教えて、幹弥先生!
美容整形に来る人は「患者」ですか?「お客」ですか? 高須クリニック高須幹弥が動画で解説
いつも幹弥先生のブログやYouTube動画を見て、いろいろ勉強させていただいています。先生はいつも、ブログに美容整形に来る人のことを「患者さん」と言っています。他のクリニックのホームページやブログを見ると御客様と呼んでいるとこころもあります。美容整形に来る人は、「患者」と「お客」、どっちが正しいんですか?30代女性ブログ読者様からの質問に高須幹弥がお答えします。
- 美容整形に来る人は「患者」ですか?「お客」ですか?
-
A-はい。では幹弥先生、本日もよろしくお願いいたします。
幹弥先生はい、お願いします。
A-はい。本日は、30代女性ブログ読者さまからのご質問です。
幹弥先生はい。
A-いつも幹弥先生のブログやYouTube動画を見て、いろいろ勉強させていただいています。
幹弥先生はい。
A-先生に質問があります。
幹弥先生はい。
A-先生はいつも、ブログに美容整形に来る人のことを「患者さん」と言っていますよね。でも、よそのクリニックのホームページやブログを見ると、『患者さん』じゃなくて『お客さま』と言っている所もあります。美容整形に来る人は、患者とお客どっちが正しいんですか。ずっと気になっていたので教えていただきたいです。よろしくお願いいたします。
幹弥先生はい、分かりました。
A-はい。
幹弥先生お客さまか、患者さまかですよね。
A-はい。
幹弥先生どっちが正しいっていうのはないですね。
A-うんうん。
幹弥先生高須クリニックに関しては、昔から「患者さん」とか「患者さま」って言ってますね。みんな、スタッフさんとかでもそうでしょ。「お客さま」って言わないでしょ。「患者さま」って言うでしょ。
A-うんうん。
幹弥先生ずっと40年近くそうやって言ってきてますね。
A-はい。
幹弥先生特別そうしろっていう指示があったわけじゃないんだけど、ずっとそうしてますよね。やっぱり医者と患者の関係って大事だから、僕は「患者さま」とか「患者さん」って言うのが正しいと思ってますね。
A-うんうん。
幹弥先生基本的に患者と客の違いって、患者は患う者って書くから何か病気を持ってる人は基本的に患者さんですよね。
A-はい。
幹弥先生だから、普通の病院に行く人って患者さんなんですよ。例えばアトピー性皮膚炎で皮膚科に通ってる人は患者さんだし、あと、がんができてがんの手術とか治療に病院に通ってる人とか、入院してる人はもちろん患者さんだし、あるいは心臓が悪くて狭心症や心筋梗塞で手術を受けに行ったりとか、内科的治療をしてる人も、もちろん病気を患ってるから患者さんですよね。
A-はい。
幹弥先生で、お客さんていうのは病気を患ってなくて、何か物を買いに行く人とかサービスを受けに行く人がお客さんですよね。
A-はい。
幹弥先生レストランに行ってご飯食べる人もお客さんだし、エステとかサロンとか美容室行く人も患者さんだし、コンビニ行く人もお菓子買う人もみんな患者さんですよね。
A-患者さんじゃない。
幹弥先生あ、ごめん。お客さんですよね。失礼しました。お客さんですよね。
A-はい。
幹弥先生それは患者さんではなくてお客さんですわ、当然。
A-はい。
幹弥先生じゃあ、美容整形はどっちかっていうと、例えば高須クリニックに来る人でも純粋に美容整形に来る人もいれば、本当に病気を患って来る人もいますよね。まあ、うちは保険診療はやっていないけれど、普通に傷跡修正とか、顔面神経まひとか口唇裂とか、病気を患ってる人の治療だって自費診療でやってますもんね。あるいは眼瞼下垂でも病的な眼瞼下垂じゃなくて、本当に黒目の半分以上隠れちゃって、目が開かなくて生活に不自由してる人なんかは、やっぱり患者さんで絶対間違いないし、逆さまつげで目にまつげが当たって痛い人、それももちろん病気の一つだから患者さんでは間違いないですよね。
A-はい。
幹弥先生それ以外の普通に低い鼻を高くしたいとか、あと一重まぶたを二重にしたいとか、目を大きくしたいとか、バストを大きくしたいとかっていう純粋な美容整形の人も、やっぱり僕、患者さんって言うべきだと思うんですよね。何も病気も持ってないし、自分の欲望のため、ぜいたくのために治療を受けるんだからお客じゃないのかっていう意見もあるけど、そういう人たちでもやっぱり悩んでるんですよね。で、カウンセリングしてると心が病んでる人が多いですね。
