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小陰唇のビラビラが大きいと悩むあなたに伝えたい
女性器の美容整形、診察や手術の方法

性器の悩みはなかなか人に言えないもの。「ビラビラが大きいのでは?」「左右の長さに違いがあっておかしいのでは?」と人知れず思い悩んでいる人は少なくないでしょう。性器の形が気になる場合、美容整形で整えることが可能です。とはいえデリケートな部分ですから、どれくらいの人に見られてしまうのか、どのように診察や手術をするのか、気になる疑問がたくさん出てくるはず。そこで今回は高須クリニックで女性器の美容整形を行う場合の診察や手術の方法などを紹介します。

ビラビラが大きい? 小陰唇肥大とは

いわゆるアソコのビラビラと呼ばれる小陰唇は、女性器の外陰部にある部位です。大陰唇の内側にあり、左右で対をなすヒダ状の皮膚です。小陰唇の大きさは人によってさまざまですが、中には外観的に違和感を覚えることも。大きさの度合いによっては下着などとこすれて炎症を起こしやすくなる場合もあります。そうした、小陰唇が標準より大きな状態=小陰唇肥大は、人になかなか言えないつらい悩みとなりがちです。また、その悩みが男女関係を含めた生活全般の消極性につながってしまうことも少なくありません。

小陰唇肥大を気にして受診する女性の多くは、「ビラビラが大きいね」という彼氏やパートナーからの指摘が受診のきっかけになっています。デリケートで他人には相談しづらい悩みのため、人知れず悩んでいるという人もいます。

女性器の部位の名称

経験が豊富だとビラビラが大きくなるのか

小陰唇の肥大を他人に相談しづらいのは、デリケートな部分のことだからというほかに、こんなうわさが関係しているかもしれません。そのうわさとは「小陰唇が肥大したり長くなったりするのは、セックス経験が豊富だから」というもの。小陰唇が大きくて悩んでいるというと、セックスをたくさんしていると思われかねないため、相談できずにいるのでしょう。しかしながら小陰唇の大きさは先天的や遺伝的、つまり生まれつきによるものがほとんどです。小陰唇の大きさがセックスの回数に関係しているという話に医学的根拠はなく、単なる都市伝説に過ぎません。気にしないようにしましょう。

また小陰唇には「平均的な大きさ」というのはありますが、「これを超えたら肥大している」といった明確な基準はありません。もしもあなたが女性器の形や大きさが「人と違うのでは?」と悩んでいるのであれば、専門医の診察を受けるのがよいでしょう。普段から女性器を目にする機会の多い婦人科医(とくに日本産科婦人科学会による「女性のヘルスケアアドバイザー」資格を持つ医師)や、女性器形成手術を多く手がけている美容整形外科医ならば、その人の女性器のどこが平均的で、どこが平均的ではないかを、的確に診断できるでしょう。

大きなビラビラは美容整形で整えられる

ビラビラの大きさが平均的だろうがそうでなかろうが、気になるのでどうにかしたい。その場合、美容整形で形や大きさを整えることができます。今回は高須幹弥医師のケースを例に、小陰唇の美容整形の進め方をまとめました。プライベートな部分を見せる相手やタイミングについても説明します。

小陰唇の美容整形(小陰唇縮小手術)の手順 ※高須幹弥医師の場合

  1. 処置室で手術部位を診察
    手術をするためには、実際に手術をする部位がどのような状態で、どのように整えるべきかを知る必要があります。そのため、はじめに処置室で医師が小陰唇の大きさや形状などをチェックします。局部を医師が直接診るのですが、患者様と医師が二人きりになることはなく、必ず看護師が同席しますのでご安心ください。
  2. 診察室でカウンセリング
    処置室での診察をもとに、現在の小陰唇の状態をイラストで説明します。そして、患者様のご希望を伺い、手術後の形やバランス、手術によってどの程度変化するのか、そのほか手術の流れや術後のアフターケアなどの説明をします。カウンセリングは基本的に患者様と医師の2人だけで行いますが、ご希望があれば看護師や受付カウンセラー、患者様のご家族やご友人の同席も可能です。カウンセリング後、必要に応じて手術の予約をします(患者様によっては手術の必要がないと判断される方もいらっしゃいます)。
  3. 手術室で手術
    予約した日がきたら、手術をします。手順としては、デザイン→麻酔→手術の順に進んでいきます。まずはカウンセリング時に伺ったご希望をもとに、小陰唇をどのように切り取るかデザインペンなどを用いてデザインします。次に麻酔です。小陰唇縮小手術は基本的に局部麻酔で行います。切除する部分を中心に麻酔を注射しますが、極細の注射針を使用しているため、刺すときの痛みはあまり感じないでしょう。注入するときにも痛みを感じにくいよう、体液のPHに近いアルカリ性に調整した麻酔を使用しています。麻酔が充分に効いたら手術をします。余分な組織を切除し、止血、縫合をしたら完了です。

小陰唇縮小手術後の痛み・注意点

術後は歩いて帰宅が可能です。麻酔が効いているうちは痛みがありませんし、外から見てわかるような腫れなどもありません。麻酔の効果がなくなると多少痛みを感じることもあります。痛みが強いと感じたときは、クリニックからお渡しした痛み止めを飲んでください。シャワーや入浴は手術当日からOKですが、強い水圧でシャワーを当てたり、手でこすったりしないようにしましょう。

可能ならば抜糸を

術後は可能であれば、2週間が経過するタイミングで抜糸をすると、傷がきれいに治ります。
縫合は吸収糸(体の組織に吸収される糸)で行うので本来抜糸を行う必要はありませんが、抜糸しなかった場合、術後1~2週間後から糸が徐々にポロポロと取れはじめます。完全に糸が取れるまでには長ければ1~2ヶ月かかり、その間糸を放置しておくと、傷に糸の跡が残ったり、垢(あか)が付いて不潔になったりすることがあります。そのため、可能な場合は抜糸をおすすめしています。

セックスは4週間がまんして

術後4週間が経過したらセックスが可能です。優しい愛撫は3週間後から大丈夫とお伝えしていますが、できれば4週間たってからのほうが安心です。なお、手術部位の腫れが完全に引くまでには、個人差はありますが3~6ヶ月ほどかかります。

小陰唇縮小手術の気になる疑問

小陰唇縮小手術について、気になることをQ&A形式で紹介します。

Q1.小陰唇縮小手術を受けるのはどんな人が多いですか?

A1.一般の方が多いです。来院のきっかけとしては、セックスのパートナーに指摘されたからという方が多いです。ストリッパーや風俗嬢など、性器を他人に見せる機会の多い女性も多いです。

Q2.性器はいつ、誰に見られるのですか?

A2.性器を見るのは医師と看護師のみです。タイミングとしては最初に処置室で診察するとき、手術のとき、そして、抜糸に来院される方は抜糸のときです。

まとめ

  • 女性器のビラビラ(小陰唇)の大きさには個人差があり、中には平均より大きく、それが原因で日常生活に支障をきたす人もいる。
  • 小陰唇の大きさは遺伝が関係するといわれており、性経験の豊富さとは無関係。
  • 小陰唇の大きさが気になって仕方ないという場合、たくさんの女性器を見ている婦人科医や美容整形外科医の診断を受けてみるとよい。
  • どうしても気になる場合は美容整形で形を整えることができる。

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