根元の広がっている骨の横幅を狭くし、小鼻縮小(鼻翼縮小)手術で広がっている小鼻を小さくすることになりました。
骨切り幅寄せ手術は、通常通り、外側骨切りと内側骨切りを行い、遊離骨片を内側へ移動させ、幅寄せしました。
小鼻縮小手術は、鼻の穴の内側から外側の途中にかけて約5mmの幅で皮膚と皮下組織を切除し、縫合しました。
術後は、横に広がっていた鼻の根元と小鼻が小さくなって、正面から見たときの鼻の横幅が全体的に小さくなりました。
ちなみに、骨切り幅寄せ手術をした後の鼻の高さ、形はほとんど変わらないため、横から見たときの鼻の形もほとんど変わりません。

症例のご紹介

鼻中隔延長手術で鼻先を斜め下方向に出した症例写真

  • Before

  • After(6ヶ月後)

  • Before

  • After(6ヶ月後)

  • Before

  • After(6ヶ月後)

⾼須 幹弥 医師

担当医からのコメント

⾼須 幹弥 医師

20代女性の患者様で、鼻先が上を向いており、正面から見て鼻の穴が目立つのが悩みとのことでした。
診察させていただいたところ、全体的鼻があまり高くなく、鼻筋があまり通っていない上に、鼻先が潰れて上に上がっている状態でした。
また、やや鼻の穴が大きめで、その上、鼻先が上に上がっているために、正面から見て鼻の穴が目立つ、いわゆるブタ鼻の状態でした。
全体的に鼻の形を整えるためには、シリコンプロテーゼで眉間の下から鼻根~鼻背を高くして鼻筋を通し、小鼻(鼻翼)縮小で鼻の穴を小さくし、鼻先に耳介軟骨移植か鼻中隔延長を行い、鼻先を斜め下方向に出すのが望ましいです。
今回は、患者様の希望もあり、鼻中隔延長のみを行い、鼻先を安全な範囲内、自然な範囲内で斜め下方向に出すことになりました。
手術は局所麻酔下に行い、片側の耳甲介軟骨を採取し、オープン法に準じて鼻中隔軟骨を露出し、耳甲介軟骨をオーバーラップさせて固定して鼻中隔軟骨を延長しました。
固定した耳甲介軟骨に大鼻翼軟骨を固定して、皮膚縫合しました。
その結果、鼻先が程よく自然な範囲内で斜め下方向に出て、ブタ鼻がかなり改善しました。
また、正面から見た状態で鼻の穴が見える面積も減少しました。

この記事の監修医情報
平成11年
  1. 藤田医科大学医学部卒業
平成11年
~平成13年
  1. 藤田医科大学麻酔救急科に勤務
  2. 麻酔科標榜医取得
平成13年
  1. 藤田医科大学大学院入学。
    形成外科入局。高須クリニック勤務
平成14年
  1. 群馬県立がんセンター頭頚部外科勤務
平成15年
  1. Ivo Pitanguy Institute Postgraduate Course (Brazil) 研修
平成17年
  1. 単一植毛手術の研究にて医学博士取得
平成19年
  1. 日本形成外科学会専門医取得
  2. 高須クリニック名古屋院院長

※施術方法や施術の流れに関しましては、患者様ごとにあわせて執り行いますので、各院・各医師により異なります。予めご了承ください。
※ホームページ上で掲載されている価格は税込表示となっております。
※当院で行う治療行為は保険診療適応外の自由診療になります。

当サイトは高須クリニック在籍医師の監修のもとで掲載しております。

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