二重まぶた埋没法一針固定キャプチャ(写真)解説

新しく作る二重のラインのデザインをします。

まぶたに重瞼棒を当てて二重のラインを作り、患者様に鏡で確認していただきます。
その際、患者様が、担当医に、「自分の目に合った自然な二重を作ってください」という要望の場合は、特別患者様は何も注意することなく、担当医に全て任せてデザインしてもらい、ラインを確認するだけでよいので、非常に簡単なのですが、患者様が二重の幅や形を決めて、担当医に要望する場合は、絶対に守っていただかないといけない注意事項があります。
それは、

  • ・眉毛を挙げないようにし、普段の眉の高さで確認する。
  • ・普段の目力で鏡を見る。決して普段以上に目力を入れたり目力を抜いてはいけない。
  • ・鏡を自分の顔の真正面に構えて確認する。決して鏡を自分の顔の下や上に構えて確認してはいけない。
  • ・背筋を伸ばし、自分の顔がきっちり90度直立した状態で、鏡を顔の真正面に構えて確認する。猫背になったり、顎を引いたり、顎を上げたりして鏡を見てはいけない。

ということです。
以上の注意事項を完璧に守っていただかないと、手術後、完全に腫れが引いて完成したとき、「思ってたより幅が広すぎる」「思ってたより幅が狭すぎる」といったトラブルになってしまいます。
患者様が担当医に、「自分の目に合った自然な二重にしてください」というご要望をした場合は、そのようなトラブルになることはありません。

デザインした状態です。

黒の油性デザインペンで、新しく作る二重のラインに沿って、点線でデザインしています。

表側の皮膚に局所麻酔注射をします。

なるべく血管を避け、糸を通す範囲に麻酔を注入します。
予め、麻酔クリームを塗ってあるので、注射針を刺す痛みはわずかです。

11番の尖刃メスで針穴を開けます。

針穴を開ける際は血管を避けるように開けます。
もし、血管に当たってしまうと、出血し、内出血が出てしまい、手術後の腫れが長引いてしまいます。
また、糸の結び目がくる外側(目尻側)の針穴は、真皮全層を切開して、皮下脂肪の層まで開けて作ることが重要です。
そうすることにより、結び目になる2本の糸が同じ針穴をスムーズに通り、糸を結んだ後、糸玉がスムーズに奥の方へ引っ込んでくれるからです。
もし、針穴を上手に作っておらず、真皮を針で貫通するようにして糸を通していたりした場合、糸を結んだ後、糸玉が綺麗に沈まず、手術後に目を閉じた状態で、糸玉が透けて見えたりしてしまいます。
他院で埋没法をして、目を閉じた状態で糸玉が透けて見えたり、飛び出している人をよく見かけますが、ほとんどの原因は、この操作が上手くできていないことによります。

まぶたを裏返し、角膜保護板を入れます。

角膜保護板は、裏側から針を通す際、眼球を傷つけないように保護するための板です。
見た目、痛そうに感じるかもしれませんが、予め麻酔の点眼(目薬)をしているので、実際には痛みは全くありません。

まぶたの裏側に局所麻酔注射をします。

ここの注射も、内出血を避けるため、血管を避けて注射することが重要です。
これも痛そうに見えますが、予め麻酔の点眼をしているので、それほど痛くありません。
こんな写真を出すと、これを見た人は怖がってしまい、手術したくなくなってしまうかもしれないので、本当は出したくないのですが、全てをお見せしないと意味がないので、お見せします。
本当に想像するほど痛くないのでご安心ください。

デザインをガーゼなどで軽く擦って消します。

しっかりデザインのマーキングを消しておかないと、針穴にマーキングの色素が入って沈着し、入れ墨のように残ってしまうことがあります。

ここから手術スタートです。

右目で解説します。
角膜保護板を入れ、最初は裏側の外側(目尻側)から針を通します。
表側の針穴と同じ位置の裏側の粘膜から、瞼板を貫通させて、表側の皮膚の針穴に針が出るように通します。
麻酔が完全に効いているので、痛みは全くありません。

針を貫通させました。

このとき、針がきちんと作った針穴を通ように貫かなければなりません。
針が作った針穴をちゃんと通らず、真皮を貫いて針穴から出た場合は、後で糸を結んだでも、糸玉が綺麗に奥に沈まず、目を閉じた状態で糸玉がボコッと浮き出る原因になります。

