


教えて、幹弥先生!
動画で解説 二重まぶた切開法で失敗しやすい人とは?
二重まぶた切開法で失敗しやすタイプの人はいますか?
20代女性ブログ読者様からの質問に高須幹弥がお答えします。
目次
はじめに
いつもブログや動画をご覧いただきありがとうございます。
今回は、二重切開をご検討中の読者様から、手術で失敗しやすいタイプについてのご質問をいただきました。
上手な医師に任せることの大切さ
まず、大前提として、希望通りの二重になるかどうかは、腕の良い医師に任せるということが非常に重要です。技術のない医師に手術を依頼すると、傷跡が汚くなったり、左右差が生じたりと、様々な問題が起こり得ます。
その上で、私のカウンセリングや施術を受けられる方で、特に自然な仕上がりになりにくい、あるいは希望通りになりにくいケースについてお話します。
自然な二重になりにくいタイプ

デザインを医師に任せていただけない方
自然な二重を作る上で最も重要なことの一つが、デザインです。
ご自身の希望を強くお持ちで、医師にデザインを任せていただけない方ほど、不自然な仕上がりになりやすい傾向があります。
どんな方でも、その方の目に最も適した自然な二重ラインは一つだけ存在します。
一般的には、目を閉じた状態でまぶたの皮膚から7ミリ程度の位置に、まぶたの皺に沿って二重のラインを作ると、目が綺麗に開き、黒目が大きく見える美しいバランスになります。
もちろん、目の開ける力が弱い方などは、7ミリよりも狭いラインが適している場合もあります。しかし、基本的にこの7ミリよりも幅広にすると、不自然さが際立ってきます。
私が手術を行う場合は、デザインを全てお任せいただければ、その方の目の形や状態に合わせた最も自然なラインで二重を作成しますので、必ず自然な仕上がりになります。
手術自体も丁寧に、変な手技は行いませんのでご安心ください。
一方、ご自身でデザインを強く希望され、私が提案するラインよりも狭い二重にする場合は、不自然になることはありません。しかし、提案したラインよりも幅広にすると、二重ラインの下の皮膚がぷっくりと膨らんだり、その皮膚がまぶたに被さって眠そうな印象になったり、食い込みが強すぎる二重になったり、目を閉じても傷跡が目立ちやすくなったりといった問題が起こりやすくなります。
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Before
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After(6ヶ月後)
二重まぶた・全切開法・ミニ切開法(部分切開)
二重まぶた・全切開法・ミニ切開法(部分切開)料金
片目¥148,500(税込) / 両目¥275,000(税込) / 高須幹弥医師の場合 片目¥192,500(税込) / 高須幹弥医師の場合 両目¥385,000(税込)【全院】脂肪切除をする場合や埋没法の糸を抜去する場合の費用も含まれております。似合わない二重の形を希望される方
末広型の二重が似合う目の方もいらっしゃいます。
蒙古襞が張っている場合、自然な7ミリ程度の二重ラインを作ると、二重のラインが蒙古襞の内側に入り込み、末広型の二重になります。
これがその方にとって最も自然な形なのですが、無理に平行型の二重にしようとすると、蒙古襞を乗り越えて幅広の二重を作る必要があり、先ほど申し上げたような不自然さが生じてしまいます。
他人の目を理想とする方
雑誌の切り抜きや芸能人の写真などを持参され、「このような目になりたい」と希望される方も少なくありません。しかし、他人の目はあくまで他人の目であり、ご自身の顔立ちとは骨格、皮膚の厚み、目の開きなどが異なります。
ご自身の目の状態と似ていて、二重のラインだけが異なるという稀なケースを除き、全く同じ目を手術で作ろうとすると、不自然になるのが一般的です。
憧れの顔は、ご自身とかけ離れた特徴を持っていることが多いため、写真通りに手術を行うと、ほとんどの場合不自然な仕上がりになってしまいます。
幅広の二重を強く希望される方
「アイラインを引いても二重だと分かるように、幅のある二重にしたい」というご要望もよくあります。しかし、このようなご希望通りの手術を行うと、多くの方が不自然な印象になります。
アイラインを引いても二重だと分かるほどの幅広の二重が似合う方は、日本人全体で見てもごく一部です。
まぶたの皮膚が薄く、目の開きが綺麗で、蒙古襞の張りが少ないといった特徴を持つ方に限られます。日本人に多い、まぶたが厚く蒙古襞が張っているタイプの方が無理に幅広の二重を作ると、不自然になるのは避けられません。
同様に、「幅広平行型の二重にしてください」というご希望も、典型的な厚いまぶたと蒙古襞を持つ方の場合、7割から8割は不自然な仕上がりになります。このようなタイプの方には、狭い末広型や奥二重など、目尻側だけに二重の幅が見える程度の控えめな二重の方が自然に仕上がります。
まぶたの皺に沿わない二重ラインを希望される方
目を閉じた状態では、まぶたには平行に何本かの皺があります。自然な二重ラインは、これらの皺に沿って作られます。皺の流れに逆らうような二重ラインを希望された場合も、不自然な仕上がりになります。例えば、自然なラインで作ると狭い末広型になるのが最も適しているのに、「端から端まで同じ幅の平行型二重にしてください」といったご要望をされると、皺の流れに無理に逆らって二重を作る必要があるため、途中で折れたような不自然な二重になってしまいます。
二重の幅をミリ単位で細かく指定し、その通りに手術をさせようとする場合も、自然な仕上がりは期待できません。
手術を成功させるために

手術中は、力を抜いてリラックスすることが非常に重要です。
まぶたに力が入っていたり、震えていたりすると、正確なデザインや手術が難しくなります。
また、目を閉じた状態でまばたきをするように目を動かしたりすると、微妙な左右差が生じる可能性があります。
1ミリや2ミリ程度のわずかな動きでも、二重のラインや食い込みに影響が出ることがありますので、手術中はできる限りリラックスし、まぶたを動かさないように心がけてください。
まとめ
自然な二重を手に入れるためには、ご自身の目の形や状態を理解し、医師としっかりとコミュニケーションを取り、信頼してお任せいただくことが大切です。
無理な希望は、不自然な仕上がりを招く可能性があります。
今回の内容を参考に、カウンセリングを受けられる際には、ご自身の希望だけでなく、医師からの提案にも耳を傾けていただければと思います。
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