A-はい。
幹弥先生一見、見た目が明るそうに見えても、しっかり話すとすごく真剣に悩んでてコンプレックスを感じてて、心が病んでしまってる人がほとんどなんで、医者が患者さんを治してあげるわけだから、やっぱり僕はここは患者さんて言うべきだと思います。何となく、お客さんとかお客さまって呼びたくないっていうのもありますね。
A-はい。
幹弥先生お客さんてなると、やっぱり商売をしてるとか、営業をかけるっていうのが前面に出てきやすくなっちゃうんですよね。
A-はい。
幹弥先生例えば宝石を買いに宝石ショップに行くときなんかは、お客さんだから「お客さまいかがですか、この宝石。こちらのほうお似合いですよ。わあ、素晴らしい。ぜひどうですか」って営業をかけるじゃないですか。
A-はい。
幹弥先生でも、美容整形とか医療に関して、あんまり営業かけるのってよろしくないじゃないですか。あんまり営業かけると必要のない手術まで勧めたりとかするし、やっぱり医療行為である以上はリスクもあるわけだから、無理して必要のない治療とか勧めるのもよくないから。お客さんてなると営業をかけるとか、そういう何となく雰囲気になるのであんまりお客さんて呼ぶの好きじゃないですよね。
A-うんうん。
幹弥先生でも、お客さまって呼んでるクリニック確かにありますね。
A-はい。
幹弥先生患者さんとか患者さまって呼ばなくて、お客さまって呼んでるそういう方針のクリニックよくあるわけなんだけど、それはそれで悪くはないとは思うんですけど、何でそういうクリニックお客さまって呼ぶかっていうと、患者さんとか患者さまって言うと、やっぱりちょっと医者が横柄に感じたりっていうのあるんじゃない? 普通の病気を治す病院て、患者さんが病気で困ってて、先生治してください。ああ、分かりました。じゃあ、やりましょうって感じで医者と患者の立場が、医者のほうがちょっと上に感じる人っているじゃないですか。それはもう医者とか病院によるんだけれど、特に最近はだいぶ変わってきたけど、昔なんかは「お医者さまは神様だ」って言われてた時代もあって、医者の言うことは絶対だとか、ちょっと医者が横柄で威張ってた時代もあるわけであって、そういうふうにならないように、お客さまだから丁重におもてなしして、最高のサービスをしましょうっていう意味でお客さまって呼んでるとは思うんだけれど。
A-うんうん。
幹弥先生だから、それが悪いわけではないんだけど、高須クリニックに関しては患者さんとか、患者さまって呼んでますね。それがいいと思ってるからですよ。
A-うんうん。
幹弥先生かといって横柄にならないようにしてます。もちろん、ちゃんと丁重にしゃべりますし手術も丁寧にして、しっかりケアしてくっていう方針でやってますけどね。
A-はい。
幹弥先生まあ、そんなところです。
A-はい。
幹弥先生はい。
A-では、やはり医師が医療行為をする場所なので、患者さまのほうがしっくりくるような気がしますね。
幹弥先生そうだよね。いまさらお客さまって呼ぶのは抵抗あるよね。
A-はい。
幹弥先生何か商売っ気を感じない?
A-うん。そうですね。
幹弥先生それも取り方もあるけど、かといってお客さんって呼んでるクリニックが全部悪いってわけじゃないですけど、うちはうちの方針で患者さんて呼んでますということです。
A-はい、分かりました。では幹弥先生、本日もありがとうございました。
幹弥先生ありがとうございました。
この動画を見た方は、以下の動画も見ています
動画カテゴリーから探す
二重まぶた・目もと
顔
- 鼻
- あご・輪郭・小顔
- 口もと・くちびる・耳
- エイジングケア
ボディ
- 豊胸・バスト・乳首
- 脂肪吸引・痩身・部分痩せ
- 医療レーザー脱毛
- へそ形成
その他
- 婦人科・女性器
- 傷跡修正
- 男性器(包茎、長茎など)
- 入れ墨除去
- その他診療
※施術方法や施術の流れに関しましては、各院・各医師により異なります。予めご了承ください。
※ホームページ上で掲載されている価格は税込表示となっております。
※当院で行う治療行為は保険診療適応外の自由診療になります。
※インバウンドの方の施術料金は通常料金とは異なります。詳しくはお問い合わせ下さい。
当サイトは高須クリニック在籍医師の監修のもとで掲載しております。