ほくろを除去するなら美容クリニックへ!ほくろの種類や除去方法、注意点を解説

ほくろを除去するなら美容クリニックへ!ほくろの種類や除去方法、注意点を解説

2023.09.12

読了目安:この記事は約 11 分で読むことができます。

顔や身体のほくろをコンプレックスに感じているなら、美容クリニックで除去するのがおすすめです。美容クリニックで適切な施術を受ければ、傷跡も目立ちにくく、きれいな仕上がりを期待できます。

ただし、ほくろ除去にはいくつかの施術方法があるため、特徴や費用を理解しておくことが大切です。今回は、ほくろの種類やほくろを美容クリニックで除去するメリット、具体的な施術方法、除去する際の注意点などを解説します。

ほくろを美容クリニックで除去するメリット

ほくろは、自分で除去しようとすると、皮膚が壊死するなどの危険をともないます。美容クリニックで除去するメリットは、そのような心配がなく、安心して任せられる点です。

ほくろは除去すると、表情が明るくなったり、肌がきれいに見えたりするメリットがあります。特に、鼻の周りや口の周りなどのほくろは目立つため、除去することで気持ちもスッキリするでしょう。

また、ほくろの形状や大きさ、位置によっては、服が擦れる際に痛みを感じる人もいます。ほくろを除去すれば、こうした日常生活におけるちょっとした不快感を解消できるので、気になる方は美容クリニックで相談してみましょう。

ほくろができる原因・ほくろの種類

「ほくろ」は、医学的に「単純黒子(たんじゅんこくし)」または「色素性母斑(しきそせいぼはん)」と呼ばれ、先天性のものと後天性のものがあります。

ほくろが発生する原因は、メラノサイト(色素細胞)が変化した「母斑細胞」が、皮膚の一部分に集中するためです。その要因として、紫外線ダメージや肌への刺激、過度なストレスなどが挙げられます。

ほくろは、母斑細胞がどの場所に集中しているかによって、「境界母斑」「複合母斑」「真皮内母斑」の3つに分類されます。以下で、それぞれの種類の特徴を見てみましょう。

境界母斑

皮膚は、外側から順に「表皮→真皮→皮下組織」の3層で構成されています。

境界母斑とは、母斑細胞が皮膚の表皮と真皮の接合部分にできるほくろのことです。多くのケースでは、後述する「複合母斑」の初期段階と考えられます。

境界母斑は見た目が小さく薄いため、目立たないことがほとんどでしょう。

真皮内母斑

真皮内母斑は、母斑組織が皮膚の真皮内にできたほくろです。成人のほくろは、真皮内母斑が多い傾向にあります。

見た目は黒く、半球状に盛り上がっています。時間の経過によって、境界母斑や複合母斑が真皮内母斑に変化することもあるでしょう。

複合母斑

境界母斑と真皮内母斑の混合型のほくろを、複合母斑といいます。具体的には、表皮と真皮の接合部分に加え、真皮内にも母斑細胞が存在している状態です。子どものほくろは、複合母斑が多いでしょう。

複合母斑の特徴は、見た目が境界母斑よりもやや濃く黒い点です。

ほくろが悪性の場合もある

ほくろには、悪性のものと良性のものがあります。悪性の可能性が高いほくろの特徴は、次のとおりです。

  • いびつな形をしている
  • 周りの皮膚に黒い色素が染み出している
  • 濃淡が混じった色をしている
  • 出血しながら大きくなっている
  • 急激に大きくなっている       など

とはいえ、自分で良性か悪性かを見分けるのは難しく、誤った判断をしてしまうかもしれません。そのため、ほくろを除去する場合は、医師の診察を受けてからにすることが大切です。

なお、ほくろはがん化するケースもあり、皮膚がんの恐れもあります。気になるほくろがあれば、早めに診察を受ける・除去するとよいでしょう。

ほくろは早めの除去がおすすめ

先述のとおり、皮膚がんのリスクを軽減する観点から、気になるほくろは早めに除去するのがおすすめです。

加えて、顔や背中などの刺激を受けやすい位置にあるほくろは、大きくなったり盛り上がったりしやすい傾向があります。ほくろが大きくなるほど、除去による跡が残りやすくなるという理由からも、ほくろは小さいうちに除去するとよいでしょう。

ほくろの除去方法と症例写真

高須クリニックで採用しているほくろの除去方法は、「CO2レーザー炭酸ガスレーザー」と「切除縫縮手術」の2つです。どちらの方法を選ぶべきかは、ほくろの場所や大きさ、形などによって異なります。どちらの方法でも問題ないほくろの場合は、患者様の希望を優先します。

以下でそれぞれの施術の特徴を見てみましょう。

CO2レーザー炭酸ガスレーザー

CO2レーザー炭酸ガスレーザーは、患部にレーザーを照射して、ほくろを削っていく施術方法です。

一般的に、顔(おでこを除く)の小さなほくろは、CO2レーザー炭酸ガスレーザーで除去します。 CO2レーザー炭酸ガスレーザーは、メスを使いたくない方にもおすすめです。

