
Dr.高須幹弥の
美容整形講座
お客様が気になる
美容整形の疑問に
お答えします。
顔の施術について
目の開きが正常の人に眼瞼下垂の手術をすると更に目が大きくなります。
眼瞼下垂の手術は通常まぶたの開きが悪い人に行い、正常な開きにしてあげるものですが、まぶたの開きが正常の人に行うと、開きを良くして更に目を大きくすることもできます。眼瞼下垂の手術は、まぶたを開ける筋肉である眼瞼挙筋を瞼板に前転させることによって眼瞼挙筋を短縮させ、まぶたの開きを良くする方法なので、まぶたの開きが正常の人に行うと更に開きが良くなり目が大きくなるのです。
ここ数年、若い女の子(特にギャルに多い)の間でデカ目が流行しているので、ただ単に二重を作るだけではなく、眼瞼下垂の手術をして一緒に目の開きも良くすることを希望する人が多いです。ほとんどのケースで眼瞼下垂の手術をするときについでに切開二重をすることができるので、私はいつも眼瞼下垂の手術料金で一緒に切開二重をして差し上げます。
しかし、この手術は程よい目の開きにしてあげると非常にきれいなデカ目になりますが、やり過ぎて目の開きが良くなり過ぎてしまうと、黒目の上の白目が見えてしまい(この状態を上三泊眼といいます)、びっくりした目やきつい威圧感のある目になってしまいます。
患者様が望めば、敢えてそのような状態にして、大きなカラーコンタクトをすれば究極のデカ目にすることもできるのですが、カラコンを外すとびっくり目になってしまいます。不自然になりたくない場合は、普通に目を開けた状態で黒目が80%くらい見えるくらいにするのが良いです。
■眼瞼下垂の手術方法
上まぶたの皮膚を切開し、緩んでいる眼瞼拳筋を瞼板に縫いつけます
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※施術方法や施術の流れに関しましては、患者様ごとにあわせて執り行いますので、各院・各医師により異なります。予めご了承ください。
※ホームページ上で掲載されている価格は税込表示となっております。
※当院で行う治療行為は保険診療適応外の自由診療になります。
担当医からのコメント
⾼須 幹弥 医師
20代女性の患者様で、分厚くて眠たそうな細い目を気にされていました。
診察させていただいたところ、まぶたの皮膚が厚く、脂肪もたくさんついていました。
まぶたの開きが悪く、一重まぶたであるため、普通に目を開けた状態で黒目が3~4割程度しか出ておらず、余計に目が細く見えていました。
眼瞼下垂手術をして、まぶたの開きを良くし、同時に二重を作ることになりました。
二重まぶた全切開法に準じ、新しく作る二重のラインに沿って皮膚を切開し、上眼瞼挙筋の挙筋腱膜を瞼板に前転固定し、短縮しました。
開きすぎて、ビックリした目やキツい目にならないように、普通に目を開けた状態で、黒目が7~8割程度出るように調節しました。
二重の幅は、広くし過ぎると、二重のラインの下の皮膚が睫毛の生え際に被さり、その分まぶたの開きが悪くなってしまうため、目を開けた状態でわずかに二重の幅が見える程度の二重を作りました。
日本人特有の蒙古襞が平均的に張っており、広すぎない自然な幅の二重を作ったため、二重のラインが蒙古襞の上を乗り越えず、蒙古襞の中に入り込んだため、必然的に末広型の二重になりました。
目が窪まない程度に眼窩内脂肪とROOFを切除しました。
皮膚は切除しませんでした。
術後は、分厚かったまぶたが程よく薄くなって、まぶたの開きが良くなった上に、自然な二重まぶたになりました。
眼瞼下垂(がんけんかすい)
【東京、横浜、名古屋、大阪】
眼瞼下垂(がんけんかすい)