針穴を綺麗に通り、針を抜きました。

もう一方の針を(糸針は両端針になっており、糸の両端に針が付いています)裏側で横に通します。

表側の皮膚の内側(目頭側)の針穴と同じ位置で針を抜きます。

裏側から内側(目頭側)の針穴に向けて、針を貫通させます。

内側(目頭側)の針穴から針を出し、抜きます。

今度は、まぶたの裏側から貫通させた針を、まぶたの表面に通します。

目頭側から出した針を目尻側に通します。

何ヵ所か(1~3ヵ所程度)浅い層を掬いながら針を通します。

この操作を行うことにより、手術後に埋没糸が沈みにくくなり、より強固に固定することができます。
点と点の間を無数の点で固定する感覚です。

外側(目尻側)の針穴から針が出て、糸がループ状に通りました。

この針穴から針を出すときも、最初に作成した針穴からスムーズに出すことが重要で、決して真皮を針で貫いて通してはいけません。
糸玉が深く沈まず、目を閉じた状態で、糸玉がボコッと透けて見える原因になってしまいます。

糸を結びます。

糸は5回手で結びます。
結ぶときは、間にブジーを挟んで結びます。
ブジーを挟む理由は、糸を結ぶときに、組織を巻き込まないようにするためです。
糸を結ぶ強さは、強すぎず弱すぎずです。
弱すぎると、腫れは少ないですが、表面の皮膚がその下の組織としっかりと固定されず、浅い二重や弱い二重になってしまったり、すぐに糸が緩んで元に戻ってしまったりします。
逆に強すぎると、瞼板の形の変形が強くなるため、まぶたの裏側が変形し、目の異物感がいつまでも長く残ることがあります。

糸玉のすぐ上で糸を切ります。

5回結んであるので、仮に1つや2つ結び目がほどけても、強固に留まっています。

細部セッシで糸玉を沈めます。

針穴を通した2本の糸が、ちゃんと綺麗に針穴を通っていれば、スムーズに奥のほうに糸玉が入っていきます。
糸がちゃんと綺麗に針穴を通っていない場合は、どれだけ頑張っても糸玉は沈まないので、その場で糸を取り、やり直すべきです。

手術終了です。

手術直後は、目を閉じた状態で、針穴の部分が少し窪んでいますが、これは数日程度で平らになるので心配ありません。

手術直後の目を開けた状態です。

腫れているため、予定の二重の幅より広くなっています。

今回解説した施術の動画一覧

  • カウンセリング①
    二重まぶた埋没法手術前デザイン解説動画

  • カウンセリング②
    二重まぶた埋没法手術直前のデザイン解説

  • 施術
    閲覧注意!血を見るのが苦手な人は絶対に観ないでください!二重まぶた埋没法手術中動画

  • 術後①
    二重まぶた埋没法手術直後の腫れている状態の経過動画映像

  • 術後②
    二重まぶた埋没法で自然な末広型二重へ 術後1ヶ月の腫れ、ダウンタイム経過

  • 二重まぶた・埋没法の施術の詳細

二重まぶた埋没法で自然な末広型二重を作った症例写真

ビフォー・アフター
Before After(目を開けた状態)
 
  After(目を閉じた状態)
(3ヶ月後)
Before After(3ヶ月後)
高須幹弥医師からのコメント

30代女性の患者様で、二重まぶた手術希望で来院されました。
診察させていただいたところ、右目はほぼ一重まぶたで、左目は幅広い位置にうっすら二重の線があるのですが、ラインが浅く、はっきりしていない状態でした。
また、まぶたの皮膚が厚く、脂肪もたくさんついていました。
二重まぶた全切開法をして、まぶたの脂肪を取り、永久的に元に戻らない二重を作ることをおすすめしましたが、まずは埋没法をやって様子をみたいというご要望だったので、二重まぶた埋没法をすることになりました。
「整形っぽくなく、自然で似合っている二重がいい」というご希望だったので、目を開けた状態で少し二重の幅が見える末広型の二重をデザインして作りました。
この方のように、そこそこ蒙古襞が張っていて、まぶたの脂肪が多く、まぶたの皮膚が厚い人が埋没法をする場合、無理して幅広い二重を作ったり、蒙古襞を乗り越えて平行型二重を作ると、埋没した糸が緩んで、二重の幅が狭くなったり、元に戻りやすし、まぶたの厚みが強調されて不自然な二重になりやすいです。
この方のようなまぶたの人が、自然で戻りにくい二重を埋没法で作る場合は、幅が広くない末広型二重を作るのが無難です。

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