以下は、CO2レーザー炭酸ガスレーザー(1回)によりほくろを除去した症例写真です。施術から6ヵ月経過した右側の写真では、瘢痕や赤みが目立たなくなっていることがわかります。

(施術前)

(施術後)

CO2レーザー炭酸ガスレーザー

ほくろ直径1mm未満 ¥2,200~¥5,500(税込)
ほくろ1mm×1mm ¥5,500(税込)
ほくろ2mm×2mm ¥11,000(税込)
ほくろ5mm×5mm ¥44,000(税込)
イボ直径1mm未満 ¥2,200~¥5,500(税込)
イボ直径1mm以上2mm未満 ¥5,500~¥11,000(税込)
あざ(レーザー)1cm×1cm ¥11,000(税込)

【全院】

切除縫縮手術

切除縫縮手術は、患部をメスで切除し、細い糸で縫い合わせる施術方法です。施術から1週間後頃に抜糸をします。

顔のほくろはCO2レーザー炭酸ガスレーザーが適しているケースが多いものの、おでこの場合は皮膚のシワに沿って切開することで、CO2レーザー炭酸ガスレーザーよりも傷跡が目立ちにくくなることが多いです。

また、身体のほくろや5mm以上のほくろは、一般的にはこの切除縫縮手術がおすすめです。ただし、どのようなケースでも、症例ごとに適した施術を検討するので、ご安心ください。

ほくろ除去施術の流れ

ここでは、ほくろ除去に興味がある方へ向けて、高須クリニックでの施術の流れを紹介します。

CO2レーザー炭酸ガスレーザー

CO2レーザー炭酸ガスレーザーは、次の流れで施術を行います。

  1. カウンセリング
  2. 麻酔クリームの塗布
  3. 施術
  4. アフターケア

切除縫縮手術

切除縫縮手術は、次の流れで施術を行います。

  1. カウンセリング
  2. 麻酔クリームの塗布
  3. 局所麻酔
  4. 手術
  5. 抜糸
  6. アフターケア

高須クリニックのほくろ除去へのこだわり

高須クリニックのほくろ除去は、CO2レーザー炭酸ガスレーザーと切除縫縮手術の2種類の選択肢があることが強みです。医師の診察や患者様の希望などにより、適切な方法でほくろを除去できます。

また、施術においては、先進の機器や質の良い注射針のみを使用します。腫れを引かせる漢方薬や、内出血を引かせる塗り薬も常備しているため、安心してお任せください。

ほくろ除去の注意事項

ほくろを除去した場所が紫外線により色素沈着を起こすと、しみになってしまいます。ほくろ除去の施術を受けたあとは、少なくとも半年間程度(赤みが引いていないときは赤みが引くまで)は紫外線対策を厳重にすることが大切です。加えて、切除縫縮手術を受けた場合は、傷の部分に3ヵ月程度テーピングをして過ごすと、経過が良くなるでしょう。

また、ほくろ除去の施術では、傷跡が肥厚性瘢痕やケロイドになるリスクがあります。顔の場合はあまり心配ありませんが、身体のほくろを除去する場合、体質によってはそのリスクが高まる傾向があります。ケロイド体質の方が身体のほくろを除去するなら、CO2レーザー炭酸ガスレーザーよりも傷跡の面積が少ない切除縫縮手術をおすすめすることがあります。

なお、CO2レーザー炭酸ガスレーザーの施術では必要最小限の細胞を削るため、まれにほくろの細胞が残り再発することがあります。再発しないように正常な皮膚を取りすぎると大きな傷跡が残ってしまうため、再発の可能性についてはあらかじめご理解ください。万が一ほくろが再発してしまった場合でも、施術から1年以内なら診察料のみで再治療が可能です。

ほくろを除去して自信あふれる笑顔になろう

気になるほくろがある方は、早めに除去してはいかがでしょうか。高須クリニックのほくろ除去は、CO2レーザー炭酸ガスレーザーと切除縫縮手術の2種類の施術方法があり、適切な施術方法をご提案いたします。どちらの施術でも問題ない場合は、患者様ご自身で選択も可能です。ほくろがコンプレックスの方は、ほくろを取り除くことで、毎日を明るい笑顔で過ごせるようになるでしょう。

今回紹介した内容を含め、ほくろ除去の施術については以下の動画でも解説していますので、併せて参考にしてください。 

また、カウンセリングをご希望の方は、以下からご予約ください。

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監修医師:高須幹弥医師 アメブロ/ Instagram/ Youtube

美肌治療、切らない整形、目、鼻の手術、エイジングケア手術、豊胸手術、脂肪吸引、エラ、顎、頬骨切り/削りなどオールマイティーに美容外科治療を担当させて頂いております。
私のモットーとしては、じっくりと時間をかけたカウンセリングをし、患者様に十分納得していただいた上、治療をさせて頂き、治療をした後もその患者様と一生お付き合いさせていただく気持ちでおります。

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