上まぶたのくぼみにヒアルロン酸を注射し、二重のラインをはっきりさせた症例写真

意外と気づかないうちに進行していることが多い上まぶたのくぼみの症例です。
骨萎縮、骨粗鬆症といわれるように、顔の骨も吸収されて弱くなっていきます。
その結果の一つとして、くぼみ目が現れます。
眼窩という眼球が入っている頭蓋骨のくぼみが、加齢によって骨が吸収されることでどんどん拡大してしまうためです。
なんとなく、疲れたような、余計老け顔に見えてしまいます。
上まぶたの薄い皮膚にも馴染みが良いヒアルロン酸で、くぼみを浅くしました。
くぼみが浅くなりました。
消えてしまっていたもともとの二重のラインが少し戻りました。
目を閉じた時は、デコボコもなく自然です。
くぼみが深いほど必要なヒアルロン酸の量も多くなりますが、くぼみを平らにすることだけを目的に一度にたくさんのヒアルロン酸を上まぶたに注入すると、目が重く開きにくく感じたり、上まぶたがポコポコ膨らむことがあります。
また目元は1日のうちにむくむ時間帯があったり、むくみが取れてスッキリする時間帯があったりと変化する部位なので、少し控えめに仕上げて、しばらく様子を見て、、、と数回に分けて治療することもあります。

目まわりがゲソっと痩せて疲れた印象、老けた感じに見えるのが気になると来院された患者さまです。
おでこ~こめかみの痩せ、上まぶたのくぼみと上下まぶたの軽度のたるみ、クマがみられました。
目の周りの治療には、手術以外の方法でレーザーや糸系の治療などもありますが、上まぶたのくぼみが1番気になり、ヒアルロン酸注射での治療を行うこととなりました。
正面、斜めから上まぶたのくぼみが解消して皮膚にハリがでました。
（目の下のクマの部分にも少しヒアルロン酸を注入し、クマを目立ちにくくしました。）
自然な感じで目元の印象が変わりました。

痩せているために目がくぼみやすかった方です。夕方になって疲れてくるとさらに目が落ちくぼんでやつれたようになり、10歳以上老けて見られるのが悩みでした。
まぶたの上のくぼんでいる部分に、ヒアルロン酸1本を左右に半分ずつ（各0.5cc）注入。もっとふくらませることもできますが、自然な仕上がりを考えました。
くぼんでいたことであいまいになっていた二重のラインがハッキリし、目もと全体にハリがでて華やかになりました。

30代女性の患者様で、目の上が窪んでいるのを気にされていました。
目の上が窪んでいると、老けて見られたり、やつれて見られたりするし、元々二重の人は二重のラインがはっきりしなくなることが多いです。
この方は、右よりも左のほうが窪みが強かったため、ヒアルロン酸1本（1cc）を右に0.4cc、左に0.6cc注入しました。
注射後は窪みが適度に浅くなり、二重のラインがはっきりしました。
また、左右差もほとんどなくなりました。
もっと窪みを浅くしたい場合はヒアルロン酸をもう1本注射しますが、たくさん注射し過ぎてしまうと、まぶたが重くなったり、二重の幅が狭くなったりするので、最初はやや控えめに注射するほうが良いです。

年齢とともに目が落ちくぼみ、くぼみによる陰も目立って、とてもやつれた感じを与えていました。
ヒアルロン酸1本を左右に半分ずつ（各0.5cc）注入して適度なふくらみを。くぼみがなくなったことで、きれいな二重が復活しました。また、陰がなくなったことで、目もとの表情がとてもやわらかくイキイキと感じられるようになりました。

目の下がくぼんで陰になっているタイプのクマ。くぼみを無くすために、ヒアルロン酸を注入しました。
脂肪でふくらんでいる人は、取る。くぼんでいる人は、加える。できるだけ皮膚を平らにすれば、陰にならないのでクマもできにくくなります。クマのタイプに合わせて、最適な治療を行っていきます。

20代女性の患者様で、目の下のクマを気にされていました。
診察させていただいたところ、目の下の脂肪が膨らんでおり、クマが目立っていました。
また、脂肪の膨らみの下は窪んで陰になっており、余計にクマが強調されていました。
このようなクマには、通常、下まぶたの裏側の粘膜から余分な脂肪を除去し（経結膜脂肪切除）、1ヶ月くらいおいてから、下まぶたの窪みにヒアルロン酸を注入するのが最も効果的です。
余分に膨らんでいるところは膨らみを取って平らにし、窪んでいるところはボリュームを入れて平らにするのが、最も全体的に平らに近づくからです。
私が患者に、まずは脂肪の膨らみを取り、1ヶ月程度おいてからヒアルロン酸を注射することをご提案したところ、「まずはヒアルロン酸注射だけでやってみたい」とおっしゃったので、ヒアルロン酸注射をすることになりました。
目の下専用の軟らかくて綺麗に馴染むタイプの長期持続型ヒアルロン酸を1本（1cc）を0.5ccずつ目の下の窪んでいる部位に注入しました。
注入後は、目の下の脂肪の膨らみは多少見えるものの、窪みが埋まって目立たなくなったことにより、脂肪の膨らみも目立たなくなり、全体的に目の下のくまが改善しました。
この場合、後日、目の下の脂肪を除去し、更にクマを改善させることも可能です（ヒアルロン酸注射後1週間も経てば可能であることが多いです）。

目の下のたるみとゴルゴ線との段差を、ヒアルロン酸注射とベビーコラーゲン注射の併用で無くしていく治療を行いました。
目の下のたるみがキレイになりました。

こけている頬をふっくらさせたいというご希望で、頬と法令線にヒアルロン酸を8本注入。ヒアルロン酸のみずみずしさも加わり、肌のきめも細やかになりました。また注入後のAfter写真からもわかるようにエイジングケア効果も出ているとおもいます。