基礎知識
初めての美容整形、準備するものは? 服装は? メイクはOK?

誰でも初めて何かをするときは緊張するし、気になるもの。それは美容整形を受ける場合でも同じです。どんな準備や注意が必要なのか、あらかじめ知っておけば、少しは緊張もほぐれるのではないでしょうか。そこで今回は美容整形ビギナーさんに向けて、初めて美容整形を受ける際に気になることや、押さえておいたほうがよいポイントをまとめました。

初めての美容整形、どんな準備が必要?

初めて美容整形のカウンセリングを受けるといっても、意気込む必要も特別なことをする必要もありません。肩の力を抜いて、自然体で大丈夫です。とはいえ、いわゆる病院の診察とはちょっと異なる部分もあります。最低限、以下のようなポイントを押さえておくとカウンセリングをスムーズに受けられると思います。

服装の準備

  • 来院時に服装を気にする必要があるのは、バスト(豊胸など)やおなか、太もも(脂肪吸引)、タトゥー除去といった、ボディの整形を希望する方のみです。二重や隆鼻など顔の整形をご希望の場合、特に服装を気にする必要はありません。
  • 整形希望の部位をすぐに出せる服装がよいでしょう。バストやおなかの整形を希望される方は上半身をめくりやすいトップスを着る、太ももやおしりの脂肪吸引を希望される方は、女性であればスカートを履くなどしておくとスムーズです。
  • オールインワンのように上下が一体になった服は、診察室で裸になってしまいかねないので避けたほうがベターです。

メイクの準備

  • メイクのことを気にする必要があるのは、目や鼻、あご、顔のエイジングケアなど、顔に関する整形を希望する方のみです。整形希望部位がボディの方は、特にメイクを気にする必要はありません。
  • 顔の整形を希望する場合でも、来院時はメイクをされていてもスッピンでもどちらでも構いません。ほとんどのクリニックで、クリニックに来てからメイクオフすることが可能なはずです。心配であれば予約の際に問い合わせてみましょう。(「自宅からクリニックまでスッピンで行くのが嫌だ」という理由でも構いません。)
  • 最終的にはスッピンの状態で診察をしますが、「普段のメイクの状態を見てほしい」ということで、最初だけメイクをしたままでの診察を希望される方もいらっしゃいます。特に、普段かなり派手なアイメイク(カラコン、つけまつげ、アイプチ、アイテープなども含む)をされる方の場合、そのほうがよいこともあります。
  • 診察はスッピンで受け、メイクをしている顔については写真を見せていただくだけでも大丈夫です。

カウンセリング前の予習

  • 当院やカウンセリングの予約をしたクリニックなど、美容整形外科のWebサイトをチェックし、自分が希望する施術についてできる限り予習していきましょう。 どんな施術があるのかまったくわからない状態でカウンセリングを受けると、すぐに決断ができずに二度手間になってしまうことがあります。
  • 予習しながら、自分のやりたいことや知りたいこと、質問などをメモし、カウンセリングのときに聞きましょう。
  • 予習をする場合、必ず当院(高須クリニック)のホームページなど、医療機関のサイトで情報収集をしてください。 医師でも専門家でもなく、美容整形にちょっと詳しいだけの素人が発信する情報を鵜呑みにしてはいけません。誤った情報が載っていることもあります。

押さえておくべきポイントとしてはこんなところですが、これらは必ずしも「絶対に守らなければダメ!」というものではありません。どうすればよいのか迷った時の参考としてご確認ください。
基本的に最低限の礼儀やマナーを守っておけば、医師にこびを売ったり、かしこまったりする必要はありません。緊張しすぎず、気になることがあれば適宜質問して、納得してから施術を受けていただきたいと思います。

病院選びも、大切な準備のひとつです

そもそも美容整形において、病院選びそのものが大切な準備のひとつだといえます。
世の中にはたくさんの美容整形クリニックがあります。その中でどの病院を選ぶかというのは、大切な選択です。

体験するからこそわかる、クリニックの雰囲気

そのためにはできれば、複数のクリニックのカウンセリングを受け、内容を比較してみてほしいと思います。
ホームページでは親切そうに見えたのに対応が素っ気なかったり、美容整形は儲けの世界ですから、余計な手術を勧められたりすることもあるでしょう。そうしたことは複数のクリニックでカウンセリングを受けて初めてわかるものでもあります。 多少面倒でも、納得して任せられるところを見つけるのは、美容整形を成功に導くための大切な準備です。

やさしい=良い医師とは限らない

また、カウンセリングで実際に医師と会うことで、医師個人の雰囲気や話の背景も分かります。ネットのクチコミなどに「態度が冷たかった」と書かれていても、それが単純にその医師が冷たい人だということを指し示すとは限りません。例えば、手術によって生じるリスクを説明する際、医師は基本的に真顔で患者さまの目を見て、はっきりとした口調で説明します。ニコニコしながらやさしく説明してもリスクの深刻さは伝わらないからです。 医師のこうした行動を「この先生はいいことばかり話さず、リスクについてもしっかり説明してくれた」と思う人もいれば、「冷たい印象だった」「愛想がなくて感じ悪かった」と思う人もいます。美容整形手術とはそもそも健康な体に侵襲を加えることにより美しく形を変えようとするハイリスク・ハイリターンの治療です。リスクをしっかりと伝えることは、医師として必要なことです。

あくまで判断すべきは「信頼できるかどうか」です。 セカンドオピニオン(=はじめの医師の診断の後に、別の医師にも意見を求めること)的に話を聞くのではなく、「この医師の説明は納得できるものだったか」「信頼できそうか」など、自分の感覚を信じて選んでいただくのがよいでしょう。

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